北米東海岸で問題になっていたムンプスのアウトブレイクですが、最近では、グアムでも100名規模の症例をかぞえているそうです(年間1-2例)。
日本でも、医療系学生の抗体検査の結果がよく学会等でも報告されており、一定の「感受性者」(曝露したら感染・発症する人たち)がいます。
久留米大学 2007年
長崎大学 2004年
ムンプスはワクチンで予防できる病気Vaccine Preventable Diseasesのひとつ。
日本では1989年に小児を対象としたMMR(麻疹・ムンプス・風疹)ワクチン接種制度がはじまりましたが、無菌性髄膜炎などが問題となり、1993年にMMRワクチン接種は中止となりました。
現在は、麻疹と風疹は定期のMRワクチン接種として、一定の接種がおこなわれていますが、
ムンプスは現在『任意接種』。そして接種率は20-30%。
http://medical.radionikkei.jp/Jshp/final/pdf/080114.pdf
感受性者がたくさんいるとかんがえられます。
2001年全国調査によると、 国内でムンプスの自然感染に合併する急性高度難聴は年間推計650名前後とのことです。
ムンプス難聴
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/279/dj2793.html
予防接種の仕組みを見直そうというよい動きの中、間に合わない人たちが一定数出ることはわかっています。自分の子どもがそのような健康リスクを抱えているということさえ自覚できていない親のほうが多いように感じます。
『任意』は、別にうってもうたなくてもいい、他のワクチンと比べてワンランク下。そう考えさせられている親がたくさんいます。
日本でも、医療系学生の抗体検査の結果がよく学会等でも報告されており、一定の「感受性者」(曝露したら感染・発症する人たち)がいます。
久留米大学 2007年
長崎大学 2004年
ムンプスはワクチンで予防できる病気Vaccine Preventable Diseasesのひとつ。
日本では1989年に小児を対象としたMMR(麻疹・ムンプス・風疹)ワクチン接種制度がはじまりましたが、無菌性髄膜炎などが問題となり、1993年にMMRワクチン接種は中止となりました。
現在は、麻疹と風疹は定期のMRワクチン接種として、一定の接種がおこなわれていますが、
ムンプスは現在『任意接種』。そして接種率は20-30%。
http://medical.radionikkei.jp/Jshp/final/pdf/080114.pdf
感受性者がたくさんいるとかんがえられます。
2001年全国調査によると、 国内でムンプスの自然感染に合併する急性高度難聴は年間推計650名前後とのことです。
ムンプス難聴
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/279/dj2793.html
予防接種の仕組みを見直そうというよい動きの中、間に合わない人たちが一定数出ることはわかっています。自分の子どもがそのような健康リスクを抱えているということさえ自覚できていない親のほうが多いように感じます。
『任意』は、別にうってもうたなくてもいい、他のワクチンと比べてワンランク下。そう考えさせられている親がたくさんいます。
(医薬品医療機器情報提供ホームページ)
http://www.info.pmda.go.jp/fsearchnew/jsp/menu_fukusayou_base.jsp
最近の論文では片耳失聴が1/1000の確率で起きるという報告もあるので、周囲に予防接種を勧めています。
かかりつけの小児科医はおたふく風邪の予防接種について相談したところ「無菌性髄膜炎は起きるし、難聴なんて2万人に1人なので不要」と言いましたが、こっそり自分の子供には接種していました。
その後、私に勧めなかったことも忘れていたらしく「本当は必要な予防接種だけど、副作用が多くて面倒なので勧めない」と言っていました。
予防接種は医者の言い訳など聞かず、”医者が自分の子供に接種しているかどうか”で選ぶべきだったと後悔しています。
生活上はかなり不便がありますが、複数の耳鼻科医に「治らないものは診察する必要が無い」と突っぱねられたのもこたえました。
今は生活上の相談にも丁寧に対応して下さる耳鼻科医とお付き合いしています。
私は「ムンプス難聴のお部屋」の資料室を担当しています。
http://www.geocities.jp/mumps_deafness/
自分の子どもや周囲にどうしているんですか?という質問は私もよくします。
(販売員にも「あなた買ったの?もっている?」です)
青木編集長はお子さんにBCGをしていないそうです。そういうドクターもいます。公言は難しいとしてもプライベートトークではおしえてほしいです。
またいろいろ教えてください。