静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオ釣り込み練習3 二挺釣り

2017年11月14日 09時42分45秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
11月の見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp

カツオの釣り込み練習も最終段階に来ています。
10kg以上もある特大カツオ、あるいはメバチなどは人力で釣りあげるのは大変です。
一人でダメなら、二人がかりで!
・・・と言うのが二挺(にちょう)釣りと呼ばれるやり方。
日本の竿で、一匹の魚を釣り上げます。魚によっては三挺釣りもあります。
二人でやれば、力は半分すみます。でも、釣り糸も半分になります。
ですから、二人の息を合わせて、どんどん釣る必要があります。



疑似(ぎじ)カツオの重りも14kgの特大です。
乗船実習でも、これくらいの特大カツオが釣れることを期待です。



学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
この二挺釣り練習ですが、ペアを組むときに体格の近い人で選びます。
体格が違うと力がうまく分散しないようです。
このため、大きい人ふたり、小さい人ふたりのペアとなります。
体格の大きい人のペアは、二人ともパワーがあるので釣りあげも楽です。
逆の場合は苦労します。
さらに息が合わないと、一人に重さが集中!
二挺釣りの難しいところです。
でも、漁業の現場では助け合いながら作業しなくては行けません。
できる限り他人の分もカバーする気持ちがなければ現場の評価が下がります。
相手とタイミングを合わせ、二人の力を最大限生かせるように工夫する二挺釣り。
二挺釣りの練習はとても良い実習だと思っています。

コメント
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