感染症診療の原則

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報告症例の半分はA/H3N2(中国)

2009-10-17 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
サベイランスの仕組み、目的、集める症例の定義が国によって異なるので単純比較はできません。

(なぜこの数字なのか?の意味を考えるために、一度じっくり疫学の勉強はよいですよ)

WHOがインフルエンザの週報を発表しています。

日本と違って他の国ではICUに入るような重症例の年齢がかなり上です(日本は報道やサベイランスをみていると0-小学生の子どもが多い)。

今週のWHOのUpdate 70では、中国で報告されているインフルエンザの半分がH3N2ということは注目すべき情報ですね。詳しい解析をさがしてみようとおもいます。

http://www.who.int/csr/don/2009_10_16/en/index.html/?date=101609

(写真:編集長撮影:デルフト市のOld church 塔が傾いている)
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