釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月9日 浅場から攻める

2019年03月09日 | 日記


朝間詰め、浅場のポイントに入った頃には、北東の風が吹いていた。

「其処まで強い感じはしないですね。白波は有りますね」

自分たちの予想よりも早く吹き始めた風に、気を付けながら釣りを開始する。

狙いは、50メートルよりも浅いところ。



一投目から、何かがバイトしてくる。

「乗らないな…」

潮は、ゆっくりと下りながら沖に払い出している。

潮自体は、上っている気もする。

しかし、潮の動きが良くない分、風に押されている感じが強い。

塩田さんに、アタリ。



竿先が、バタバタと激しく暴れる。

「イトヨリかチダイみたいですね」



予想通り、チダイが上がってきた。


風が北から北東に、そして真東へと回り始めている。

海底付近のベイト反応が、浮き始めている。

ジギングにアタリが来た。





スロージギングにガンゾウヒラメがヒット。

続けてヒットしてきたのは、ホウボウ。



「何でも、ヒットしてくれば楽しいです」と、塩田さん。


魚探にベイト柱が出始めた。

その事を伝えようとしたときに「何か来た」と、塩田さん。



「エソかな…。余り引かないな…」

小さい何かと思っていたが、船の側に来て、急に走り出した。

「おお、いきなり走り出した」

その姿を確認する。

「ヨコワですよ」



3キロクラスのヨコワが、上がってきた。

針掛かりも、ガッチリと掛かっていた。

「この時期に、これが来るのはビックリですね」

嬉しい驚きだ。


良いベイト柱が出ている。

直ぐに、仕掛けを入れていく。



「来た!」

これまでとは明らかに、アタリが違う。

一気に10メートルくらい走られる。

「これは良い」

と、楽しみながら巻き上げるが…「あっ!」

2度目の突っ込みで針が外れた。

「あっ!」と言う声を発して、竿先から生体反応が消えた。


気分を変えようと、ポイントを移動する。

ポイントに入ると、直ぐに海底から少し浮き上がったベイト反応が出てきた。

「良い感じの反応がありますよ」

仕掛けを入れて、暫くするとアタリが来た。



「今日は、スロージギングの日ですね」

魚とのやり取りを楽しむ。

姿を見せたのは、ニベだった。



ここから、仕掛けを入れる度に、ニベがヒットしてくる。

型は、1キロクラスの小型が多い。

「このベイトには、ニベが付いて居るみたいですね」

針掛かりが上手く行かなくても、ジグを追い掛けてくる。

3~4匹続けて釣り上げたところで、ポイントを移動する。




しかし、風が真東から東南東に、さして南東の風に変わってきた。

沖合の深場のポイントは、諦める。

「もっと、浅場に行ってみましょうか」

30メートル前後の浅場に、移動する。

まずまずのベイト反応がある。

南東の風が、強くなり始めた。

船の周囲では、白波も立ち始めている。

「来た。何か来ました」



塩田さんの鯛ラバに、何かがヒット。

最初の走りは、凄い勢いだった。

慌てずに、ゆっくりとラインを巻き上げていく。

「重いだけで、叩きませんね。サメか…」



姿を見せたのは、1メートルを超すサメだった。

タモ入れ直前に走った勢いで、針が外れた。


仕掛けを切られることもなく、放流。

南東の風が、益々強くなってきた。

このサメを最後に、納竿とした。



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