メンションするのが遅れてしまいましたが、今年は4月4日がイースターでした。
毎年、日が異なるので、日本ではなじみの薄い祝日ですが、わたしはアイルランドの祭日のなかで、いちばん好きかもしれません。
キリスト復活の日とされていますが、春の祭りの要素が大きく、自然界に密接な点が面白い。
祝日が、満月に左右されるところも興味深いです。
あれ?前に書きましたっけ。書いてたら、許してね。わたしは信心深くないけれど、月の力だけは、ちょっと信じています。
満月の夜は、動物たちが異様に興奮するでしょう?
ずっと以前、マークの実家に”通って”きていた猫を世話してたときがあるのだけど、きまって満月の次の朝、珍しく家のなかまで入ってきて、そっと「贈り物」を置いていくの。
たいていはネズミで、たまに鳥のこともあったな。
ふだんは、とても大人しい猫なのに、満月の夜は血が騒ぐらしく、庭で獲物をしとめてたようです。確かに月明かりはとても明るく、小動物がもそもそと動く様が、家のなかからでもよく見えましたっけ。
たぶん、世話になっているお礼の気持ちなんだろうなと察したのですが、ちょっと勘弁って思った。
気の毒なことに、実家に泊まりにきていたマークの姪っ子が、朝起きて、ベッドから降りようとした瞬間に、足元に横たわっていたハトを踏んで、大きな叫び声が家を揺るがしたことがありました。
以来、満月の日は家中の窓を締め切り、猫ちゃんはその日だけお出入り禁止にしてました。
アイルランドの満月は、高い建物が少ないせいか、地平線からのぼってきてすぐのを見られるからかしら、なんだか、ものすごく大きくて、いつも見ほれてしまいます。
パワーをいただけそうで、満月を見たら、つい願いごとしちゃうの。
何度か、力をいただきました。
星は、それぞれが影響しあっているのだし、それなりに力があって当然と思うのよ。
さて、アイルランドのこの冬は寒さがきびしく、今もまだ雪がふったりしているそう。
マークが電話でレポートしてくれるには「カラを散歩してたんだけど、子羊はまだすごくちっちゃいよ」
イースターが早めに来る年は、ただでさえラムの発育が心配されるのに、今年は極寒の追い討ち。きっとラム肉、高いんだろうなぁ。
たまたま4日の夕食に、わたしは東京でラムを料理していました。
イースターだということをすっかり忘れていたのですが、調理している最中に思い出しました。
フードマイレージを気にしているので、お取り寄せは極力ひかえているのですが、つい頼んでしまったのがオーストラリア産のラム(あ、オーストラリアから直接取り寄せたわけではないですけど)。
これがすごくおいしかった。今まで東京で食べたラムのなかで、今のところ一等賞だな。
臭みがまったくなくて、甘みもまずまず。塩コショウで焼いただけで何もいりません。一応用意したのは、バルサミコ酢とショウユ、ゆずごしょうをまぜあわせたソースですが、これも合いました。
ラムを食べると、幸せな気分になれるんですよね、なぜだか。
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マークがつくってくれたラムチョップのトマトソース添え。ダリーナ・アレンのレシピ集で見つけ、もうすっかり彼のお得意料理のひとつになっています。 |
キリスト復活の日とされていますが、春の祭りの要素が大きく、自然界に密接な点が面白い。
祝日が、満月に左右されるところも興味深いです。
あれ?前に書きましたっけ。書いてたら、許してね。わたしは信心深くないけれど、月の力だけは、ちょっと信じています。
満月の夜は、動物たちが異様に興奮するでしょう?
ずっと以前、マークの実家に”通って”きていた猫を世話してたときがあるのだけど、きまって満月の次の朝、珍しく家のなかまで入ってきて、そっと「贈り物」を置いていくの。
たいていはネズミで、たまに鳥のこともあったな。
ふだんは、とても大人しい猫なのに、満月の夜は血が騒ぐらしく、庭で獲物をしとめてたようです。確かに月明かりはとても明るく、小動物がもそもそと動く様が、家のなかからでもよく見えましたっけ。
たぶん、世話になっているお礼の気持ちなんだろうなと察したのですが、ちょっと勘弁って思った。
気の毒なことに、実家に泊まりにきていたマークの姪っ子が、朝起きて、ベッドから降りようとした瞬間に、足元に横たわっていたハトを踏んで、大きな叫び声が家を揺るがしたことがありました。
以来、満月の日は家中の窓を締め切り、猫ちゃんはその日だけお出入り禁止にしてました。
アイルランドの満月は、高い建物が少ないせいか、地平線からのぼってきてすぐのを見られるからかしら、なんだか、ものすごく大きくて、いつも見ほれてしまいます。
パワーをいただけそうで、満月を見たら、つい願いごとしちゃうの。
何度か、力をいただきました。
星は、それぞれが影響しあっているのだし、それなりに力があって当然と思うのよ。
さて、アイルランドのこの冬は寒さがきびしく、今もまだ雪がふったりしているそう。
マークが電話でレポートしてくれるには「カラを散歩してたんだけど、子羊はまだすごくちっちゃいよ」
イースターが早めに来る年は、ただでさえラムの発育が心配されるのに、今年は極寒の追い討ち。きっとラム肉、高いんだろうなぁ。
たまたま4日の夕食に、わたしは東京でラムを料理していました。
イースターだということをすっかり忘れていたのですが、調理している最中に思い出しました。
フードマイレージを気にしているので、お取り寄せは極力ひかえているのですが、つい頼んでしまったのがオーストラリア産のラム(あ、オーストラリアから直接取り寄せたわけではないですけど)。
これがすごくおいしかった。今まで東京で食べたラムのなかで、今のところ一等賞だな。
臭みがまったくなくて、甘みもまずまず。塩コショウで焼いただけで何もいりません。一応用意したのは、バルサミコ酢とショウユ、ゆずごしょうをまぜあわせたソースですが、これも合いました。
ラムを食べると、幸せな気分になれるんですよね、なぜだか。
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The photo of plate with Lamb was really nice, and also the cat'story:)
About 14 yrs ago we ve met you at yr kitchen club of Devon&Oat's at Matue-City in Jp...time flies.
Warm rgds,
起きがけに踏んだらちょっと嫌かも、と思います。