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最近、インモータルズー神々の戦いーが公開されるなど、去年からギリシャ神話を題材にした神様映画ブームが続いている。しかし、神様の内容の映画と聞くと僕はなんだか厳格な雰囲気が漂ってちょっと緊張してしまう。そういえば最近パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々と言う映画を観た。タイトルから想像できるように、ギリシャ神話を題材にした映画。
僕もギリシャ神話を題材にした神様映画という事でちょっと厳格な気持ちで、背筋を伸ばして正座の状態で観ていたのだが・・・開始10秒で大爆笑。その後も爆笑の展開が続き、笑い転げて正座の姿勢を保つことが出来なかった。現代の世界にギリシャ神話に登場する神々がアメリカに住んでいるという設定が既にギャグだが、この映画は笑いだけでなく戦いのシーンも迫力があり、ギリシャ神話に興味がある人も無い人にもお勧めできる
そして今回紹介するギリシャ神話を題材にした映画がタイタンの戦い。前述した映画と違い、この映画はまさに神様と人間が共存していた古代が舞台だ。僕はギリシャ神話には詳しくないが、少しかじったことがある。僕のギリシャ神話の印象だが、神様たちはとにかくエロい。そして特に神々の中でも最高の位に位置するゼウスは特にエロい
このゼウスという神様は姉妹との近親相姦は当たり前。女神や人間と次々とエッチなことをしまくり、子供を作りまくっている。『私が人間を創造した』なんて言っておきながら、人間に自分の子供を産ませてしまうゼウスは性玩具の開発者でありレイプ魔。神様として崇めるどころか、即刻逮捕しなければならないと思うのは俺だけなのか
さて、肝心のストーリーの方は神々の横暴(人間に対するレイプも含まれる)に対して人間たちが反乱する。しかし、人間たちはあっさり神々の圧倒的なパワーの前に意気消沈。神々のリーダーであるゼウスは、冥界の王ハデスの口車に乗って人間に天罰を降そうとする。
そんな人間のピンチに立ち上がったのが、ゼウスが人間に産ました半神であるペルセウス。神々の横暴の被害にも遭ってきたペルセウスが、逆天罰を降すためにエロい神様たちと対決しようとするが、そんな彼の前に立ちはだかる巨大なスコーピオン、蛇女のメドゥーサ、そしてクラーケン(パイレーツ・オブ・カリビアンにも登場する巨大タコ?)等と死闘を繰り広げる
神々に対して無謀な戦いだと知りながら、少数の人間及び途中で出会う変な奴とチームを組んで向かっていくペルセウスが格好いい。最初はペルセウスと人間たちの間で仲が悪くても、次第に友情を結んでいくあたりも好感が持てるし、神様よりも人間の方が好きそうなキャラクターが良いし、とにかく闘うシーンが面白い。ギリシャ神話に興味がある人も無い人も熱い気持ちになれるタイタンの戦いを紹介します
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漁師であるスピローズ(ピート・ポスルスウェイト)によって助けられたペルセウス(サム・ワーシントン)は、善良な人間であるスピローズ(ポスルスウェイト)に育てられる。
ある日、スピローズ(ポスルスウェイト)やペルセウス(ワーシントン)が漁に出ているとアルゴス国の人間たちがゼウス(リーアム・ニーソン)の巨大な像を破壊する現場を見てしまう。人間たちは神々の傲慢な行動に対して我慢が出来ずに、ついに反旗を翻したのだ。
人間の創造主であるゼウス(ニーソン)は人間たちが自分に尊敬の念を無くしてしまったことに、天罰を加えるために冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)を人間の世界に解き放つ。
神々の怒りによって、スピローズ(ポスルスウェイト)は巻き添えを食って死んでしまい、ペルセウス(ワーシントン)も危うく命を落としかけれるが、アルゴス国の兵士に助けられ、アルゴス国の王に拝謁することになる。
ペルセウス(ワーシントン)や前から神々を侮辱していたアルゴス国王や王妃たち目の前に現われたのが、ハデス(ファインズ)。ハデス(ファインズ)は10日後の日食までにアンドロメダ王女(アレクサ・タヴァロス)を生贄として差し出すか、もし差し出さなければ怪物クラーケンを解き放ち、アルゴス国及び人間を滅ぼすと宣言する。
ペルセウス(ワーシントン)は人間の世界を守るため、育ての親であるスピローズ(ポスルスウェイト)の仇を討つため、そして自らの生い立ちの暗さを払拭するため等の様々な想いを秘め、ハデス(ファインズ)を倒すことを決心し、ドラコ(マッツ・ミケルセン)をリーダーとする少数の人間たちと一緒に旅立つが・・・行く手を阻む怪物、魔物達との熱い闘いは映画を観てください
特に巨大スコーピオンとの闘いが個人的には面白かった。クラーケンの真正面から顔はゴジラに見えてしまったのは僕だけでしょうかもっと他の神々(特にアプロディーテー)を活躍させて欲しかった気もします。
それにしても最近はギリシャ人のデタラメな国民性がよく知らされますが、ギリシャ神話の神々たちはこの現状をどう思っているのか非常に気になってしまいます。
ちなみに監督はトランスポーターのルイ・レテリエ。最近はハリウッド映画に進出するなど目覚しい活躍です。
ペルセウスを演じるのはサム・ワーシントン。なかなか格好良いです。大ヒット映画アバター(実はこの映画を観ていないのですが、本当に面白いのでしょうか?)の主演など急に運が向いて来たようです。
偉大なる神?ゼウスを演じたのがリーアム・ニーソン。スティーヴン・スピルバーグ監督のシンドラーのリストの主演以来の大スターにして演技派。アイルランドの英雄を演じたマイケル・コリンズは彼の熱演が印象的。
冥界の王ハデスを演じたのがレイフ・ファイズ。彼もリーアム・ニーソンと同じくシンドラーのリスト以来、ずっと絶好調。ロバート・レッドフォード監督のクイズ・ショウ、アンソニー・ミンゲラ監督のイングリッシュ・ペイシェント、フェルナンド・メイレレス監督のナイロビの蜂等、出演している映画の質においてはリーアム・ニーソンより上回っていると思います。
そしてペルセウスと一緒に旅をする人間側のリーダーであるドラコを演じたのがデンマーク人のマッツ・ミケルセン。今や最も世界から注目されている女性映画監督であるスサンネ・ビアのしあわせな孤独、アフター・ウェディングの2作品とも超お勧め。
最近はハリウッド映画にも進出したり、007カジノ・ロワイヤルの悪役など絶好調の俳優です。
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