グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いっぱい歩いたロケハン2日目

2024年03月22日 | ツアー
某番組ロケハン2日目は、「登山番組らしく、標高の低いところからスタートしたい」とのことで、地層大切断面の近くにある登山道入り口からスタート。白石山と櫛形山という外輪山に登って、裏砂漠を突っ切って、島の東側に降りました。

地図に番号振ったので、番号順に見られた景色を紹介します。


新しくできた舗装された小道を登り

いざ、森の中へ!(15年ぶりぐらいだったので、入り口までの雰囲気が変わっていて、一瞬焦りました😅)



森の中は、カクレミノやヒメユズリハという、三原山周辺では見かけない植物たちが、10mぐらいの高さになって生えていたので、私にとっては新鮮で、ワクワクしました😀

登山道脇には、キョン対策のネットがあちらこちらに張られていて、その範囲が広いのにも驚きました。



舗装された林道と交差して、さらに進むと…



マグマの飛沫(スコリア)が積もった層が、見えている場所がありました!

厚みはこのぐらい。

これだけの量が、空から降ってきたら大変ですね😅(いつの噴火でしょう?)


薄暗い森は、標高300mを超えたあたりから、荒地にいち早く侵入するオオバヤシャブシたちがメインの明るい林に変化しました。

オオバヤシャブシの若葉と伊豆諸島。

この組み合わせも新鮮でした☺️


15年前に来た時には、火山灰とスコリアだらけの黒い斜面(だったような記憶が…)は、すっかり草原に変化し

タイムマシンにでも乗って、一気に時空を飛び越えたような気持ちになりました💦


外輪山の淵に到着。

一気に景色が開けるのは、感動的ですね!


あちこち寄り道しながら、歩き始めて3時間半後に赤ダレに到着。

ここで食べるオニギリ、最高でした❣️


その後、三原山を左手に見ながら平坦な場所を進み、

「溶岩が一部剥き出しになっている白石山がカッコイイ」と、お客様と語り合いながら歩き、白石山に登ってみることになりました。

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久しぶりに見る白石山の上からの眺め。

このあと、さらに高みを目指しましたが、以前よりも草木が繁り歩きにくくなっていて…

途中で断念💦

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櫛形山を目指して歩き


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頂上からの眺めを楽しんだ後


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裏砂漠を突っ切って下山しました。


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道中の黒い地面と空だけの広がり感は、とても爽快でした。


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無事終了しました〜!
距離14kmの23,000歩超えは、結構疲れました😅
ロケの日までに体力つけて臨まないと〜。

(かな)
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