大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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旧国鉄117系電車!

2015年05月28日 | 鉄道

1970(昭和45)年10月1日から京阪神地区の東海道・山陽本線で運行している新快速には、1972(昭和47)年3月14日のダイヤ改正から153系が「ブルーライナー」という愛称で投入されていましたが、座席がボックスシートであり、またデッキを有する客室構造もラッシュ時の輸送に難点があったので、競合する阪急電鉄や京阪電鉄の特急車両に対抗するために、新しく117系電車が1980(昭和55)年1月22日から新快速に「シティーライナー」という愛称で導入され営業運転を開始しました。

この117系のオリジナル色はクリーム(クリーム1号)を基本とし、窓の下にマルーン(ぶどう色2号)の細帯が入る2色塗色でした。 また、車内の座席は転換クロスシートで、つり革は設けられていませんでした。

1982(昭和57)年5月からは、東海道本線名古屋地区の快速に使用されていた153系の置換え用としても117系が投入されましたが、こちらは「東海ライナー」という愛称が付けられました。

117系電車は1979年から1986(昭和61)年にかけて216両が製造され、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営時にJR西日本に144両、JR東海に72両が承継されました。

その後、京阪神地区では1990(平成2)年3月10日のダイヤ改正から新しく221系が新快速に投入されるようになり、余剰となった117系は福知山線(JR宝塚線)などの他線区へ転用されたり、岡山地区へ転用されるようになりました。

 
(標 準 色)

 
(117系100番台の車内)

 
(JR東海色)

 
(福知山色)

 
(サンライナー色)

 
(和歌山色)



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