静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

乗船実習の裏話11

2018年02月07日 15時02分16秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

久しぶりに乗船実習の話しです。
実習の主役はカツオの一本釣りですが、ほかにもたくさんの実習や楽しみがあります。

まずはデッキ磨き。
木製のデッキを特性タワシ(スコッチブライト)で磨きます。
実習船は違いますが、船によっては石で磨くこともあるので、デッキは減ります。減ったら張り替えです。


釣ったカツオを入れる魚槽や餌イワシの飼育水を冷やすプレートクーラーの清掃も大事な作業です。
作業を通して、チームワークが大事であることも経験します。

イワシの管理も大事な仕事です。


作業の後にかき氷を食べたり、寄港地で先生がごちそうしてくれたりの楽しみもあります。


こんな、いろいろはことをして漁師になるための経験を積みます。
同時に、仲間との絆も深めていきます。
学園卒業生の一番の財産。
それは漁師になる同期生です。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
学園は、多くの資格が取れて、技術も身につきます。
それでも、学園に来ることで多くの人と一緒に仕事をすることができるようになることが、もっとも価値があることだと思っています。
共同作業ができると言うことです。
簡単なようで、簡単ではありません。船では必須の作業。
コミュニケーション能力も必要です。

同期生と言っても、年齢はさまざま。
だからこそ、同期生とのつきあいを通して、違う年齢の人とのつきあい方も身につけることができます。
乗船実習は密度の濃い時間です。
学園の寮生活自体が、つきあい方を身につける場所なのですけどね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする