忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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まさかの続編、納得のクオリティアップ「インテリジェント・ライセンス2」

2006年09月26日 | 作品紹介(ゲーム)


■PSP:「インテリジェント・ライセンス2」


まさか、である。

PSPソフトの中でもかなりマイナーな部類に属すると思われた
「インテリジェント・ライセンス」に続編が登場することとなった。
2005年に発売された前作は、日本でこそ2万本程度の
地味な結果に終わっているが、北米やヨーロッパでは
かなりヒットしたらしく、今回の続編登場となったようだ。

ゲーム内容は思考型のパズルゲームで、
「3D化された倉庫番」or「3D化されたバベルの塔」と言えば
パズル好きにはお分かりいただけるのではないかと思う。
「マジカルパズル・ポピルズ」にも・・・と、前作発売時にも同じことを書いたな。
前作のウリのひとつであった、
クリアまでのステップ数(歩く、持ち上げる、等の動作の数)で
PQ(実用的知能指数)が測定出来るシステムは今作にも引き継がれている。
収録問題数は、前作の100問から大幅に増加し260問。
さらにネットワーク配信で約5000問が配信予定。
(前作で配信された問題数も含めての5000問らしい)
5問クリアしただけで簡単にPQを測定出来る「クイックPQ測定」を始め、
「100問テスト」「週刊テスト」「PQ診断」などモードも豊富だ。
「エディットモード」では、プレーヤーの作成した問題を
公式サイト上にアップし、世界に向けて配信することも可能。
メーカーから配信される公式の追加マップと
ユーザーが作成したマップを合わせれば、
ボリュームは軽く数年分はあるものと思われる。

(個人的にはまだあと一歩ではあるが)
イライラの元凶であった操作性の悪さが随分と改善され、
パズルに没頭出来るようになったのは最大の収穫。
これでようやく「意外と遊べるパズルゲーム」としてお勧め可能となった。

価格をあと1000円ほど下げて欲しかったが、
それよりも気になるのが、やはりこのタイトルとグラフィックである。
私は決して嫌いではないし、
中身は全く違う物だと分かってもいるのだが
ライトユーザーには「IQ」のパクりにしか見えない気がする。
IQに似たPQという単語・・・
無機質な空間に人のシルエット・・・
積み上げられたブロック・・・
やはり「IQ」の亜流にしか見えない。
海外では好評だったのかも知れないが、日本でもそこそこ売りたいのなら
グラフィックを大幅にリニューアルするのも手だったと思う。
タイトルも、もう少し何とか欲しかった。
何とかとは言っても「タマラン」にしろという意味ではない。
そんなことされてはこっちがタマ、止めた。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:インテリジェント・ライセンス2
  メーカー:ナウプロダクション
   発売日:2006年11月30日
    価格:5040円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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