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デモは世論を形づくるひとつの方法。

2020年06月21日 23時50分26秒 | 政治
この記事、もう何度かいろんなところで書いていることをもう一度書きます。


「政治に言いたいことがあるなら投票で示すべき」
とデモを否定する声がありますが…、


そもそも、義務教育でちゃんと学校に通っていたら「三権分立」という言葉を聞いたことがあるはずです。
確か、中学3年か小学校6年で習っているはずです。

三権分立 - 衆議院

この「三権分立」図で、投票すなわち選挙は国会に対して国民が行使できる権利です。
一方、国民が内閣に対してできるのが「世論」を形づくることです。
そして、デモはその世論を形づくるための表現手段のひとつです。
それも、民主主義を成立させるために昔から行われてきている方法です。
したがって、デモを否定するのは間違っています。




ちなみに、
この世の中で、世論を形づくる上で、もっとも影響を与えるのが報道機関です。
特に、日本の場合、テレビが大きな影響を与え続けてきました。
しかし、ここ20年ほどで、インターネットとSNSなどの発達によって、世論に影響を与えるものが増えました。
また最近、デモが行われることが増えたのは、様々な原因がありますが、インターネットとSNSなどの発達とテレビなどの報道機関が必ずしも正しいこと、本当のことを伝えていないことが広く知れ渡った結果のように感じます。




最後に、先日たまたま見た動画を貼っておきます。
かなり以前、報道番組「ニュースステーション」でキャスターをしていた久米宏さんが、番組の最終回で述べていた言葉にグッときました。


「原則としてスポンサーがないと番組が成立しないんです。
そういう意味では民間放送というのはかなり脆弱で弱くて危険なものなんですけど、」
中略
「日本の民間放送、民放は戦争を知りません。
国民を戦争にむかってミスリードしたという過去が民間放送にはありません。
これからもそういうことがないことを祈っております。」

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都知事選、山本太郎氏立候補に思ったこと。

2020年06月20日 21時39分30秒 | 政治
世の中、バランス感覚は大切だと思っています。


特に政治の世界ではそれが必要な場面が多々あるように思いますし、
いざ、選挙ということになると、候補者は自身の理念や政策、その実現のために当選するために、
どのような戦略を立てるのか?
その感覚は常に重要となります。


今回、来る7月5日投票の都知事選に正式に山本太郎さんが立候補され、野党統一候補が実現せず、様々な反応がみられました。
僕は現在大阪在住で都知事選に投票権はなく「関係ない」と言えばそうなのですが、東京には過去に住んでいたこともあり想い入れは深い地域ですので、僭越ながらその反応の一つとして、こちらに書き記しておきたいと思います。


まずは、僕もこの結果には残念と思いました。
前の記事でも書きましたが、今回の都知事選はのちの国政にも新型コロナ対策を含めて影響を及ぼす部分が多いと感じています。そういう意味で野党統一候補が実現しなかったのはやはり残念。


山本太郎さんは、いつも理念はものすごく良いと思いますが、政治家としては自分の政策を実現するための方法論やしたたかさなどは、まだ身につけておられないように思います。


今回の件で特にそう思いました。


宇都宮健児さんとは、社会的弱者に寄り添っているのは同じで、おそらく考え方や方法論が違うのでしょうが、目指す方向が同じ、もしくは似通っているのなら、ここは年長者であり、これまで何度も都知事選にチャレンジしている意志を尊重し、立候補は宇都宮さんに譲り、真面目であるがゆえに主張する時に少しパンチの足りない宇都宮さんより前に出てもいいから宇都宮さんの応援をできなかったか、と思います。数々のしがらみを越えてきた山本さんならそれができたようにも思います。
しかし最終的に、自身の思いを法律を知り弱者救済の経験の豊かな宇都宮さんに託せなかったのでしょう。
実現していたら、今回の都知事選、最強のタッグチームだったと思います。小池百合子知事の強烈な脅威になったでしょう。
そして、小池知事が落選し宇都宮さんが知事になったのなら、とりあえず今よりはマシになると、そういう考え方をできなかったのか、より高確率にそのようになる戦略をとれなかったのか。


とにかく、今のこの状態にニンマリしているのが小池知事なのは確かでしょう。


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コロナ禍での東京都知事選へ。

2020年06月14日 23時57分44秒 | ニュース
「東京アラート」解除後も広がる感染同じ店のほぼ全員が無症状

11日に「東京アラート」を解除して、本日、47人の新規感染者が出た東京。

来月の都知事選を見据えた「東京アラート」解除だった意向も見え隠れする中、本日47人の新規感染者が出たことについては、積極的に検査をした結果だったとか。
また、小池知事の「自粛から自衛へ」との旨の発言も出たらしく、一部では都が福祉を放棄したとの発言もツイッターなどでチラホラ見られます。


実際、感染者が出たホストクラブを集団検査し、18人の感染を確認。
「自粛から自衛へ」発言も、自粛はもちろん、当然のことながら自衛もすでに皆さんもそうですが、予防のために自衛もしているわけで、今さら感がないわけでもない。


このようなの国や地方自治体のこれまでの行政の展開をうけて、6月1日の投稿で、「感染拡大対策を完全にやらなかったツケがいつかやってくるような気がしてます。 」と書きました。

しかし、このような行政の展開である以上、今後は「感染拡大予防」と「(生活のための)経済活動」を個人レベルでも行政レベルでも慎重にバランスをとってやらなければならない状況です。


どちらにしても、わざわざ言われなくても、個人レベルでは、しっかりとした「感染拡大予防」を行いつつ、日々の「(生活のための)仕事」を続け、バランスを保ち、
同時に、行政の「感染拡大予防」施策と「(生活のための)経済活動(の保持)」施策のバランスを監視していかなければならないと思います。


そして、新規感染者も含めて、今後どのような結果になるか?
さらに、その結果に対して、小池知事がどのような発言をするのか?
まずは、東京都知事選まで、その選挙結果も含めて、注視していきたいと思っています。
それが、今後の政府の動きを予測できるものになるのではないか?とも思っています。


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給付金、224円。

2020年06月07日 23時54分35秒 | 毎月勤労統計調査の不正などについて
コロナ禍で、
特別定額給付金や持続化給付金などの話題が続く中、
昨年の初めごろに世間を騒がせていた、
毎月勤労統計調査の不正に伴う雇用保険の追加給付が、
不祥事が明らかになってからほぼ一年たって、
アベノマスクが我が家に届いたのと同じ6月1日に、
やっと振り込まれました。


その額、タイトルにもしたように、


224円。




この金額の計算が正しいのか?すら、
もうややこしくて、しかもこの状況下でフォローする気力もありませんが、
間違っていても数百円か数十円なので、どうでもよくなってしまっています。
むしろ、このコロナ禍で、どさくさに紛れた感は否めません。


しかし、有権者として今の政権下で起こった不祥事のひとつとして覚えておかなくてはいけません。


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「声が届かないと思うのはもうやめて、選挙に行くのです。」

2020年06月03日 00時32分32秒 | 政治
死亡黒人男性の弟“平和的な抗議デモを”

アメリカで、黒人男性が白人警官に首をひざで押さえつけられ死亡した 事件を発端に全米で起こっている抗議デモ。
亡くなった、ジョージ・フロイドさんの弟、テレンス・フロイドさんが事件現場を訪れスピーチされた。

AFPの記事↓にある動画はさらに詳しい。

おっしゃるとおりです。
確かに、コロナ禍でも人種の分断があり、そしてこの事件。「またか。」と思いました。しかし、この混乱に乗じて、暴徒化し破壊行為や略奪を繰り返すのは間違っているし、逆効果です。
そして、テレンスさんはさらに続けます。
「声が届かないと思うのはもうやめて、選挙に行くのです。
大統領選挙、予備選挙、あらゆる選挙で投票するのです。
自分で調べて、自分で学ぶ。他人の意見に頼ってはダメです。
自分で調べて、誰に投票しているのか知らないといけない。」

非常に大切なことだと思います。
そして、同じことは日本でも言えます。
今、政治家が悪いことをしてもうやむやになってしまうのは、「時間がたてば、(国民は)すぐに忘れる。」というふうに、権力が民をなめている状態ができてしまっているからです。
その状態を生み出しているのは、長らく選挙で投票率が低い状態が続いているのも一因です。
この状態がこれからも続くと(また脅すようですが)日本でもアメリカのように死ななくていい人が死ぬかもしれません。権力が民に無謀な圧力をかけてくるかもしれません。
それからでは、遅いのです。
選挙へ行き、自分で考え選んだ人に投票するのです。

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緊急事態宣言が解除されたとはいうものの。

2020年06月01日 00時03分13秒 | 政治
先週、全国で緊急事態宣言が解除されました。
そして、今日から6月。
あらためて学校が今日から始まるところもあるようです。
これまでのことに様々な感想をそれぞれ持たれると思います。


個人的には、やはり経済活動を止めるにはこのように限界があるのだから、止めることができる時にきっちりと止めて感染拡大対策を完全にやらなければならなかったのではないか?と思います。


「これで、何とかなった」とは思っていません。
確かに、新規感染者数も減ってきていますが、気温が上がり暖かくなって、ウィルスそのものの感染力が弱くなっていることによる新規感染者数の低下があると思います。
もし、それを安倍総理のように「これまでの皆さんの努力」と100%はき違えているのであれば、秋以降大変な目に遭う可能性があります。


結局、国の中途半端な新型コロナウィルス感染対策に右往左往し、これで良かったのかわからないまま、第2波がいつになるのか?警戒している。
簡単に言えば、世の中そんな状態でしょうか。


東京と北九州では第2波が始まったのではないか?と言われています。


僕は、何となくですが感染拡大対策を完全にやらなかったツケがいつかやってくるような気がしてます。
いつそのツケがやってくるのか。
第2波が第1波より大きな事態になるのか。
経済に何か大きな懸念が生まれ、大きな損害になるのか。
それはわかりません。


ただ、ここに来てハッキリとしているのは、以前にも書きましたが、このままズルズルダラダラ、玉虫色の状態を引きずったまま、日本はいつまでも怠惰な時間を過ごす可能性がさらに高くなったことでしょう。


参考リンク。--------

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