函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

地方創生に思う

2017年07月10日 05時07分44秒 | 暮らし
最近、ふるさと納税が増えているらしく、「地方創生」が進んでいると思ったら・・・。
地方自治の現場に詳しい慶應義塾大学の研究所員が、こんな指摘。
政府が推し進める「地方創生」は、イマイチうまく行っていない。

昭和時代にも「地方の時代」を叫ぶ声があった。
しかし、いつしかその動きは消えてしまった。
「地方創生」と「地方の時代」には何が足りないのかを、同氏は語る。

その一つが、「地方創生」のイマイチ感だそうな。
「地方創生」という言葉は、ここ数年繰り返し周知されている。
しかし本当の意味で地方を活性化し、根付いているようには見えない。

1970年代後半から90年代には「地方の時代」という言葉が流行った時期があった。
地方創生の取り組みが、うまく行かないヒントは「地方の時代」が消えて行った理由にある・・・。
私たち、特に地方創生を推進する側が・・・。
現在の地域経営、自治体経営のOS(オペレーションソフト)にある欠陥を見ていないためとも考えられる。

フムフム、なるほどナルホド・・・。
この方の指摘する視点は、チェック機能を果たしていない地方議会にあるようだ。
当面する巨大都市問題、環境・資源・エネルギー・食糧問題、管理社会と人間疎外の問題等々。

現代先進工業社会に共通する難問は、自治体を抜きにしては解決できない。
そんな発想・きっかけで「地方の時代」が広まった。

結果、革新派と言われた各地の首長たちが・・・。
地域経営の自律性、主導権の移譲を中央政府に求める構図が生まれた。
しかしこれも、いつの間にか過去のものとなっている・・・。

そうだねぇ~、取って付けたような「地方創生」は、いつの間にか意気消沈。
その指摘は頷ける・・・地方議会ならぬ痴呆議会!しっかりせぇ~!!
税金ばかりかき集めるのでは、胃肝臓!・・・とは言っても彼らには、無理な注文か?

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