忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「脳を鍛える大人のDSトレーニング」その1

2005年04月27日 | 作品紹介(ゲーム)


任天堂
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング


本屋でもおもちゃ屋でも、今や百花繚乱の様相を呈してきている
「頭の良くなるおもちゃ」(とまとめていいのか悩むが)であるが、
ゲーム機においては「□いアタマを○くするシリーズ」など
いくつかのリリース例があるものの、
「ヒット」と呼べるほどまでには達していない。
これは、ゲーム機を使って遊ぶということが、
本やおもちゃを使って遊ぶことと比べてメリットが少ない反面、
価格面においてはむしろデメリットの方が多いなどの原因から
「別にゲーム機でやらなくても」という感想に行き着いていたように思う。

しかし、来月発売される「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
ゲーム機でなければ、それもニンテンドーDSでなければ味わえない
楽しさに満ちた知的玩具である。
価格も税込み2800円と思い切った値段設定にしてきた。

本作の最大の特徴は、
紙媒体で遊ぶよりも遥かにメリットが多く、
デメリットもほとんど見つからないという
理想的なゲーム化に成功している点であろう。
似たような成功例が「マリオのピクロス」だ。
それまで鉛筆片手に遊んでいた「ピクロス」が
ゲームボーイで発売された時、
 ○塗り潰す必要がなく
 ○間違えても消しゴム要らずで簡単修正
 ○時間制導入によるゲーム性のアップ
 ○紙媒体を超える問題数
など、あまりにも上手いゲーム化にすっぽりハマってしまい、
目がチカチカするまでプレイしたことを思い出す。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
「ピクロス」よりさらに広範囲に訴求する、
まさに「ゆりかごから墓場まで」のソフトになっている。

システムを簡単に説明しておこう。
単純な計算を次々にこなす「計算20」
有名小説などを音読する「名作音読」
画面に表示された数字の位置を記憶する「瞬間記憶」
「計算20」と同じタイプの出題を音声で答える「音声計算」など、
全9種類のトレーニングが用意されている。
プレイ開始当初は3種類しか選ぶことが出来ないが、
トレーニングの結果やプレイ時間(だったように思うが曖昧)などで
徐々に増えていく仕掛けになっている。
私がプレイした数分の間に早速種目が追加されたので、
全種類が選べるようになるのは意外と早そうだ。

長くなったので続きは次回に。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:脳を鍛える大人のDSトレーニング
   機種:ニンテンドーDS
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年5月19日
   価格:2800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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