遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

外はよーわかりません

2021-02-05 23:22:46 | BIONEWS

午前は天気悪かったんですが、午後はよかったです。といっても、ひたすらデスクワークだったので外の天気はよーわかりませんでした。
雪の上から眺望満喫 金沢・大乗寺丘陵公園 県内6地点で氷点下(北國新聞)
富山では久々の晴れ 立山連峰もスッキリ (tenki.jp)
晴れ間広がり寒さ和らぐ (NHK NEWS WEB)
gooニュース
今日5日(金)の天気西・東日本は穏やかな晴れ北日本は雪や雨で寒い

明日の気温は少し上がるみたい。

PCRより優秀だぞ。
ドイツで訓練中のコロナ感染探知犬、94%の確率で陽性者を識別 (REUTERS)

〈以下引用〉
ドイツのハノーバー獣医科大学で新型コロナウイルスに感染しているか探知する犬の養成が行われている。犬は鋭い嗅覚を使って感染者の細胞から発せられる「コロナ臭」を嗅ぎ分ける。人間の唾液の検体から94%の確率で感染者を識別できるという。

南米のチリでも探知犬の訓練がされてたと思う。
まあ、ワンコがどんだけ優秀でも育成できる頭数には限りがあるので現実的ではないけど、いろんな手段を用意することはいいと思う。PCRという一つの方法を盲信するのは絶対にあかん。仕事で使ってみたらわかる。あれの結果だけでいいきることの危険性を・・・。

ワクチンで即解決って発想も捨てるべき
ワクチン接種開始から感染拡大の抑制まで3週間、イスラエルが報告 (BBC)
イスラエルで集団レベルの効果が出るまで3週間かかった。日本で市民レベルで接種が始まれば・・・ファクターXのおかげで効果がいいのか、悪いのか・・・わからん。医療関係者の後は高齢者から接種するんだが、ワクチンをうちたいっていう人がどんだけのペースで出てくるかもわからんもんな。

これは「ワクチン」という用語で呼んでいいのか?
アンジェス 高血圧DNAワクチンオーストラリアでの第I・IIa相臨床試験結果(財経新聞)
DNAワクチン(?)らしい。とにかく、アンジオテンシンIIに対する抗体を産生させて血圧上昇を抑える。アンジオテンシンIIを「血圧上昇作用を持つ体内物質」と記事では呼んでるが、アンジオテンシンはホルモンだ。体水分が少なくなると腎臓でのナトリウムイオンと水分の再吸収を高める。水分が増えるために血流量が増える。だから血圧が上がる。血圧の薬はこのアンジオテンシンIIの生産を抑制するんだが、自分の体にアンジオテンシンIIに対する抗体を作らせて働きを阻害するのが、この記事のDNAワクチン。薬は毎日服用しなければならないが、DNAワクチンは長期にわたって有効だそうだ。
オーストラリアでの試験では安全性に問題はないそうだ。えらい時代になったもんだ。考えようによっては、これって形質転換(トランスフォーメーション)じゃないか?? いでんやとしては使われるベクターの汎用性が気になるな。何回も繰り返し利用可能なのかどうかです。異物なので、そのベクターに対する免疫システムができちゃうと、できてからは使えなくなる可能性があると思う。

それにしても、こういった新しい技術から日本のバイオは置いて行かれてるんだな。ざんねん。

本日のお酒:立山 特別本醸造


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