感染症診療の原則

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都内の電車に乗ったらば・・・

2009-09-23 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
都内の電車には本当にいろいろな人が乗っています。

先日は体育会系のガタイのお兄さん(おじさん)がフリルつきの真っ赤なつりスカートにブラウス・カツラで山手線に乗っていました。このレベルだと他の乗客の反応は「積極的に無視」。

社内でベルトをふりまわしている危ないおじさんがこれまた山手線にいたので最前車両にいた運転手プラス1名に急ぎ「なんとかしたほうがよい」報告をすると「まだ乗っているんですか?」という返事(積極的放し飼いか?)。

部活の帰りにおなかの空いた高校生が社内でカレーヌードルをすすりはじめあたりにスパイス臭い。乗客の視線が集まったところで「なんだかヤバクね?」「降りようぜ」と1駅で降りていきました。

最近珍しくなくなってきた「電車内メイク」。でも先日みかけたのは明らかに50歳をすぎた女性。ファンデーションにはじまりマスカラまで。なんといってよいのやら。

ちゃんと研究もありました。
『化粧行動許容に関わる公衆場面の構造解明とそれを規定する個人差要因』
http://cosmetology.livedoor.biz/archives/50132708.html

諸説ありますが、編集部は「脳機能障害の一種」(下記の本)に一票です。

「・・・澤口は,電車内での化粧行動を恥や迷惑だと考えないことについて,脳科学のアプローチから教育やしつけの不十分さに起因する,脳の前頭連合野の未熟による感情的知性の未発達ゆえの感受性・感情表現の鈍化という脳機能障害の一種であると指摘した.」

平然と車内で化粧する脳 (扶桑社文庫)
澤口 俊之,南 伸坊
扶桑社

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ブックオフで105円でみつけた社内読書本です。専門家が質問に解説する対談式なのでサクサク読めます。
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