グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

牛乳せんべいがもっと好きになるツアー!

2022年09月08日 | 歴史・文化
8.30に伊豆大島ジオパーク認定ブランド伝え隊の小林祐介さんが企画した
「牛乳せんべい歴史謎!ツアー」に参加してきました!





2日間に渡って行われたツアーの2日目のみの参加でしたが、
牛乳せんべいについて、新しい発見がたくさんありました✨

案内人の小林さんは昨年度まで小学校の先生で、3月に退職され
この4月から地域をベースにして活動されています。
以前より構想を伺っていて、
「参加者とつくるツアー、普通のツアーではないツアー」とあり、
どんなツアーか楽しみにしていました!

まずは、牛乳せんべい工場をFeel度Walk ♪


評価を気にせず、感じることをそのままに、まずは自分が受け止めるのは
大人も子どもも大切なことだなぁと、あらためて実感しました。

初めて訪れる牛乳せんべい工場。
どんなところなんでしょう。ワクワク。
かわいい外観です。

大島では、4箇所で牛乳せんべいが製造されていますが、
今回訪れたのは、えびす屋土産店さんの工場です。

中に入るとポップなターコイズブルーの壁一面の中に
黙々と牛乳せんべいを焼いている女性が!
もわーと暑い中にも甘い香りが漂っています。


えびす屋3代目、元ミス大島の津崎ほたるさん✨




1枚1枚丁寧に焼いています。
型、ひとつひとつにクセがあるそうで、
それぞれの特徴に合わせて焼き加減などを調整しているそうです!

66年間、代々ずっと使われている焼き機とほたるちゃん。
なんともステキな組み合わせです。

朝、自身でぶらっとハウス横の牛乳工場に大島牛乳をもらいに行くそうです。
大島牛乳も搾りたてでフレッシュですが、牛乳せんべいもフレッシュでした!

できたての牛乳せんべいを試食させてもらいました!

もらったときはまだ生地が柔らかくてアツアツ!
素手で平気な顔をして扱っている職人のほたるちゃんに圧巻です✨

焼くのがひと段落したところで、みんなからほたるちゃんへ質問。
前日にみんなで考えていた質問をひとりずつ、順番で聞きました。
わたしも、次から次へと聞きたいことが、盛りだくさん!
みんなの質問やその回答も聞けて、
「なるほどー」「へー!」と思ったことがいっぱいでした。


集会場に帰って、振り返りがあり、
みんなで「メタメタマップ」を作成しました。

久しぶりにこういう感じで書きましたが、
頭の中が整理され、また、みんなが何が印象に残ったのか
見える化できてよかったです!

最後にみんなで残った問いを考えよう!ということで、
「どうやって牛が海水を運んだの?」
と、江戸時代に年貢として塩を納めていた時代、
重労働であった海水運びを牛が担っていたという話から
小学生から出た問いをみんなで考えました。

想像を巡らせるということが趣旨の中、
大人はあれこれ、いろんな知識が思い込みがジャマをしてしまうものなんだと
ヒシヒシと実感しました😓

低学年の子たちも参加していた今回のツアー。
若き参加者の発想の柔軟性が発揮される充実した学びのツアーでした。

知らなかった牛乳せんべいのことを知るきっかけにもなり
牛乳せんべいがもっと好きになりました!

企画していただき、ありがとうございました❗️

(ユリカ)
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