春を待たずに、道や畑の端で、ホトケノザやオオイヌノフグリが咲き始める。
どちらかと言えば、ひ弱そうに見える花たちだが、実はそんなことはなさそうだ。
まだ枯れ枯れとしている中で、いち早く咲いてくれる愛おしい花たちだ。
オオイヌノフグリは、私の好きな花の一つ。あの花弁の色に魅せられてしまう。
それにしても、「犬のふぐり」とは、如何にも気の毒な名前。
しかもその上、「大」をかぶせているのだから、命名者の気がしれない。
明治初期にヨーロッパから渡来し、今では全国に繁茂している。
今年も早くから咲いてくれていた。
オオイヌノフグリは、春先こそ遠慮がちに咲くのだが、いずれは大きな群れとなって咲き乱れる。
地表に小さな宇宙を作り、満天に星をちりばめてくれる。
いぬふぐりまず手始めの遠慮がち 鵯 一平
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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数日前から春一番が訪れるような陽気。
ひよどりさんも行動範囲が広くなってきましてね !
写真の花は自宅近くで見かけますが、名前は知りませんでした。
野草は大きな花よりも、小さくて清らかな方が可愛いです。
間もなく春爛漫、沢山の写真を楽しみにしています。
今日H市で仲間とパソコンでの集まりあって、物知りの友人に写真見せたら、名前分からぬと言う、陰ながらホッとした。
H市からの帰りの15時過ぎ、温かい日差しの川の土堤を暫し歩いたが、チラホラにも、お目にかかれず、無念なり。
今日もこの花を撮ってきましたよ。
何処にでもあるので撮るのはラクです。
ただ、上手くとれませんねえ。
なんとも手応えがないのです。
この花、あまり身近にあるので、見放されているのでしょうか。
でも、なかなか愛らしい花ですよ。
ただし、上手くは撮れないのです。
私は1年にかなりの数のシャッターを押しますが、
いいなあと思ったことはゼロです。