晋三クンvs百合子ちゃん

いやはや、10月10日に公示予定の大人の喧嘩は・・・。
晋三クンvs百合子ちゃんの一騎打ちの様相を呈して来た。

百合子ちゃんが、国政新党「希望の党」結成を発表して自らが代表に就任。
とたんに晋三クンたちが慌てふためく景色に一変。
しかし代表自身は、衆議院選に立候補する話は完全否定。

百合子ちゃんは、記者会見で晋三クンの解散方針を批判。
また民進党には党丸ごとというより政策に同意して貰えるかだ、と個別参加を呼びかけ。
民進党の離党ドミノは進んで、結局、希望の党に吸収されてしまった。

とまれ、新党の非自民・非民進の姿が鮮明になったのだが・・・。
晋三クンの言葉は、強がりにしか聞こえない。
希望というのは良い響きだ、フェアに戦いたいと語る。

結果、民進党が消えるのが確定。
それにしても百合子ちゃんの勢いは加速中で、晋三クンに強烈な言葉を投げて攻撃続行中。
改革と言いつつ、日本の存在は下がり続けている。

このまま任せていいのか！
かけそば学園が国家戦略特区で進める獣医学部新設計画を念頭に、こんな批判も登場。
お友達関係でやっている間は、特区の意味がない！新党は、しがらみなく進める！

晋三クンの経済施策も批判し、金融緩和の一本足打法は間違いだ！とアベノミクスを一蹴。
晋三クンが目指す改憲を巡っては・・・。
とても違和感を感じるし、憲法改正そのものが目的化していると言い切る。

消費増税は、実感できる景気回復の実現を優先して、凍結すべきだという立場を示す。
選挙を前に既成勢力を「敵」に見立てる百合子ちゃんの作戦がかなり優勢。
しがらみのある改革は改革とは言わないと言えば・・・晋三クンも負けずに応戦。

ブームから希望は生まれない！とする・・・。
やれやれ、衆議院が解散して事実上の選挙戦に突入、全面対決の様相を呈してきた。
また10月10日の公示日に向け、大規模な政界再編が進行中の景色。

まぁ、晋三クンが「解散劇」を演じてくれて、観客数多になって来た。
晋三クンvs百合子ちゃんの一騎打ちの絵で盛り上がるが・・・。
戦う前に勝負はついているんじゃないのかなぁ～？

おりしも公示の日は、北の何とか記念日。
北の指揮官も祝砲としてミサイルを飛ばせてくれたりして？・・・。

危機意識の低さを憂う

安倍クンは、大した自信である・・・。
北のミサイルから国民を守れるのは自民だって！
安倍クンは解散理由を説明した25日の記者会見でこう語る・・・。

国民は北朝鮮の度重なる挑発に対し、大きな不安を持っていると思う。
現在の北の情勢を「国難」と断じ、この国難を乗り越えるために・・・。
どうしてもいま国民の声を聞かねばならない、と自分の撒いた「国難」を北に責任転嫁？

確かに8、9月には、北のミサイルが北海道上空を飛び越えた。
そして美しい国は、Jアラート(全国瞬時警報システム)を鳴り響かせたが・・・。
安倍クンは、かつてない脅威と煽り、国を守れるのは自民党だ！と胸を張る。

でもねぇ～、本当に体を張って、国を守っているのは自衛官たちだ！
そんな危機的な景色を尻目に選挙騒ぎの美しい国。

衆議院が解散されたので、有事等の場合には・・・。
対応できる立法府は、参議院の緊急集会しかないそうな。
なんとも心許ない限りである・・・。

閣僚のセンセイや政権幹部の多くは、現職の衆議院議員であり・・・。
ただいま、地元の選挙区を激走、あるいは地方の応援演説等々で超多忙となる。
緊急時には、参議院の緊急集会しかないお寒い事情も情けない。

これで安倍クンたちが美しい国を守るというから滑稽過ぎの感。
防衛大臣や官房長官も東京近郊にいる・・・。
安倍クンが地方遊説に出ても、非常事態時は自衛隊の飛行機やヘリ等で帰京できるそうな。

国民に危機を煽るだけ煽って、地方遊説でお出かけ。
なんとも長閑な選挙ゲームであることか・・・。
危機管理ってそんなに軽いものなのか？安倍クン！

衆議院解散に思う

とうとう安倍クンは、北のミサイル脅威が迫りくる中、今日28日に衆議院を解散する。
いつ北のミサイルボタンが押されるのか分からない。
そんな不安の中で安倍クンは、解散・総選挙というボタンを押す・・・。

もりそば・かけそば問題の追及から逃げるための解散らしいが・・・。
我が国が直面する最大の課題は、少子高齢化だ！
これを克服して行くため、社会保障制度を全世代型のものへと大きく転換しなければならない。

時間の猶予はなく、待ったなしだ！大きな改革には当然、大きな財源が必要となる。
財源の目当てがないままでは、改革の中身、それ自体が小さくなる恐れがある。
そのため本日、子育て世代への投資を拡充するため・・・。
これまで、約束していた消費税の使い道を大きく変える決断をした。

はぁ～？日本がミサイルで沈没する危機に直面しているのに子育て？
何か、取り巻き茶坊主が考えた子供騙しのような言い訳・・・。
論点をすり替えて、いつもこんな手品で国民を煙に巻くんだよなぁ～、安倍クンは・・・。

でも、安倍クンの期待に反して、東京都議選に続いて自民党大惨敗したりして？
おまけに民進党は空中分解・消滅？
希望の党に吸収されて、民進党の代表は無所属で出馬だって？

これじゃ、政治屋自身の暮らしを死守する政治ごっこじゃないのか！
国民を弄ぶのは、いい加減にして欲しいなぁ～。

また、トランプさんと言えば、北は長くはないだろうとか、ロケットマンと煽る景色。
これに対して北の幹部は、トランプは宣戦布告をしたとして・・・。
北には米戦略爆撃機の撃墜を含む「自衛的な対応を取るあらゆる権利がある」と警告。

こんな厳しい景色でミサイルが飛んでくるのに、逃げれ！隠れろ！と言って憚らない美しい国。
緊張が日々高まる中で、衆議院解散劇の上演を強行する度胸も大したものである。
自民党もダメ、野党も頼るに足らず心許ない政党ばかり。

不倫等々、スキャンダルの演出だけは、やけに頑張って燃える政治屋の馬鹿ども。
そして夢も希望も消え失せる時に、颯爽と「希望の党」が登場したが・・・。
憂国を救う星になれるのか？輝けれるのか？

そこに来て、選挙後の総理大臣指名選挙で小池都知事を担ぐ構想も浮上。
いやはや永田劇場は、主役の座争奪合戦でめちゃくちゃな様相。
まさに日替わり定食顔負けの政治劇場である・・・。

副総理の頭の中

副総理のアッソ～君の頭の中を疑ってしまった。
政治劇場で重責を担うアッソ～副総理だが・・・。
宇都宮市内での講演で、朝鮮半島から大量の難民に触れた。

難民が日本に押し寄せる可能性に触れた上でこんな論調。
武装難民かもしれないが、警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。
真剣に考えなければならない・・・。

はぁ～、武装難民？何を考えてこんな言葉が飛び出すの？
アッソ～君は、シリアやイラクの難民の事例を挙げて、こう言葉を繋ぐ・・・。

向こうから日本に難民が押し寄せてくる。
動力のないボートだって潮流に乗って間違いなく漂着する。
10万人単位をどこに収容するのか、などと指摘。

おまけに、向こうは武装しているかもしれない、として防衛出動に言及。
でも、この防衛出動は、日本が直接攻撃を受けるか。
あるいは、その明白な危険が切迫している武力攻撃事態等に認められている。

防衛出動は、アッソ～君の言う難民対応は想定していないそうな。
副総理ともあろう方が、どうしてこうも言葉が軽いんだろう？・・・。
このアッソ～君は先月、こんな乱暴なロジックも披露していた。

少なくとも、政治家になる動機は問わない！結果が大事だ！
何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ！と発言。
これもまずいと気づいてから撤回、そそくさと不適切発言を撤収・・・。

アッソ～君、キミの頭の中はどうなってんの？
軽い言葉を連射して、責任を取らない無責任な政治屋・・・。
これだもの美しい国は、輝けるはずがない・・・あ～ぁ。

衆議院解散の表明

昨日9月25日、安倍クンは衆議院解散を表明した。
9月28日に召集の臨時国会冒頭で解散をするという。

そんな景色を尻目に、内閣府副大臣が自民党を離党。
若狭勝衆議院議員らが創る新党へ参加する。
自民党執行部は「ドミノ」を防ぐため、次に離党の動きがあれば・・・。
対抗馬を擁立するなど厳しい姿勢で臨む方針だとか。

自民党幹部は、現職副大臣が離党するなんて前代未聞だ、と怒り心頭・・・除名と息巻く。
別の自民党幹部たちは、こんな塩梅。
他に離党者が出れば、たたき切ってやる！
自分のことしか考えずに行動する人は、必ずしっぺ返しを食らう！

でもねぇ～、いくら怒ったって所詮、選挙は大人の喧嘩！
そんな景色に「こころ」の中山代表も新党へ合流すると言うじゃないか。
更に民進党の松原くんも離党して新党に参加予定。

センセイも人の子、自分の暮らしを守るため必死なんじゃないの？
庶民の暮らしを守るのは、二の次・三の次・四の次？

ところで話題の新党は、「希望の党」と命名して百合子さんが代表に就任だそうな。
台風の目になりそうな「希望の党」ではある。
東京、神奈川、埼玉の3都県の58小選挙区のうち・・・。
東京12区を除く57区で候補擁立を目指す方針。

首都圏で攻勢に出る姿勢が鮮明で、さぞかし安倍クンもびっくり？
思うに、「夢」「希望」「こころ」と市井の生活者の心をくすぐる美しい言葉が登場するが・・・。
まともに国民の期待に応えた政党は、これまでにあったのか？

ここはジックリと「希望の党」のお手並みを拝見しよう。
とまれ、総選挙の投開票は、10月22日。
おまけに自分で国難を招きながら、「国難突破解散」と命名する安倍クンの姿勢も素敵！

冷笑的に嗤うしかないなぁ～。
さてさて安倍クンが男になるか、敗北して遁走するか。
見どころタップリの安倍劇場「散財劇」は、間もなく開演である・・・。

多忙になる？警備業

警察官が駐車違反の取り締まりをしない・・。
代わって登場したのが、警備業の社員による駐車違反の取締り。
おかげで警察官が、退職した後の警備業界という第二の就職先が増えた現実がある。

ところで、国土交通省は、空港での見送りを搭乗口までOKにするらしい。
現行は、保安検査場の手前までの見送りである。
これを今後は、一部の空港で搭乗口まで可能になりそうだとか。

国内線に限り、「保安区域」への出入りを一般客にも認める規制緩和を検討中。
安全性の確保が比較的容易な国内線に限ることで緩和は可能らしく・・・。
年度内にも実現できる見通しだという。

国土交通省は関連規則を改正するが、実際に保安区域に一般客を入れるかは空港ごとの判断となる。
そして入れる場合は、搭乗客と同等の手荷物検査等を課す。
しかし羽田空港等、利用客が多い空港では対応しきれず、不可能と判断される可能性もあるそうな。

空港の民営化が進む中、商業施設の賑わいに繋がるというが・・・。
へそ曲がりの団塊オヤジは別な見方。
国土交通省のご配慮で警備業界は仕事が増えて、嬉しい悲鳴？

公務員の天下り先開拓に見えるのだが・・・。
国土交通省さん！底意は何ですか？

不出馬・出馬いろいろ

安倍クンが説明なしの衆議院解散劇を演じるらしいが・・・。
不出馬や出馬に燃えるセンセイたちをウォッチング。

まずは、浪花のエリカ様こと上西小百合ちゃん。
国会をサボって男と旅行とか、秘書の柄が悪く素行に問題のあるセンセイ。
今回は出馬しないらしい・・・良かった・ヨカッタ、ほっ。

一方、出馬予定のセンセイたちは、こんな調子で燃える景色・・・。
元政策秘書の男性に暴言を浴びせ、暴行等の不祥事で自民党を離党したセンセイ。
遅ればせながら記者会見で陳謝して語る・・・。

恥をさらすことが償いにもなる、と議員活動を続けたいようだ。
引き続き地域のため、国のため、世界のために働ける仕事をやりたいそうな。
92分間に及ぶ記者会見劇で映像を見た芸能人の感想は、こんな塩梅。

いろいろお考えになって、この場に立ったと思うけど・・・。
まぁ、このプロデュースは大ハズレだわ。
姑息さなのか、保身なのか、この人のそういうのが見え隠れするから・・・。
どうも感情移入できない・・・と一蹴。

また、名古屋市長が、国会に戻る挑戦の景色。
国会を離れて市長になったのに、「国民ファーストの会」から再び金バッチを狙うようだ。

また、既婚男性弁護士と不適切な関係を剔抉されたセンセイは、民進党を離党。
しかし謝罪行脚で、次期衆議院選に無所属で立候補するんだとか。

おまけに新党大地は、こんな調子。
鈴木宗男代表が、比例代表道ブロック（定数8）に候補を立てるようだ。
娘は現在、新党大地の代表代理だが・・・。
比例代表道ブロックとしての立場で自民党公認で出馬したいとか。

民進党を離党して新党大地へ、そして自民党への移籍を希望中・・・。
渡り鳥よろしく党籍を移動して、政治屋として何をやりたいんだか、さっぱり分からん。
当選したいがための演出じゃないのか？と勘繰ってしまう。

とまれ公示まで時間があるんで、更にいろんな話題が飛び出すんだろうねぇ。
まぁ、センセイ方もいろいろですんで、せいぜい楽しく頑張って下さいな！

安倍クンのロジック

乱暴過ぎるロジックには、ただただ呆れる。
安倍クンは、今月28日召集予定の臨時国会で所信表明演説を行わず・・・。
いきなり、冒頭で衆院を解散する方向らしい。

解散時期を巡っては召集日のほか、所信表明演説に続き10月2～4日に想定していた各党代表質問。
その直後とする案も検討されたが、代表質問までやれば・・・。
衆議院選日程の10月10日公示、同22日投開票が困難となる。

そんな安倍クンの都合でいきなり解散するんだとか。
野党側は、解散前に所信表明と代表質問。
そして予算委員会質疑等を行うよう求めていたが・・・。
外交旅行から帰った25日には、解散を正式に決意表明。

国会の本格論戦を経ない「沈黙の解散」という歴史に残る快挙をやるようだ。
そしてこの選挙費用は600億円。
それを自己都合で散財出来るんだから、凄い男だ！見上げたもんだ！

政治評論家は、こう語る・・・。
内閣は国会を通じて国民にメッセージを送るのが議会制民主主義の基本だ！
これほど国会を軽視した首相は記憶になく、もはや国会無視だ。

今なら衆議院選で勝てると見込んだのだろうが・・・。
支持率急落前の傲慢さが戻ってしまった・・・。
そうだねぇ～、国会軽視イコール国民軽視だろ！

10月22日の選挙では自民党が大惨敗？こんなハズじゃなかった。
そんな歯ぎしりをする景色が目に浮かぶ。
果たしてこの勝負！丁か半か？改憲の夢物語は、ザ・エンドになるのだろうか。

国民の気持ち・空気を読めない安倍クンが可哀想。
とまれ、主役として解散表明劇を演じて、まもなく戦いの幕は切って落とされる・・・。

月2万円のふたりごはん

眞子さまの旦那になる予定の小室圭クン・・・。
彼を尾行していた？記者は、圭クンが書店で購入した本をニュースにした。
その影響たるや凄いもので、「月2万円のふたりごはん」の本がバカ売れ状態。

1冊税込み1,080円が飛ぶように売れて、6万部を突破とか。
シニカルに眺めて、ひとりごはん中の団塊オヤジもついつい釣られてこの本を購入。
新聞広告のチラシのキャッチフレーズには、彼に評判が良かったレシピを厳選！とある。

裏を返せば、彼女に評判がよくなるメニューということか？
更に、一人当たり1日わずか333円で、たっぷりしあわせをつかめるごはん！と来た。
とまれ、その良かったメニューの一部は、こんな塩梅である。

「揚げどりの柚子胡椒ソース漬け」「ツナと白菜のあんかけ」「ちくわのからしマヨ和え」。
「肉じゃがならぬツナじゃが」「ロールキャベツでシチュー」「えびのプリプリ水ぎょうざ」等々。
でもねぇ～、ひとりご飯でも月2万円は厳しいのに、二人で月2万円となれば、一人1万円の食費。

そして細かいことを言わせてもらえば、消費税という曲者が潜む。
消費税を差っ引けば、月9,000円チョイの食費である・・・。
美しい国の諸物価を考慮すれば、大変厳しい暮らしではないだろうか？

たっぷり幸せを掴む食事になるのかどうか。
いささか疑問ではあるが書籍を購入した手前、レシピに忠実に挑戦して見ることにした。

エイズが蔓延中

やばいなぁ～、福岡県。

福岡県をを中心に九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えているそうな。
東京や大阪等の都市部を含めて全国的には減少・横ばい傾向。
それなのに九州の増加が目立っているという。

感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケース。
あるいは、予防啓発活動の不十分さが一因らしく危機的状況。
2016年の福岡県のHIV感染者は46人、エイズ患者の新規報告者数も46人で計92人。

前年の15年比で61%増、特に40代や50歳以上が増加だとか。
そして佐賀県は計9人、熊本県は計19人で両県も過去最多。

16年の地域別では、九州が計169人で32%増。
関東・甲信越は695人で4%増と横ばい。
近畿は265人で11%減等など。

新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は、日本人男性が約9割。
感染原因は、同性間性的接触が最多の約6割だったという。
一時の快楽・火遊びで不治の病に感染。

外国の話かと思っていたら、日本でエイズが蔓延中の現実にびっくり。
専門家は、実際の感染者は報告よりもかなり多いはずと言うが・・・。
美しい国も随分と怖い国に成長したものである・・・。

医療費の不正請求

モラルもヘッタくれもない、ただ金を儲ければ良い医療界？
たるんだ感覚の医師が、また不正行為に加担した。
東証１部上場の医薬品流通支援会社の子会社が、不正で頑張るニュース。

なんと健康保険制度を悪用し、医療用医薬品を社員に配っていたそうな。
社員から欲しい薬の注文を取って、病院で診察を受けていないのに保険を使って・・・。
自己負担分の3割の値段で医薬品を渡す快挙。

業務で繋がっている医師が、処方箋を出していたと言うから二重に驚く。
社員は自分の分のほかに、家族分まで注文する強者もいたらしい。
不正注文の仕組みは、こんな塩梅。

社員に保険証のコピーを提出させ、病院から診察を受けたように装い処方箋を出して貰う。
その処方箋を自社が運営する薬局に渡して薬を出させる。

社員は3割の自己負担金を支払って、病院と薬局の領収書を受け取る・・・。
7割は健康保険で賄われ、病院は診療せずに診療報酬をゲット。
薬局といえば調剤報酬を、それぞれ健康保険から得ていた。

不正がバレたこの会社と医師の対応はこんな調子。
不正この医師は、軽率な行為だった、と反省の弁。
この仕組みで得た診療・調剤報酬を自主返納する・・・。

会社の広報担当者の言い訳も素晴らしい・・・。
軽率な行為で反省している・・・今後、こういうことが起きないよう社内教育を徹底して行く。
はぁ～？なに？今更、社員教育？言葉が軽すぎるなぁ～。

2015年度の医療費は42兆3,644億円で、9年連続で過去最高を更新記録中。
通院すると1～3割の自己負担で、医療費の実感は薄れがち。
でも残る7～9割の財源は国などが負担。

保険料が20兆6,746億円(全体の48.8%)、国・地方の公費が16兆4,715億円(全体の38.9%)。
保険料と公費で87.7%という大変な額である。
そんな大変さを尻目に、せっせとマネービルに勤しんで来た医師と医薬品会社。

厚生労働省は、医師免許も薬剤師免許も、そそくさと取り消して欲しいねぇ～！
医療費は膨らむ一方で、不正に味をしめる馬鹿どもが跳梁跋扈の美しい国。
腹が立つなぁ～、許せないなぁ～～。

衆議院は早期解散？

遅ればせながら安倍クンが、今月28日に臨時国会を召集する。
しかし、召集の冒頭で衆議院の解散・総選挙に踏み切る公算が大きいらしい。
そして10月22日の投開票が有力と来た。

解散の底意は、臨時国会で森友・加計学園を巡る問題。
それを野党から追及される前に解散した方が得策とも伝え聞く。
野党は「疑惑隠し」「大義なき解散」と反発するのも頷ける。

また、小池東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」。
それと連動した国政政党の準備状況も分析した結果も決断を後押しだとか。
選挙戦では、アベノミクスの継続や・・・。
教育や社会保障制度を抜本的に見直す「人づくり革命」を打ち出すんだって！

安倍クンの取り巻きも、このタイミングでの解散なら負ける気はしないと鼻息も荒い。
振り返れば安倍クンは、東京都議会選挙の惨敗や内閣支持率の急落。
そんなピンチで当面は、堅実な政権運営を心に刻んで支持率回復に専念して来た。

その甲斐があってか、支持率もなんとか回復途中。
おまけに民進党では、離党者が相次ぐドタバタ劇を演じる景色。
更に東京都知事に近い衆議院議員が、新党結成を目指しているものの・・・。
準備が整っていない等々の諸般の事情がある。

と言うで、勝ちたいがための選挙。
政治家としての矜持も脱ぎ捨てて、政治屋自身の暮らしを守る選挙。
でもねぇ～、北が連続してミサイルをブッ放す快挙で、不穏な空気が漂って緊迫中。

そんな最中に解散・総選挙で汗する余裕も凄いと思う！
安倍クン！しかし総選挙で街頭演説中、ミサイルが飛んで来たらどうすんの？
Jアラートなんぞ、全く役立たずの鼻糞だぜ！

もりそば・かけそば学園問題を正直に、かつ丁寧に説明するのも中途半端。
生煮えの景色で解散・総選挙は、政治ごっこの私物化にしか見えない。
急いては事を仕損じると思うんだがなぁ～、安倍クン！

喉を鍛え過ぎ

久しぶりにヒトカラに行って来た・・・。
そう、一人でカラオケBOXへ駆けつけて、2時間も熱唱ならぬ激唱。
朝9時半から昼前までの2時間。

ウーロン茶を飲み、フライドポテトをつまみながら29曲唄って642円。
もちろん三橋美智也さんの歌がメインだが、アイウエオ順で行けばこんな塩梅。

あぁ新選組・哀愁列車・一本刀土俵入り・越後絶唱・おさげと花と地蔵さんと・父子星(おやこぼし)。
男の舞扇・おんな船頭唄・木曽恋がらす・ギター鴎・草笛の丘・古城・新選組の歌・流れ星だよ。
鳴門海峡・母恋吹雪・冬の花火・望郷江差・リンゴの花咲く故郷へ・リンゴ村から。

番外編では福島一さんの「津軽恋ふぶき」、鳥羽一郎さんの「人生花暦」「男の決心」。
そしてアマの田中良孝さんの「八戸慕情」「北のヤン衆船」と、ざっとこんな選曲デスたが・・・。
疲れたなんてもんじゃない、疲れを通り越して、顎がガクガク状態。

最近の書籍で「のどを鍛えれば寿命はのびる！」というフレーズがあったが・・・。
喉を鍛え過ぎて、顎がガクガクじゃ話にならん。
何事もほどほどにということですね、ハイ。

それにしてもアマの方の曲もDAMにあるのには驚いたねぇ～。
とまれ、ボケ防止と長生きしたいがためのセコい考えで、団塊オヤジは激唱の旅を続ける次第。
一度、皆さんに聞かせてあげたいなぁ～・・・。

お粗末なお役所仕事

なんともお粗末なお役所仕事であることか・・・。
日本年金機構が、総額約600億円の年金支給漏れという大チョンボをやってくれた。
慌てた同機構は、10台の専用電話を設置したが電話は鳴りっ放し。

午前8時半の受け付け開始から、自分は支給漏れの対象なのか等の問い合わせが殺到。
支給漏れの可能性があるのは、厚生年金に加入している人の配偶者。
65歳から受け取る基礎年金に、一定額を上乗せする「振替加算」。

対象者の96%は夫婦のいずれかが元公務員等で共済年金の受給者の場合だとか。
未払い額は平均約56万円で、最高額は約590万円。
厚生労働省は同機構を通じ、未払いが判明した人に通知して11月15日に全額を支給するらしい。

いやはや、緊張を欠いたお役所仕事は・・・。
またまた国民の税金を無駄喰いするだらしなさ。
電話機も40台の増設する散財っぷり！

おまけにこの処理では、また7,000億円がかかるんだって？
冗談も休み休み言ってほしいなぁ～。
お粗末なお役所仕事だけは、色褪せずにいまだ健在。

市井の生活者の懐を、税金で痛めつけるのは朝飯前？
散財に燃えるドタバタ劇には、ただただ呆れ返る気持ちで一杯である・・・。

改憲を諦めない

苦境にもめげず、自民党の憲法改正推進本部が頑張っているようだ。
全体会合を開いて党改憲案の取りまとめに向けた議論を再開。
安倍クンが提起した憲法9条への自衛隊明記案などの4項目を対象とする。

安倍クンが、2020年の新憲法施行を目標に掲げたのは記憶に新しい。
そして今秋の臨時国会に自民党案を提出する意向も示したが・・・。
もりそば・やかけそば学園の問題で驕る姿勢を見せたため、内閣支持率は急低下。

慌てた安倍クンは、時期に拘らない姿勢に方向変換した経緯がある。
そんな中で自民党が優先的に検討しているのは、・・・。
①憲法9条への自衛隊明記　②緊急事態条項の創設　③参議院選挙区の合区解消　④教育無償化。

しかし自民党内は一枚岩ではないらしく・・・。
臨時国会への本格的な改憲案提出は見送られる公算が大だとか。
そんな景色でありながら、自民党の憲法改正推進本部は熱く燃える。

北朝鮮の情勢もあり、改正を進めるには今が非常に重要だ！
衆参両院で3分の2を持っている今が千載一遇のチャンスだ！
一方、自民党の元幹事長は、とにかく改正に意義があるというものではない・・・。
と、性急な議論にけん制球を投げかける・・・。

それにしても、教育無償化を憲法に盛り込むのはなんでだろう？
その必要性がイマイチ分からない。
法律で運用すれば済むことではないだろうかと思うが、安倍クンの底意は何だ？

また国民の知らないところで、弥縫策を張り巡らしているんじゃないのかなぁ～。
とにかく油断のできない安倍クンであり、自民党ではある・・・。
改憲で調子こいたら、また支持率が下がるんじゃないのかなぁ～。