Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

9月10日 振内鉄道記念館 D51-23 8:50

2011-11-03 | Weblog
 どーですか?
9時前には振内鉄道記念館に到着しています。
歳をとると、ホント朝が早くなるんですよ…



旧国鉄富内線振内駅構内に作られた振内鉄道記念館 は、時間的にまだ閉館中…というか、見学したい方は平取町役場へ連絡する必要があるみたいでした。



記念館の壁のレリーフです。
義経号のです。
この前、小樽総合博物館で見てきた「しづか号」とは、ん?…恋人か?

現在義経号は、大阪の交通科学博物館に動態保存されているそうですよ。
大阪か…見に行きたい気持ちはあるけれど、ちょっと方角がな…。



記念館の裏手には線路が残っています。
あちらが日高町方面かな?



線路の先には D51-23 が見えています。

ホームの向こう側の客車は、簡易宿泊所…夏場のバイカーの方達のいわゆる「ライダー・ハウス」となっているみたいでした。
多分、平取町の役場が窓口になっているのではないでしょうか。








ホームには富内線の駅名標が、振内を中心に並べられています。



さて、お待ちかねのD51の観賞です。

しかし…なんか変ではありませんか?
まだSLファンになって半年もたたない頃でしたが、D51という初心者テーマを決めて、それなりに真剣に見てきたのですが、ここにある蒸機がD51には見えないんですよね。
全体の佇まいに違和感があるんです。

ナンバープレートだって[D51-23] です。
これまで見てきたD51は型式名と車番の間に「ハイフン」は、入っていませんでした。

煙室ドアや戸腕の雰囲気がやけに大陸的だし、蝶番の数がやけに多いし…ヘッドライトの大きさも取り付け位置も何だか違和感あるし…?だらけでした。
後でネットでだらだら見ていたら、どうやらこの蒸機はサハリンへ送られた輸出仕様だったようですね。

なるほど、納得です。









なぜか、犬釘と石ころが並べられていました。



ロッド類がサビサビの割には、ボイラー下部に、穴あきとかは無いみたいでした。









コンプレッサーもチマチマした感じです。



寄贈された個人の方のプレートが添付されていました。
「へぇ~個人所有の蒸機なんだ…」なんて、感心してきました。

ナンバープレートは相当レプリカっぽい雰囲気ですが、どうなんでしょうか?







給水ポンプもちっちゃな気がします。



日高方面には他にも保存SLがあるはずでしたが、この23号機以外には見つかりませんでした。
保存住所付近の食堂のお母さんとかに訪ねて見ると、「あ~昔あったけどね…」というお返事。
23号機の状態から推測して、他の「サハリン帰り」SLも、かなり状態は酷そうでしたから、解体、撤去されてしまったのでしょうか。


D51-23号機は何かと勉強になった1台でした。































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