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新型インフル 2009 A/H1N1 の輸血感染の可能性・・

2010-03-19 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
※誤認についてコメントをいただいたので表記を修正しました(ありがとうございました)

昨年流行した “新型インフル”2009 A/H1N1が、輸血で感染する可能性についての意見が日本の赤十字から米国CDCのEIDに投稿されているそうです。
Risk for Transmission of Pandemic (H1N1) 2009 Virus by Blood Transfusion

この時期は献血が減ってたいへん、というニュースもありました。


今は花粉症で薬を使う人が増えるので、これも血液不足の要因になるそうです。

針を刺すのが怖いという人達もいれば、「あの針がたまらない」と、かつては偽名をつかってあちこちのセンターで献血をしまくっていたひともいるそうで。

CJDの関係で、「イギリスに1980年から1996年まで1日以上滞在」していた人は日本では献血ができないようなっていましたが、2010年1月27日から「イギリスに1980年から1996年までに1か月以上滞在」に滞在期間の数字が変更となったそうです。

観光旅行の人やトランジットレベルならOKで、語学留学とか滞在型の人はダメということで。(その根拠はどこかに書いてあるんでしょうか・・・)

献血にはいろいろ?なことも多いのですが。
一番の?は、「けんけつちゃん」という子ども向けキャラクターです。
けんけつちゃん体操、けんけつちゃん絵描き歌も厚生労働省のHPにあります。こどもたちに献血になじんでもらうためのものでしょうか。

子どもは減るいっぽうですので、大人向け啓発もぜひ。
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