M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

2017/01/13・金:そのもの蒼き衣を纏いて

2017年01月13日 | Weblog
いま、『風の谷のナウシカ』があっていますね。

ジブリ初の長編アニメ。
徳間書房が原作がないとダメと言ったから宮崎さんが「じゃあ書くよ」と
言って書いた話。アニメはこの原作の中のほんの一部を切り取っただけ。

アニメータに高坂希太郎さん(ナス・アンダルシアの夏の監督)とエバの
庵野さん(今はシン・ゴジラが有名ですね)が名前を連ねている歴史的な
作品です。

公開は84年。あっしが高校生時分。安田成美のデビュー曲なんだけど
これがまあ、下手でね(笑)。だから大抵映画の挿入歌として使われるけど
この作品ではTVのCMでちょっと流れたくらい。この時代、なにがあった
かと言えば、「チェルノブイリのメルトダウン」です。日本でも放射能の雨
が降ると言われてました。

今日はみていないけど、この映画は何度見ても何歳になってみてもついつい
見てしまうという不思議な魅力をもっていると思います。そこには、腐海と
いう共通課題に対して、トルメキア(クシャナだけ?)、ペジテ、風の谷の
3者が3様の考えをもち、「真実は1つではない」ととても考えさせられる
からだと思います。しかも3者だれもが私利私欲によるものではなく、自己
の実現(つまり人類の生存のため)のために「それが一番」と思っていると
いうところがこれまた大人まで考えさせられると思うのです。

「自然との共存は?」

地球温暖化が叫ばれて久しいですけど、どうすればいいのでしょうか?
二酸化炭素の総量規制等々の世界的合意は成されていたはず、なんですけど、
自国の利益と天秤にかけて遅々としてすすみません。これはナウシカの世界
と同じ状況だと思いませんか?

宮崎さんのテーマは「空」もありますが、もうひとつ「自然と人間のかかわり」
もありますよね。『平成タヌキ合戦ポンポコ』『天空の城ラピュタ』に
『もののけ姫』全部の構図がナウシカにさかのぼることができます。そして
決して答えをださず、視聴者に考えさせるということで終わっています。

高校生、大学生、30代、40代、そして今、考え方は変わったのかな?
だからついつい見てしまうのかもしれません。

***

で、今日は20分できました。
入りを意識して低くしてから(最初から高く入ると落ちていくだけで気持ちが
きれてしまいがちになるでしょ?)徐々にあげていってポン! という感じ。

まあ、昨日がDNFだったから、20分、よくできました、です。

コメント
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