個人情報保護法

こないだの「知らないことばかりだった」の続きです。

実姉君子を『特別養護老人ホーム』に入居させた話の続きです。

　　　　　　　　　＜君子に生前最後のケーキを食べさせた＞
　　　
　　　　　　　　　＜ホームで食べる物は全てゼリー状になるからね＞

ところで、今朝のNHKテレビで怖い話をやっていた。
ホームに預けっぱなしにして置くと、介護職員の憂さ晴らしに遭い
暴力を振るわれる、虐待される場合がある・・・とか。

そっかあ、君子を入居させて間もないが心配だな。

「施設入所契約書」の第８条に、介護実施記録書の閲覧とその記録書のコピーを貰える
とあったな。

これがコピーを要求してみっぺ。電話した。
ホーム「『介護実施記録書』は個人情報保護法下で閲覧させる物です
　　　　旦那さんが見たい場合は、本人確認の運転免許証及び印鑑が必要です
　　　　旦那さん以外の方の閲覧にはその方の『戸籍抄本』を提出していただきます」
　　　　　

ななななんと、姉の糞・小便の記録を知るために『戸籍抄本』を出さねっかなんねと。
しょうねえ、おんつぁんを連れて行くべ。

『介護実施記録書』を要求したのは”家族に監視されている”って感じて欲しいからだ。
で、その記録は結構、真面目に記載されていた。
　　　

おんつぁんの犯行
　　　　　　

介護士の話によると君子は入居して二晩は興奮して眠らなかったらしい。
でも今は、誰かに寄り添って静かに座っていた。

介護士「入所当初は”家族に捨てられた”と思うような行動をしていましたが
　　　　波長の合う人を見つけた今はその人の側で穏やか座っています。
　　　　もう、家に帰りたいとは言わなくなりましたのでご家族の皆さんは
　　　　安心して下さい。」

この話を聞いておんつぁん途端に悲しくなった（もう、俺のこと忘っちゃのか）。
そして彼はポケットに隠し持っていた凶器を君子の口に押し込んだ。

ひとくちチョコレートでしたけど。

畠迷惑Roger