キケン | |
有川 浩 | |
新潮社 |
今回は、有川浩『キケン』を紹介します。成南電気工科大学機械制御部の略称「キケン」の黄金期の話という事ですね。女性が想像する文化系部活の男臭い部分を表現されている感じですね。男しかいない文化系部活を若干美化しすぎるところがあるけど、各々のキャラが立っていたと思う。部長の上野のぶっ飛んでいる姿と副部長の大神の裏方力はキャラが立っているね。私は常識者の元山が一番いいかもね。彼は3章・4章の文化祭のラーメン作りの中心的な人物なんだよな。
第2話で無理やり恋愛物を入れなくてもいいだろうという感じがしたけどね。もっとキケンの人たちのぶっ飛びエピソードを一つ入れたほうがいいような気がしたけどね。
第1話 部長・上野直也という男
第2話 副部長・大神宏明の悲劇
第3話 三倍にしろ!-前編-
第4話 三倍にしろ!-後編-
第5話 勝たんまでも負けん!
最終話 落ち着け。俺たちは今
またよろしくです♪
有川さんが女性だということを知って驚き!
人気作家さんですが、有川作品には多分二度と手を出さないでしょう、というのが私の正直な感想です。
今後ともよろしくお願いします。
有川浩という筆名なので、初めて知ったときは男かなと思いましたが、女性でしたね。よく間違えられるんでしょうね。
>有川作品には多分二度と手を出さないでしょう
→ベタ甘のラブストーリー仕立てが苦手なのでしょうか。
今後ともよろしくお願いします。