感染症診療の原則

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HIV感染症、その診断の遅れ

2017-11-29 | 青木語録
新しいMMWRが来ました。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6647e1.htm?s_cid=mm6647e1_e

HIV感染の拡大の重要な要因は、自身の感染を知らない人々の存在。平均、3年程度の診断の遅れが推計されています。
更に残念なのは、HIV感染の診断がついた症例の2/3は、前の年に何らかの理由で医療機関を受診していたというのです。

Missed Opportunity

日本は診断さえつけば、診療を続けるために必要な経済的なSupportが得られます。
国連の90・90・90を実行できる国です。
我々も、どのようなPopulationで、どの位のMissed Opportunityがあるのか。

表題の絵:
昨日は、国立国際医療研究センターNCGM内のiGHPで有益なセミナーがありました。
http://www.ighp.ncgm.go.jp/news/seminar_detail-20171128.php
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