どーも。昔は剣士やってたプーカプカです。
今、絶賛四十肩中やけどな
剣道やってたから、というワケではありませんが、薄氷を踏み抜いたかもしれないと案じておったら、武術家の本を貸して下さった方が。
対談本でした。左側の甲野さんが、古武術の凄いヒトらしいです。
この甲野さんが語っておられる内容が、あまりにも…
自分と同じ過ぎて
全く同じでひっくり返りそうになった文章(以下、引用)
「私が合気道をやっていた時代からずっと親しく付き合っている武術の先輩の伊藤峯夫さんと喫茶店に入ったんです。
席に着くと、伊藤さんは手をあげて、ウェイターを呼ぶ仕草をしました。
でも、すでに水も来ていましたし、注文も終わっている。
伊藤さんは煙草を吸うけれども、煙草もある。
マッチも灰皿もある。
これ以上、伊藤さんが必要とするものとは何だろうと考えに考えたのですが、どうしても分からなくて気を失いそうになったんです」
(引用、ここまで)
え、アホやと思う?
いやいやいやいや。
自分も気を失いそうになるハナシですわ。
結局、伊藤さんの席からマッチが見えない位置にあり、それで手をあげた、というハナシなんですが…
(以下、引用)
「まあ、でもその時は自分で自分の中にあるそういう凝り方に、驚いたり呆れたり。
もちろん、そういうところがあるから、技の追及も、たとえば柔道などの組手争いで、相手に払われても払った方が崩れる動き、などという、およそ柔道関係者では考えないようなことを追求して、それなりにできるようになったのかもしれませんが」
(引用、ここまで)
え、もっとアホやと思ったって?
そうなんです、アホなんです、憑りつかれたらやってまうんですわ
いかに闘病ブログで人々の膝がカックンてなるよーなテキトーな事を書き連ねるか…とか、想像の斜め上をいくか…とか(笑)
これはもう、武術家になるしかあるまい<をい
もう一つ、甲野さんが本の中で言ってる事は、「どれほどプロとしての素晴らしい技を持っていても、同時に、ある種のアマチュア性を失っていない人」をと。
プロだけどアマチュア、というのは自分が仕事で目指す姿勢だったので、武術でもそういう風に考えるんだ、と驚きました。
慣れ親しんだ案件でも、その度にドキドキわくわくしたいのです。
発見し、教わり、また少し歩を進めるなら、そのレベルでしか出会わない案件を担当するかもしれない。
そうしたら、そこでまた、ワクワクどきどきしたいのです。
糖質摂取量で血糖値をコントロールし始めてから、もうすぐ丸二年になります。
まだプロの領域には達していませんが、もう初心者ではなくなりました。
少し寂しい思いはあります。何もかもがビックリの連続で、毎日が新しい事との出会い、挑戦、だった時代が、遠くなっていくのです。
でも、未だ日々のワクワクどきどきは残っています。
ずっとこの気持ちを保ちつつ、血糖値コントロールのプロフェッショナルとして、ブレずに生ききれたら、すごい充足感があるだろうなぁと想像します。
血糖値武術家?プーカプカ、臨終のその日まで、プロだけどアマチュアで頑張…る…れるか…ろうかなぁ←煮え切れや