感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

今、エボラよりも大切な事。

2014-10-28 | 青木語録
今、エボラよりも大切な事。

発熱+下痢・・となったらエボラよりも先に考えるべき病気は?
インフルエンザ、腎盂腎炎、腹風邪、・・ずっと可能性の低いものにマラリア、チフス、・・・更に超可能性低いものにエボラ・・・です。

ですから、エボラが心配ならば、やはり診断上、紛らわしいインフルエンザのワクチンを接種しておきたいですね。

さて、風疹が流行して多くの先天性風疹症候群を生み出し悲惨な状況であった昨年、多くの企業に先立ち模範的なアクション(自腹で予防接種)をとったのがサクラグローバルホールディング会社でした。

今年も早速、社内でインフルエンザのワクチン接種を行っています。これこそエボラで慌てふためく代わりになすべき事です。

順番に予防接種を待つ社員


更に以下、サクラグローバルホールディング会長の予防接種の風景です。

問診:
主治医:注射痛くても泣かないかな・・?
会長:はははは・・はい。



注射:
主治医:ほら逃げないで!!
会長:シーン(緊張のあまり言葉が出ない・・)


教え子でした!
主治医:青木先生、お久しぶりです。
編集長:ああ、先生か・・! (国立国際医療センター時代の教え子でした)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エボラ流行国から帰国した医... | トップ | JCHO東京城東病院・総合内科... »
最新の画像もっと見る

青木語録」カテゴリの最新記事