柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

ブナの森へ 8

2013年07月11日 | 旅行など
 ブナの原生林を堪能しながら小雨となった「けもの歩道」を進みました。
突然、一本の巨木が待ちかまえていました。全体を、幹の部分を、後ろからも丁寧に撮りました。
頭を下げて「おじゃましていました。よろしくお願いします」、そんな気持ちとなりました。






 やがて雨も本降りとなってきていました。
目の前が開けました。目的ポイントの「温身池(ぬくみいけ)」でした。

 池の中のわき水で潤っているそうですが、水量がとても少ない状態でした。もともととても小さな池なのです。
でも、なぜか癒されます。岩石の「心の字」のせいでしょうか、いやそれだけではない雰囲気があります。
「温身の池(ぬくみのいけ)」とは、よくぞ名付けたものですね。




 一種の脱力感のようなものを感じながら、カメラをザックに入れ、ポンチョを出して羽織りました。
ほんのちょっと歩くと、玉川の支流「梅花皮沢(その先は石転び沢)」沿いの道です。

 後は帰るのみ、ぐったりしながら歩いていると、先を歩いていた仲間が奇声をあげました。
何事でしょうか。

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2 コメント

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毎回癒されます。 (JA6RIL)
2013-07-11 10:52:11
いよいよ大詰めでしょうか?
ブナの木、そのものが九州でもほんの一部の高地では見られるらしいですが、実際に見た事がありません。北国ではごく普通の林でしょうが素晴らしいですね~
九州の暑さは (Q太郎)
2013-07-11 13:52:43
「RIL」さん、こちら新潟はとても蒸し暑いのですが九州はいかがでしょうか。
おそらく、昔は「ブナの木」は役にも立たずなどと薪炭原料としての働きくらいだったのかもしれません。
そう言う意味では、人の生活に関わってきた樹木ではあるようです。
しかし、ブナ林の持つ保水力と水源のかん養に貴重な存在であることが認識されて、いまでは大切にされています。
この辺(北国)では、ポピュラーな存在ですね。

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