Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

鷹泊駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-18 | Weblog
鷹泊駅は駅舎がそのまま保存されています。

「保存されている」…確かにそうなのですが決して良い状態でのそれではありません。

印象としましては、「保存」⇔「放置」の中間くらいでしょうか。

しかし、営業時の北海道駅舎が当時のままの「手付かず」の状態でこうして鑑賞できるのは初心者レールファンとしてはありがたいことです。



国道275号線から鷹泊駅へのアプローチには「道道693号線」の青看が設置されています。



赤矢印で示したところが「鷹泊駅舎」です。

道道693号線 鷹泊鷹泊停車場線 は、総延長5.6Km 鷹泊貯水池を起点とし鷹泊駅を終点とする路線です。



駅入り口はかなりボロボロ状態です。

ガラス窓からは中の様子が覗えますが、なにやら荷物が積み上げられているようで、倉庫として使われているようです。



駅入り口から振り返って、国道方面を見ます。



駅舎の周りを一回り、観察してみます。

右手に廃材のように見える物体は、駅トイレ棟“だった”ものです。

かなり状態が悪く倒壊してしまうのもそう遠いことではなさそうです。



妻面にはステンレスの煙突と燃料タンクが残されています。

外壁の劣化具合に比較するとやけに煙突が「ピカピカ」にアンバランスに見えます。

窓の養生は一部が破れて風雨が内部に侵入しそうです。



ホーム側へと出てみます。

ホームの縁石ははっきりと確認できるほど残っています。

トイレ棟の状態も見て取れます。

2014年時点では、まだ“建物の形”を維持していました。

こちらが深川方面となります。



こちらが名寄方面となります。

草が覆いかぶさっていますが、路盤跡と十分に想像が出来ます。



駅舎本屋はそれほどでもありませんが、庇がとても酷い状態です。



この部分の庇が直ぐにでも倒壊してしまいそうです。

ここは、腕木式信号機を操作する「レバー・フレーム」が設置されていた場所だと思います。



もう一方の妻面を見ます。

駅前スペースの「オデ君」も見えています。



壁面の一部が取り外されて、中の断熱材が露出しています。

2014年に訪れた際には、そのグラスウールを覆うようにビニール材が確認できましたが、今はそれも無くなっています。



鷹泊駅舎は昨年と同じようにそこにありました。

しかし…劣化は確実に進んでいるようにみえます。

2014年鷹泊駅の記事はこちらから。

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