感染症診療の原則

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大腸菌専門弁護士

2008-02-06 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)

ギョーザ問題で、テロ対応含めて食品由来問題解決のスペシャリストの不在を痛感する国です(他のスペシャリストもいないけど)。

食中毒はその広がりの可能性、2次感染とともに、死亡する例、後遺症につながる症例も少なくありません。
問題になるのは汚染源、プロセスなどの解明ですが医師も情報提供依頼を受けます。

Associated Pressに食中毒専門の弁護士、という話が紹介されていました。

CDCによると、米国で1年間に食中毒になる人は7600万人。30万人は入院をし5000人が死亡。

記事で紹介されている弁護士がこの問題にかかわりはじめたのは、1993年、100名を超える被害者とこども4名の死亡につながったJack in the BoxのハンバーガーでのE.coliアウトブレイクから。しかし2008年までこの仕事をしているとはおもっていなかった、、とのこと。
http://ap.google.com/article/ALeqM5gak52KP5ZmMn9wjYcwpKfrl8hC2wD8UJMEEG0

解説している日本語のサイトがありました(すごい)。
http://www.cent-21.com/repjournal/2006-12.htm

(写真は市立堺病院の感染症カンファレンスのチラシ:今風にいうとFlyer)
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