遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

いつの間にかクリスマスだった

2014-12-25 23:59:40 | 大学生活
第四回忘年会でした。 名誉教授1、教授2、准教授1に混じっての超アウェイ状態でした。きわどい話しは無しという約束でしたが、そういう話しもけっこうやりました。

年末にむけてやってる実験はどれもあかん方向に突き進んでて、ちょいとストップかけた方が良いと僕は判断。
年末年始、日本海側大雪か=冷え込む可能性も―気象庁(時事通信) - goo ニュース
まだ年賀状の準備が何も出来てません。いつの間にかクリスマスだったというのが、僕の実感です。29日の月曜日に低気圧が南岸を通過した後、どーんと冬型の気圧配置になって上の記事のような予報になってます。
なんだかこの年末年始の休日は曜日の並びが良くて長い休暇にできるそうです。僕としては、それはどうでもいい。「人」は休みが多い方がいいんでしょうが、「ヒト細胞」はそうではないです。休んでくれない。w こいつらに曜日も祝祭日も何もないです。それを相手に仕事してんだからしょうがない。嫌ならやめればいい。やりたいやつが必死でやる。それだけのこと。
執筆中の総説、年末の仕事と忘年会疲れであんまり進んでません。世の中の行事がどうであれ、結果は出さねばなりません。それが「仕事」というモノだと思っています。やるべきことを必死でやる。それだけのこと。

さて、STAP事件。やっとまともな記事が出てきだしてます。理研がステートメントを出し終えてから、本当の検証がなされていくのかもしれません。もちろん本当のことは、彼女が何をやったか自ら告白する他に真相解明の道はないんです。
「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など(日経サイエンス)
「STAP細胞は別の万能細胞」 理研調査委(NHKニュース&スポーツ) - goo ニュース
小保方「STAP論文」の嘘を米科学誌は予見していた(DMMニュース)
もうプロ達は、この事件を研究者の未熟さとかで済まして考えてません。ミスではなく恣意的にだれがどの段階でES細胞を混ぜたのかが問題です。

恐らくですが、当人である彼女は「データを作る」ということに悪いことやってるという意識がない。だから「悪意がない」。文章作る時にもデッドコピーでいいと思ってる。ダメだという指導を受けたことがない・・・まあ、普通は指導されなくてもダメだと分かるんですが・・・・博士論文はそれで通ったし、彼女の所属している学科ではみんなやってた・・・だから「悪意がない」。あくまでも僕の推測です。

本日のお酒:YEBISU 生中 + 福正宗 純米
コメント
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