褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 フェイク(1997) FBI捜査官の囮捜査を実話を基に描く

2009年09月10日 | 映画(は行)
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 マフィア映画というのは、アメリカ映画においてたくさんあるし僕もこの映画のジャンルは大好きしかも、僕の1番好きな映画はゴッド・ファーザーだからね

 香港のマフィア映画には、よく囮捜査のシーン(例えばインファナル・アフェアハードボイルド/新・男たちの挽歌等)が出てくるけれど、アメリカ映画で囮捜査の映画は意外に少ないような気がする
 だいたいアメリカの警察官はマフィアから賄賂を受けている事が多いからね(こんな事を書いたらやばいか)例えばセルピコという映画はニューヨーク市警の内部の腐敗を告発した実在の映画
 今回は実在のFBI捜査官でマフィア撲滅作戦の囮捜査で名を上げたジョゼフ・ビストーネの苦しみや葛藤を描いた作品フェイクを紹介しよう

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 FBI捜査官のジョゼフ・ビストーネ(ジョニー・デップ)は、マフィア撲滅運動の囮捜査作戦として、マフィアグループの一員であるレフティ(アル・パチーノ)と接触する事に成功する
 ジョゼフ・ビストーネ(デップ)は、囮捜査名としてドニー・ブラスコという偽名を用いている
 
 レフティ(パチーノ)はドニー(デップ)を気に入り、ドニー(デップ)を組員に紹介したり、マフィア内での掟を教えていく
 レフティ(パチーノ)はドニー(デップ)を部下にして出世の野望に燃えるしかし、ドニー(デップ)が囮捜査によって得た情報によりFBIの作戦は次々と成功を収める

 しかし、ドニー(デップ)は囮捜査において戦果を上げていくが自然と妻のマギー(アン・ヘッシュ)と口論が起き、娘たちも口を聞いてくれない

 次第にドニー(デップ)はFBI捜査官としての役割と自分を実の息子のように慕ってくれているレフティ(パチーノ)に対して感じる恩義に対して、自分自身の立場の境界線が次第にぼやけているのが、自分でも気付いていた

 やがて、マフィアの内部抗争において、レフティ(パチーノ)よりも若いソニーブラック(マイケル・マドセン)が組織のトップに立った
 ドニー(デップ)はFBIの上司の指令によりソニーブラック(マドセン)をマイアミへおびき出した
 そこでソニーブラック(マドセン)は古くなったレストランを新装開店して盛大な店を開き、またマイアミのマフィアと接触することに成功するこの時ソニーブラック(マドセン)はドニー(デップ)をレフティ(パチーノ)の上司にしてしまった

 やがてレフティ(パチーノ)は組員の中に囮捜査員がいることをわかるようになるレフティ(パチーノ)はドニー(デップ)に対し、目をつけるがそれ以上にレフティ(パチーノ)にとってドニー(デップ)が囮捜査員でないことを祈る気持ちが強かった

 やがてマフィア間の抗争が激しくなってきたドニー(デップ)からのFBIへの連絡も途絶えるようになった
 もはやドニー(デップ)はレフティ(パチーノ)に対して、親子以上の絆が出来てしまった最早、自分の本当の任務を忘れてすっかりマフィアの世界に深入りしてしまったドニー(デップ)だったが・・・続きは映画を観てください

 実はこの映画は実話であり、FBI捜査官のジョゼフ・ビストーネの6年間のドニー・ブラスコとしての、囮捜査を描いている
 そしてFBI捜査官としてのジョゼフ・ビストーネとマフィアの一員としてのドニー・ブラスコとの狭間で苦闘する囮捜査官の苦悩が描かれている
 しかし、この映画で本当に観る側に訴えて来るのはマフィアのレフティ(アル・パチーノ)と、ドニー・ブラスコ(ジョニー・デップ)の友情だ
 それは、ラストでアル・パチーノが、自分の死を覚悟してジョニー・デップに対する心情を吐露するシーンに表われている
 単なるマフィア・ムービーの範疇に収まり切らない切なさが残る映画です

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4 コメント

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潜入捜査官の命がけの日々 (zebra)
2012-12-09 18:55:15
この映画は FBI潜入捜査官 ジョゼフ・ピストーネの捜査記録を元につくられたんですよね。

 いつ ばれるか わからない潜入捜査の日々
を送ることになったピストーネ捜査官。

何年かまえに「奇跡体験アンビリーバボー」でも 放送していました。

 ピストーネ捜査官の潜入した組織は ニューヨーク5大犯罪組織のひとつ 「ボナンノ一家」で 潜入捜査の期間は まさに 内紛真っ只中の状況みたいでした。 カーマイン・ギャランテの暗殺、対立するフィリップ・ラステリが二度目のボス就任したり、

そんな 組織の内部事情がこれでは 常に 恐怖と危機感がたえず 心休まる時は なかったはずです。
返信する
zebraさんへ (ディープインパクト)
2012-12-19 10:06:20
コメントありがとうございます。そして返事が遅くなって申し訳ありません。
 本当に潜入捜査官って休める時が無いですね。僕だったら気が狂ってしまいます。
ちなみに潜入捜査官を舞台にした映画でNARCナークという映画がお勧めです。
返信する
ピストーネを過小評価してるワケでは ありません。 (zebra)
2013-01-26 20:17:40
つづきのコメント書きます。見てて思ったのですが・・・以下 ボクの勝手な分析になります。

ピストーネは潜入に選んだ組織が 「ボナンノ一家」でしたから 生きて任務をまっとうできたと思います。

  正体がバレる危ない状況でも機転をきかせ続けたのも そうですし、それだけでなく 潜入する期間6年間と開始した年・・・’75年だったから潜入しやすかったと思うんです。


そして・・・もし 彼が潜入した組織が「ボナンノ一家」ではなく・・・他の4つのニューヨーク犯罪組織だったら・・・・特に「ガンビーノ一家」だったら・・・

 潜入する期間が違ってたら・・・・

 「ボナンノ一家」に潜入するとしてもタイミングが ずれていたら・・・(例えば '79年には ボスのギャランテが暗殺されましたが その時に潜入してたとして・・) 

 断言はできませんが・・・非常に高い確率(95%以上)で!ピストーネ捜査官は 正体がばれて殺されてました! 

 なぜなら「ガンビーノ一家」の場合で考えても ボス中のボスともいわれたカルロ・ガンビーノが'76年に病死。次のボスが就任しました。
(その状況は必然的に 組織内の派閥は ピリピリモードになるため ’75年の潜入したてでは まだ 信用が薄くみられがちになる)

 そういった状況をうまく本人が取り入れ、組織の内部情報を集めて報告し はじめて任務成功なんだなと思うんです。 


 なんかパズルゲームの組み合わせみたいな感じですが
”潜入する組織に あわせて タイミングや潜入期間を長くしたり短く ずらすなどしないと 生きて捜査はまっとうできない”・・・なんて思いました。

  ただ、理解してほしいのは ピストーネ捜査官を過小評価してるワケでは ありませんので そこは 誤解しないようにおねがいします。
返信する
はじめまして (なりは)
2018-01-17 17:55:05
仮面をかぶっていたのが、素顔になってしまったようですよね?

私は映画も見ましたし、実話を文庫化した書籍も読みました。

主人公は、多少葛藤があっても、FBI捜査官としとの職務を全うしたようです。

そのために、マフィアに潜入した時期、知り合った人が、殺されたとしても…
返信する

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