itchy1976の日記

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鎌田浩毅『地学のツボ―地球と宇宙の不思議をさぐる』

2013年04月05日 23時57分49秒 | 書評(新書)
地学のツボ―地球と宇宙の不思議をさぐる (ちくまプリマー新書)
鎌田 浩毅
筑摩書房


今回は、鎌田浩毅『地学のツボ―地球と宇宙の不思議をさぐる』を紹介します。子供向けの新書から発行されていますが、地学(地球科学中心)について書かれた新書です。すべて読み通しましたが、完全に理解できたかどうかはわからないです。完全に理解することはできませんでしたが、地学関連の書籍についてさらに読み進めてみようとは思いました。その中でさらに地学の知識をつけることができたらいいかなと思っています。

あとがきに書かれてあるように、高校生の地学の履修者が少ないです。理系の人たちになると物理と化学が一般的で、医学部の人たちはそれらに加えて生物を履修するという形になります。地学の履修者の多くは文系でセンター試験のために履修する人です。

<目次>
第1章 地球は生きている―地震と火山
・地震はどうやって起きる?
・東海・東南海・南海ー巨大地震の三連動
・火山噴火は予知できる!
第2章 地面は動く!地学におけるコペルニクス的転換
・プレートの誕生と消滅
・地球内部を考える新しいモデループレート・テクトニクス説
・火山列島の折れ曲がりとプレート運動
第3章 地球の歴史
・固体としての地球(太古代:40億ー25億年前)
・地球環境の基盤が出来上がった(原生代:25億ー5.4億年前)
第4章 地球変動による生物の大絶滅と進化
・カンブリア紀の大爆発
・古生代末の生物大絶滅
・中生代末の恐竜の絶滅
第5章 大気と海洋の大循環
・大気と気象の形成
・海洋の大循環と海流
・異常気象とエルニーニョ現象
第6章 地球の外はどうなっているか―太陽系と地球
・太陽系の惑星
・太陽系の形成
・地球の誕生
第7章 進化し続ける宇宙への探求
・星の誕生と進化
・銀河の動きと膨張する宇宙
・宇宙の始まりとビックバン・モデル



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