遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

勉強になります

2020-07-05 22:35:00 | たわごと

梅雨空でした。
gooニュース
今日5日(日)の天気全国的に梅雨空サンデー大雨被害の九州は再び強雨

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明日7月6日(月)の天気梅雨の大雨、九州など災害に警戒

6日夕方から激しい雨のおそれ (NHK NEWS WEB)
輪島へドライブしてうどん食って温泉入って帰ってきました。別に特別なうどんというわけではありません。観光地で食べれるやつ・・・。

熊本の水害はすごく心配ですが、さらに心配のタネが・・・
【速報】福岡市のスナックでクラスターか 県内で新たに9人感染 (西日本新聞)
【速報】鹿児島で新たに13人感染 全員がショーパブ関連(西日本新聞)
【速報】宮崎で40代男性が感染 新型コロナ、4月11日以来(西日本新聞)
長崎大生が新型コロナ感染 大学病院実習中に発熱 長崎県内18人目(毎日新聞)
ここんとこ九州で新型コロナウイルス感染者がポツポツ出てきてるんだよ。特に鹿児島! 今熊本はいろいろと機動的に動けないだろうから周辺県で助けるべきなんだが・・・助けになりそうなのは佐賀だけか。

さて、長文の記事を二つ。勉強になります。クリックして記事をしっかり読みましょう。
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「夜の街」対策、なぜできないか 感染症医と歌舞伎町に出かけて気づいたこと

【解説】 なぜ日本では新型コロナウイルスの死者が不思議なほど少ないのか (BBC)
一部抜粋します。

〈以下引用〉
「マスク」「3密回避」のメッセージは単純で、いったん初期についたメッセージを後日訂正してもぬぐい去ることは困難だ。感染症のように、その抑制に市民の協力を仰ぐ対策ならば「後は自分で考えてください」と、社会に投げたままにせず、市民に伝わるように伝えないと意味をなさない。伝わっていないからこそ、感染を警戒するあまり、マスクをしていない他者を責める現象が起きる。生活者が必要としているのは、信頼ができて具体的、かつ、生活に役立つ安全情報だ。科学情報ではない。

〈以下引用〉
京都大学医療疫学分野研究員で、厚労省クラスター対策班のメンバーでもある神代和明医師によると、COVID-19の発症の3割以上が、同じような場所で起きていることが判明したのだ。
「データは(中略)多くの感染者が、ライブハウスを訪れていたと示していた。大声で叫んだり歌ったりする場所だ。そのため、そうした場所は避ける必要があると分かっていた」
対策班は、「カラオケボックスで歌うこと、パーティー、クラブで騒ぐこと、バーでの会話、スポーツジムでの運動」など、「接近環境での激しい息遣い」をハイリスクの行動と特定した。
対策班はさらに、感染拡大はウイルス保持者のうちのごく一部が原因となっていることを突き止めた。
初期の研究で、SARS Covid-2に感染した人の8割近くが他人に感染させていないものの、2割は感染力が高いことが判明した。
こうした発見が、政府による「3密」回避の呼びかけにつながった。「3密」とは「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」のことだ。
〈中略〉
日本の成功を説明できる「X因子」は存在しない。日本にとって大事なことは、他の国にとっても同じ。いかに伝染の連鎖を断ち切るかだ。
政府の呼びかけは命令ではなかったが、日本の人たちはもっぱら外出を控えた。
「運が良かったと同時に、意外だった」と渋谷氏は言う。「日本の緩やかなロックダウンは、本当のロックダウンと同じ効果があったようだ。日本人は厳格な措置がなくても、ちゃんと従った」
「感染者と非感染者の接触をどうすれば減らせるのか?」と福田教授は問いかける。「社会全体が一定の反応をする必要がある。しかし、日本の人たちによる今回の反応を、他の国が再現するのはなかなか難しそうだ」
日本政府は住民に対して、細心の注意を払い、混雑した場所に近寄らないこと、マスクをすること、手を洗うことなどを求めてきた。
そして日本ではほとんどの人が、その通りに行動してきたのだ。

オープンエアでなんというところでもない空間でも異様にマスクにこだわる姿勢にはちょっと疑問がありますし、満員電車でクラスターが形成されないなら、学校は教員がマスクしてたら普通に授業してもいいんじゃないかと思うんですが、こういうことは後になってから分かることなんで、少しずつ修正して社会を動かしてはどうだろうか。手洗いうがいなどの衛生に気をつける習慣はこれからも継続すべきでしょう。

本日のお酒:立山 特別本醸造

コメント
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