釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月7日 我が子と遊ぶ

2017年05月08日 | 日記
私の親戚の細田信司(信司)さんと息子の理仁君、同乗の吉田さんを乗せ、連休最後の海に出る。

昨日までは、時化た状態が続いていた。

「波がないと良いね」

「理仁は船酔いしないから、助かる」

「信司、どっちに行きたい。理仁君が釣りが出来るところが良いよね」

「水島方面に、出来れば行きたいですね」

「了解」

船首を南に向けて、沖に出る。

心配した様な波は無く、潮もゆっくりとした上り潮が流れている。

「これなら、理仁君も釣りが楽に出来るよ」

直ぐに、吉田さんにアタリが来た。



良型の真鰺だった。

「エソかと思ったので、何も言いませんでした」と笑顔。

良い出足に、期待が膨らむ。

理仁君にもアタリが来た。



横で信司がお手伝い。

流石お父さん、我が息子の手助け最優先。



良型のウッカリカサゴが上がってきた。

「お母さんが喜ぶね」と、親子で笑顔。

又しても、吉田さんにアタリが来た。



「鰺だと思います」



上がってきたのは、35センチ超の良型鰺。

「活き餌にするには、勿体ないですね」と、笑顔。

「私には、まだアタリがない」

信司が、少々焦り気味。

しかし、その信司に強いアタリが来た。



竿先が、ゆっくりと舞い込んでいく。

「乗れ!乗れ!来たー!」

小気味よい引き味が、こちらにも伝わってくる。

上がってきたのは、キロ超の白甘鯛。



「良い型だね。親子で釣果有りだね」

「美味しい魚で、妻も喜びます」と、妻思いの優しい笑顔。

同じポイントを3流ししたところで「ポイントを変えようか」と、南に走る。

「凄いベイトが出ているよ」

「少し深いけど、潮が緩いから底は取れると思うよ」

理仁君に直ぐにアタリが来た。



一生懸命にリールを巻く。

その姿は、正に釣り師の姿だ。

しかし、上がってきたのは丸々と太ったエソ。

ちょっぴり残念。

信司に鯖子が来た。

その鯖子を餌に、吉田さんと二人落とし込み釣りを試してみた。

「何か来た」

信司が直ぐに合わせたが、鯖子が何かに噛まれて上がって来た。

「合わせが早かった。残念」

すると吉田さんに強烈なアタリが来た。

「おおっ、止まらない。止まらない」



船首に立って、走る獲物を追いかける。

「ラインが無くなる」

獲物の走りが早くて、300メートルのラインが、もうすぐ無くなるところまで来ている。

船で追いかけて、ラインを回収する。

「あと、50メートル」

「あと、10メートル」

「見えた…なんだこれ?」



上がってきたのは、目算で20キロ近く有りそうな尾長鮫。

「はー、青物と思ってたのに…」

口惜しい気持ちで前進の力が抜ける。

針のチモトを切って、そのまま海に帰す。

気持ちを切り替える為、ポイントを変える。





信司にイトヨリ鯛、吉田さんに真鰺が来たが、チョット元気が出ない。

「さっきの鮫が堪えましたね…」

「今日は帰りますか。又、次に頑張りましょう」

午前中の親子釣りは、笑顔とハプニングの楽しさと、口惜しさの時間だった。

「しゃー無い。次、次頑張ります」

と、吉田さんも信司親子も笑顔で帰港した。




親子での釣り、夕間詰め。

港に帰ってくると、牛衛さん親子が待っていた。

牛衛さん、慎之介くん、こまちちゃんを乗せて、クルージング兼釣りに出発。

大島の内場を回って、水島に向かう。

途中、牛衛さんがお二人の子供さん達に色々とガイドをされている。

「油津のこの岸壁で釣りしたね」

「大島だよ。あっちが大堂津の海水浴場だよ」

慎之介君もこまちちゃんも、お父さんのガイドが楽しそうだ。

水島を回って、最初の釣り場に入る。



慎之介君も、こまちちゃんも、初の船釣り。

「竿が重いよ」

こまちちゃんの竿に何かがヒットした様だ。



上がってきたのは、ウッカリカサゴ。

「良型のカサゴだね。今夜、お父さんが料理してあげるね」

牛衛さんも、愛娘こまちちゃんの釣果に嬉しそうだ。

慎之介君も頑張っているが、なかなかアタリが来ない。

「後、5分で帰ろうか」

牛衛さんの言葉が伝わったのか、こまちちゃんにアタリが来た。



「ちーちゃん、頑張れ。凄いね」

牛衛さんも自分の釣りは、そっちのけで嬉しそうな笑顔だ。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「よく頑張ったね」

お父さんに誉めて貰って、こまちちゃんも嬉しそう。

この釣果を最後に、港に帰ってきた。

「又行こうか」と、牛衛さん。

ニコッと、笑顔の慎之介君と、こまちちゃん。

「親子での釣りは楽しくて良いですね」

と、私もちょっぴり羨ましい。

午前と午後、二組の親子の釣りとミニクルージングの楽しい釣り日和だった。

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