ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-63 文春砲、今回は疑問符・・

2023年03月17日 | 日記
見事準々決勝勝利した日本、昨日の夜は見応えありましたね。
最初から全力投球の大谷選手でした。その後選手たちは、3時間半にはもう機上の人。
アメリカでも活躍してほしいものです。そして今日はテレビはWBCの話題ばかり。

さて今回は日本で女性学を確立させた社会学者の上野千鶴子東大名誉教授(75歳)の1件について。
文春のスクープ記事。「入籍していたお一人さまの上野千鶴子」の記事。

これについて3,15の「婦人公論」にて本人の反論記事が載っていた。
パートナーの色川大吉先生96歳 奥様は数十年前に亡くなられていた。
高齢になり、山梨の別荘の近い場所で親身に介護をしてあげていたと。
1年半前の2021年9月に入籍していたことへの話題であった。
これは亡くなる前後に入籍し、葬式などを喪主として世話をしたことにある。
疑問だったのは
記事を取材した後に本人に内容を確認する作業が抜けていたことだ。
それでは事実確認がないと、一方的な見方ではスキャンダルになる可能性がある。
また入籍していたのが、いつからいつまでという事実も付け加えるべきだった。
というのは
本人は色川先生が96歳で亡くなられる前日に入籍していたのだった。
なぜか、葬儀が友人では出来ないからだった。
籍が一緒になることで葬儀関係がスムーズにいくのだった。

日本は家族法であり、親族優先なのだと。息子さんは離れて住んでいたらしい。
親身に介護をした上野さんにとって最後の見送りまで世話をしたいという選択だったと。
入籍していた時間は15時間。

今の法律にそったかたちで見送りしてあげたということ。
そして養子か婚姻かという選択では遺産相続で後腐れのない婚姻を選択。
婚姻届けでは現在は夫婦別姓では受理されないので名前の変更は色川大吉先生の方だった。
上野大吉として死亡届けが出されたそうだ。

色川氏は生前、知人には「我が親友」と上野さんを紹介していたと。
学問上リスペクトしていた先生を晩年、親身に支えたのだったら実に美談ではなかろうか。

今回の週間文春の記事の取り上げ方はキャンダルのあら探しをしているようで、
なんともがっかりだ。
記事の取材の姿勢は、今まで愛読していた雑誌だけに情けなく感じてしまった。




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