この秋、札幌に行った。弘南堂という古書店で数冊買った (北の街で古本屋のある棚に、島木健作と野呂栄太郎の伝記が、あつらえたかのように、あったのだ) 。
裏表紙の古書店の張り紙の住所表記はサッポロとなっていた。
なぜ、カタカナなのか?と少しは不思議に思ったが、特にそれ以上考えななかった。
後日、別途、本を読んでいて、裏表紙の古書店の張り紙が目に入った。石川書店 サッポロ南四西四。
ここでも、サッポロだ。ここに至って、札幌老舗古書店は サッポロ 表記が好きなのか?と仮説をもった。
調べた。もう1件みつかった。南陽堂。
ネットで調べると、石川書店は2011年に閉店したとのこと(google)。南陽堂は、健在。
なお、昭和末には石川書店は2店舗あった(はず)。南四西四の本店?と、西二丁目(南四条)あたり。この情報は、今、ネットでみあたらない。
サンプルが3つ揃った。「なぜ、札幌老舗古書店は サッポロ 表記が好きなのか?」という問いが出てきた。