遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

落としどころが分からない

2013-01-27 22:40:36 | たわごと
自衛隊法改正案、通常国会提出に意欲…石破氏(読売新聞) - goo ニュース
アルジェリア事件の後、自衛隊法改正とか石破さんがゆーてるみたいですが、隣国で軍を展開している旧宗主国フランスが情報を得られず手も足も出なかったんすから、自衛隊法がどうのこうのというレベルではなかったですよ。英国も米国もNATOもアルジェリアには国の中にさえ入れてもらえなかったじゃないですか。むしろ、どさくさまぎれになんかやっちゃおうという下心が露骨に見えて気持ち悪いです。自衛隊法に不十分なところがあるという意見は分かりますが、アルジェリアは関係ないだろ。むしろ、政府専用期を飛ばすのに4日もかかった決断の遅さを反省したまえ。

全地上を毎日監視…レーダー4号機打ち上げ成功(読売新聞) - goo ニュース
今日の大きなニュースはこれですかねぇ。日本版国家安全保障会議(NSC)創設とかはけっこういいんじゃないかと思います。情報を一元化して判断出来る責任集団はあった方がいいです。
日本としては周囲に「おいらロケットぶっ放せるし、軍事衛星もあるぜぇ~」ってなことを分かっていただきたきませう。ただ、昨年北朝鮮がミサイルを見事に発射した時には世界中が彼らに騙されました。あっちは上から見られてるのを熟知して行動していると推察できます。衛星って、ずっと真上にいるんじゃなくて、衛星軌道をくるくる回りながらスキャンしているだけですから、タイミングを北朝鮮は読めてるんでしょう。『ダルマさんが転んだ』がすんごく巧い・・・のかな?? w
今度の核実験はどんだけ観察しきれるでしょうか。期待してますぞ。日米韓でちゃんと把握してるってのを見せつけないと、あいつらつけあがるよ。まあ、今度の4号衛星は間に合わないと思いますが。

「中国と関係強化重要」 米指名公聴会 ケリー氏、日本言及なし(産経新聞) - goo ニュース
尖閣問題の棚上げを=米の支援で―Wポスト紙社説(時事通信) - goo ニュース
民主化促進と領土問題の緊張緩和――2期目のオバマ政権が取るべき対中政策とは
新しい国務長官就任にあわせて第二期オバマ政権の外交がチラチラと語られてきました。国別で言うと最重要国は中国ってとこらしい。まあ、そうでしょうな。20世紀のソ連と違って、単に喧嘩して勝ちたいわけじゃないのが米国にとって悩ましい。最大の貿易相手国で、且つ、国債の買い手であったりする。中国共産党の方も米国にケンカ売れない。対外資産やら外国で暮らす幹部の子弟の身柄やらは完全にマークされてるでしょう。やっかいなのは尖閣での日中のもめ事でして、米国としては日本になんとか落としどころを見つけてほしいところです。
一方で、習氏をはじめとする次期指導者達も国内世論やら軍の行動やらをどんだけコントロール出来てるのか、すんごく疑問です。というか、たぶんできてないよね? 東シナ海だけでなく南シナ海でも強引で破滅的な外交やって周辺諸国の警戒感を呼び起こし孤立してしまいました。ミャンマーはもう中国側に帰ってこないよねぇ。
先日、習氏が公明党の代表と直接会いましたが、1時間半前にやっと決まったそうです。首相親書を持った与党幹部との接見にしては異例なくらいのもたつきぶり。なにしろ尖閣がらみで掛け金を上げに上げたんで、対応をしくじると国内政治的に彼ら自身がかなりやばい。まだ正式に地位に就いてないので上手くいってないのか、それともこれが習政権の実力なんでしょうか。次のイベントは安倍総理の訪米ですな(2月18日に決まったの?)。wktk
てなわけでダラダラと書いてて、僕も落としどころが分からなくなってきました。では・・・

本日のお酒:菊姫 鶴乃里
コメント
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