Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

カイザースラウテルン広場 11月28日 2021年

2021-11-29 | Weblog
丸の内線 茗荷谷駅 より徒歩2~3分の場所に 「カイザースラウテルン広場」という公園があります。

普段の生活圏では「御近所」でありますが、あまり利用頻度の少ない「丸の内線沿線」というのがネックでした。

晴天の日曜日。

Free time を獲得できたので「よし!」と出掛けてきました。
  


普通の公園と異なるのは、文京区と姉妹都市連携関係の「カイザースラウテルン市」から記念として制作された彫刻作品が展示されていることです。

公園で本格的な芸術作品に触れられるのが大きな特徴です。



文京区公園緑地課のホームページには以下のように説明されています。

『神話空間への招待』について

ーカイザースラウテルン広場ー

 文京区は、潤いとやすらぎのあるまちづくりの一環として「彫刻のあるまちづくり」事業を推進し、区内の公園などに彫刻作品を設置しています。

この彫刻作品は、本事業と併せて、区とドイツ国カイザースラウテルン市との「姉妹都市連携」(1988.3.28)のシンボルの一つとして設置したものです。
作品の制作は、同市出身の彫刻家ゲルノト・ルンプフ氏(カイザースラウテルン大学教授)に依頼し、夫人のバルバラ・ルンプフさんとの共同制作により完成しました。




『神話空間の招待』はヨーロッパの長く多様な歴史的伝統の中にいきづく伝説上の動物である一角獣を中心に6点の彫刻により構成された作品群の名称です。

 また、この彫刻作品が両市民の友情と信頼をさらに深め、姉妹都市提携の記念として末長く愛され親しまれることを願い、
この広場の名称を「カイザースラウテルン広場」としました。 

  平成5年10月21日 文京区役所土木部公園緑地課
 ※作品には直接触れることもできますが、くれぐれも危険なことはしないようお願いします。


と説明されています。

それにしても…これほどの芸術作品がフルオープンで展示されていて、公園の「遊具」のように楽しまれているのって凄いことです。

しかも下品ないたずらなど一切なく、非常に美しい状態を保たれているのも素晴らしいです。



こちらはユニコーン(unicorn) 一角獣とも呼ばれる伝説の生物で獰猛であるが「処女の懐に抱かれておとなしくなる」というWikiの解説を読むと「なんて奴だ…」と思います。

伝説の生物という点では日本の「麒麟」にも共通するような気もしますが…「麒麟」はどうなのでしょうか?

ユニコーン伝説で海洋生物の「イッカク」が乱獲されたそうですが…



展示されている彫刻群の中でも一段と強い存在感を放っています。



こちらは「アンモナイト」

赤い矢印?に見えるのは「歯舌」を表しているのでしょうか?

こちら側からの「アンモナイト」は普通の彫刻に見えるのですが…



こちら側に回ると…なかなか意味深い彫刻であります。

クルマいじりが好きな私は…中心付近のギザギザ部分が「クラッチ・ハウジング」に見えます。

数億年も時間の隔たりのあるアンモナイトとメカニズムの象徴のようなギアを一体として表現するのはなかなか奥深い作品だと感じました。



こちらにも散策にやってきました。

境内を散策するのは3回目ですが…

写真は 護国寺 多宝塔です。

全く何の知識もありませんでしたが…
「キレイな形だなぁ~」と感じました。

五重塔に比較すると華やかさが控えめですが安定感があります。

護国寺のホームページには以下のように説明されています。

多宝塔
Tahō-tō
多宝塔
昭和13年4月の建立、塔は石山寺の多宝塔(国宝)の模写で建築設計は、仰木敬一郎氏、本尊は、團芳子氏寄贈の大日如来像を安置、
彫刻者は長谷川栄作氏、内部円柱の仙画金銀五彩の紋様は、田中親美氏設計監督により完成した。

…ということでした。

「模写」…つまりレプリカということですか。

空が素晴らしく綺麗な一日でした。

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