Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

興浜南線 雄武駅(おむえき)跡 道の駅 おうむ 9月4日 2014年

2015-03-05 | Weblog
宗谷岬で給油を済ませ、本日の宿泊地サロマ湖へ向けて出発です。

宗谷岬からサロマ湖まで約240Km、オホーツク海を左に見ながらひたすら国道238号線を真っ直ぐ走ります。

シーズンにも拠るとは思いますが、9月のこのシーズンは交通量も少なく、流れも速いです。

この流れに任せてサロマ湖まで走ると、おそらくお昼くらいには到着してしまいますので、途中寄り道をしていきます。




宗谷岬からは約140Kmくらいの地点に「道の駅 おうむ」があります。

休憩にはちょうど良い地点の道の駅です。

こちらは、興浜南線の終着駅「雄武駅(おむえき)」跡地に作られた道の駅であります。

*興浜南線の雄武駅は“おむ”と読みますが、その所在地である雄武町は“おうむ”と読み、道の駅も“おうむ”となります。

何だか不思議ですね…

建物の意匠は非常に特徴的なものであります。

何をデザイン・モチーフとしたのかは良く分かりませんが、一度見たら深く印象に残る姿であります。

飛行船のキャビンみたいに見えたり、「ホタテ」の貝殻と貝柱…にも見えなくもありません。

この道の駅には毎年立ち寄っていますが…そう言えばあの“タワー”には一度も登ったことがありません。

今度はタワーからの眺めを撮影してみましょう。



道の駅の敷地の片隅に、この様な記念碑が建立されています。



「歴闘50年」というタイトル…歴史に翻弄されたその闘いを表す言葉なのでしょうか。

1935年「興浜南線」開業、戦争や交通インフラの変化、北海道の産業の衰退…様々な要因を乗り越え、開業当時からの沿線住民の夢であった、興浜北線と接続し「興浜線」として全通する事業は、1985年、開業50周年の節目に無念にも潰えた…その無念さを表すような言葉「歴闘50年」であります。

そして、「1985.7.14 休轢」という記述は、「まだ諦めていない」と受け止めるべき言葉なのでしょうか…

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