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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「@続・陶芸教室」

2018-08-20 21:59:17 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 偶然見つけた陶芸教室は、クラフト盛んなカウンティ・キルケニーのトーマスタウンという町、というよりヴィレッジにあるクラフトスクールで、本来はプロの職人を養成するための学校なのですが、夏だけビギナーでも参加できるレッスンを行っていると知り、トライしてみることに。

学校のあるトマスタウンの駅。電車が来るのはどっちのホームかな、と思ったら単線でした。駅舎はあるけど誰もいなかった・笑
 クラフトスクールの存在は以前から知っていたのですが、ビギナーにも門戸を開くときがあるのを知らなかったのです。

 古い製粉所を再生させた学校は、建物そのものが魅力的。
 床がみしみしするし、階段はせまくてこわかったけど、広々したスペースで作業できるのは幸せなことです。
 製粉所ですから裏手は川で、土手では馬が草を食んでいるし、そういう自然の中でものを作れるのも素晴らしい。

 わたしの参加した教室は3日間、朝10時から夕方4時まで、たっぷり作品づくりができました。途中のティータイムとランチは、快晴続きの最中だったので、クラスメートたちと庭で。鳥たちが、すぐ近くまで遊びに来たり、建物の上のほうに、絶滅危機のミツバチが巣を作ってたり、自然が満載。

 窯がいくつかあるのですが「変わった形だけど、これは?」と先生に聞いたら、ピザ窯でした・爆笑
 バーベキュー用のグリルもあって、ときどきそんな余興もするんでしょうね。いいな〜
 
 ちょうどその時期、卒業を控えた学生たちが、作品展のための制作の追い込みで作業を続けていて、彼らの姿がまた、いい刺激をくれました。

 彼らの作品はもうすでにプロの域。陶芸専攻の学生は年に12人と少数先鋭制。大半は彫刻を専攻していたとか、何らかの形で粘土に関わっていた人が多いらしく、学ぶスピードが早いし、意識が高い。すでに展示が始まっていたので、彼らの作品を見て感じたこと。

 でもね、校内で見かける学生たちは、ヒッピーな様相で、笑顔がかわいく、どこかぜんぜん別世界に浮遊しているような印象で、それがまた好感度大・笑。  

 そして、ついに。先生から作品が焼きあがったとお知らせが。
 キルケニーアーツフェスティバルが開催される週で、学校でもイベントがあり、その期間ならいつでもピックアップできるという親切な計らい。

 ひとりでは運べないほど、あれこれ作っちゃったのでマークを動員。
 さて、焼き上がりはいかに?

 学校のあるトーマスタウンには、もうひとつ、ぜひ行ってみたかった理由がありました。その話も含めて、続編を夏が終わらないうちに書きますね!


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