ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

建設 筆記試験と口頭試験 (9)

2009年07月04日 | 技術士(二次)
 
建設 筆記試験と口頭試験 (1)
建設 筆記試験と口頭試験 (2)
建設 筆記試験と口頭試験 (3)
建設 筆記試験と口頭試験 (4)
建設 筆記試験と口頭試験 (5)
建設 筆記試験と口頭試験 (6)
建設 筆記試験と口頭試験 (7)
建設 筆記試験と口頭試験 (8)
建設 筆記試験と口頭試験 (9)
建設 筆記試験と口頭試験 (10)
建設 筆記試験と口頭試験 (11)
建設 筆記試験と口頭試験 (12)
建設 筆記試験と口頭試験 (13)
建設 筆記試験と口頭試験 (14)

国土交通白書の活用とアウトプットの留意点について、過去の主なエントリーをダイジェストで振り返っておきたい。

前回、建設部門を受験した際の、5月~7月頃の主なエントリーを記した。
今回はその前後のエントリーを振り返っておきたい。

私の取り組みは、独り言のスタイルで、ありのままにブログに投稿してきた。
自分自身の弱い部分、醜い部分を含めて あからさまに書いてきたので、お見苦しいところも多々あったと思う。

それは、自分自身が、その時々に何を考え何をしたのかを正しく振り返ることができ、改善に資することができると考えたため。
これから技術士資格の取得に向けて取り組む方に、何かを教えるといった高尚なことはできないが、
不器用な生きざまを綴ることで、私の失敗例や非効率な面が反面教師として少しでも役に立てば、、、との思いもあった。
恐縮ながら、ご理解いただけるとありがたい。

● 今日からスタート (2008年02月11日)
・今年度、二次試験を初めて受験した。
・奇跡的に口頭試験まで進むことができたが、結果は厳しいものになるであろう。
・結果は口頭試験直後に合否が決まっていると思われるため、合否通知を待つだけである。

● H19年度口頭試験の反省 (2008年03月05日)
・どんな結果であろうとも、その結果を素直に受け入れる。(マインドコントロール)
 不合格の場合、リベンジに向けて進む。
・反省すべきことは努力不足に尽きる。
 (1) 技術的体験論文を、筆記合格を知ってからの週末の一部だけを使って作成し、生煮えのまま提出。
  加えて、業務の守秘義務があるため、口頭試験対策の研修等も一切受講しなかった。
 (2) 口頭試験の準備は約1週間。業務をこなしつつ、深夜・早朝に取り組んだだけ。
  そのため、プレゼンの準備は、口頭試験の前日の土曜日の朝から開始となった。
  結局、直前の詰め込みで頭が活性化したため寝ることができず、徹夜で口頭試験に挑むことになった。
・口頭試験本番では、試験官からプレゼンの時間制約を 異常なほど厳格に適用された。
 これは、掲示板等をみても他には見当たらない珍しいケースである。
 何らかのいきさつがあったのかも知れない、また、あえてなのかも知れないと推測せざるを得ない雰囲気だった。
 ※最後には、選択科目、いや建設部門ですらない、私の経験に関わる興味本位とも思える質問を受けた。
・人事を尽くしきれずに天命を待つような気持ち。

● H19年度口頭試験の結果 (2008年03月07日)
・口頭試験の結果は「不合格」。
 あわよくば、という気持ちも若干あったが、残念。。。
・建設部門のH18年度、H19年度の合格率の推移等の統計情報を分析。
・準備不足のままでは、筆記試験はパスできるかもしれないが、口頭試験で露呈する。
※この時点までは、自分自身の努力不足を真摯に反省したうえで、自分が努力をすればなんとかなると甘く考えていた。

● H19年度口頭試験の成績通知書 (2008年03月08日)
・成績通知を受け、「不合格」の要因を分析。
・合格基準に達していない評価項目は「経歴及び応用能力」。
・本質的な原因は、業務経験が受験部門において保守本流ではないことであると結論付けた。
 試験官(審判)が、ふさわしいと判断する業務範囲(ストライクゾーン)を狭く設定した時点でアウト。
 試験官により、範囲が異なると推測されるので、運に左右される要素を内在したまま受験しなければならないと痛感。
 業務経験なので、(選択科目を変更しない限り) 努力しても微妙な修正しかできないと気づき、愕然とする。
 不条理な部分もあるが仕方ないと、自分に言い聞かせる。
・その他の原因は以下と分析し、これらは本質的な課題ではないので排除可能と認識。
 (1) 技術士になった場合の抱負を具体的に、現実性を持たせて伝えるべきだった。
 (2) 技術士になりたいという意欲も弱かった。
 (3) 不合格にするために用意したトラップに引っ掛かった恐れがある。(内容は伏せる)
・H20年度試験までには本質的な課題は解消できないが、もう一回チャレンジしてみることを誓う。

● 口頭試験の成績の傾向 (2008年03月12日)
・APECさんが「技術士受験を応援するページ」の掲示板に掲載された口頭試験不合格の傾向を転載。
・加えて、建設部門の道路、鋼コン、河川砂防の口頭試験合格率の推移(H18→H19)を分析。
 特徴的な結果となっていることを知り、更なる分析をすることにした。

● 建設部門における合格率の分析 (2008年03月15日)
・建設部門の道路、鋼コン、河川砂防のフェーズ別の合格率の推移を分析。
・掲示板等で、最終合格率のバランスをとるために口頭試験合格率を調整しているのではないかという指摘がされていた。
 信じたくはなかったのだが、あながち間違っていないことを知り、愕然とする。
※分析結果を踏まえると、そう考えるのが自然ということ。操作といった類ではなく、自律的なものであろう。
・これ以上の分析をしても時間の浪費になると判断。
・ボーダー近辺では、運に左右され続けることになることになるため、運の要素を排除するためには、圧倒的な成績をたたき出すしかない。
 しかし、そのためには限りある時間を費やす必要があるが、優先順位はそこまでは高くはない。
※分析結果を踏まえ、自分自身が努力をしてもどうしようもない部分があると認識し、それを前提に取り組むことに変更した。

● H20年度試験の取り組みスタンス (2008年03月19日)
・H20年度試験の取り組みスタンスを宣言。
 ⇒ 限りある人生を楽しみながら、人間力・普段力を養いつつ、可能な範囲で試験を意識した対策を行う。
   あとは、いい意味で運次第。

● 二次試験受験申込み(1) (2008年04月23日)
・技術士第二次試験のインターネット申請を完了した。
・肝心の業務経歴については、職務内容の記述を選択科目をより意識したものなるように味付けをした。

● 二次試験受験申込み(2) (2008年05月01日)
・人事異動で、受験する建設部門の直接の業務から少し遠ざかることになった。
 新しい業務では情報工学系と総合技術監理系の高度なスキルを求められる。
 情報工学系は技術の進展が速いので、かなりの勉強が必要不可欠。
・建設部門の勉強時間の確保は更に困難になったので、今年度の合格は遥か遠い彼方になったと認識。

● 事情が変わった。 (2008年07月25日)
・上長が社外に転出することになった。
・非公式ながら事前に察知しており、言い訳ではないが、この事前対応のため、筆記試験の対策は進んでいなかった。
 概況としては、必須科目(一般)が中途半端な状態で、選択科目(専門)が手付かずと言った状態。
・上長は業務に関するドキュメントを残しておらず、不在になった途端、業務の連続性が担保できない状態となる。
 そのため、筆記試験の勉強は中止して、業務・ノウハウの引継ぎに注力することにした。
・時間的な制約があるなかでの、私自身の物事の優先順位をベースとした判断。
・ただ、業務上のトラブルが発生していない限り、筆記試験の会場には足を運ぶつもり。
※上長にドキュメント作成を何度も頼んだが無理だった。
 抜本的な方策を考えて、責任者に具申したが、残された期間内に実行するまでの時間的な余裕はなかった。
 これは、もうすぐ、実現できそうである。(組織としてのリスクマネジメントを意識して、継続的に対応してきたもの)

● 二次試験(筆記)を一応受験 (2008年08月03日)
・試験前日に試験勉強を再開した。
・直前の詰め込みで頭が活性化したため寝ることができず、またも、ほぼ徹夜の状態で試験会場に向かった。
・幸い、額に貼った「熱さまシート」の効果もあってのか、試験の途中で寝てしまわうことはなく、回答用紙の枡目だけは埋めた。
・準備不足を踏まえると、厳しい結果になるかもしれないと予測。

● 技術的体験論文 (2008年08月17日)
・昨年度の反省を踏まえ、役に立つかどうかはわからないが、技術的体験論文の準備を進めなければと、自分に言い聞かせる。
・昨年度と同じ題材を手直しして挑むか、別な題材に切り替えるかを思案。
 別な題材の候補は「アセット・マネジメント」。
・上手く書けるかどうかわからないが、題材の選択肢を増やせるし、質疑応答のネタにもなるので、トライしてみることにした。

● 技術的体験論文(2) (2008年09月13日)
・業務は引き続き、繁忙を極めており、通勤中や寝ている時(夢のなかでも)も、ずっと業務のことを考えている状態。
・技術的体験論文の準備は、恥ずかしながら、全く進んでいない。
・技術的体験論文のアドバイスをいただく段取りをした。
 アドバイスをいただく方に見ていただく論文を準備する必要がある。

● 二次試験(筆記)の 合格発表 (2008年10月27日)
・筆記の合格発表があり、合格させていただいた。感謝。
・口頭試験を突破できるのは70~80%程度とみておくのが妥当であろう。
・昨年度と同様、選択科目における保守本流ではないことに変わりがないので、かなり険しい道になるものと覚悟。

● 二次試験(口頭)の通知 (2008年11月01日)
・通知が届き、試験日がは12月某日と判明。
・既に技術的体験論文が受理されはじめていることを知り、またも、準備不足を痛感。
・私も技術的体験論文を仕上げないと。。。

● 技術的体験論文の作成 (2008年11月09日)
・技術的体験論文の提出期限がきたので、出来上がりということにした。
・述べ20時間近く、格闘した。 半分程度はWordの図表の挿入に手こずっていただけ(^^ゞ
・当初案は、幾分難解な表現になっていたので、シンプルで、わかりやすくものに作り変えた。
 加えて、選択科目の事業に寄与していることを滲ませた。

● 技術的体験論文の提出~受理 (2008年11月10日)
・今朝、技術的体験論文を技術士試験センターに直接持ち込んだ。
・提出すると、形式審査を実施して受理された。その間、数秒。
・受理完了したことを確認して、ひと安心。

● 口頭試験に向けて (1) (2008年11月13日)
・「技術士受験を応援するページ」の掲示板での道路の口頭試験についてのトピックがあったので、その一部を要約して転載。
・私がおかれた環境に比べると、なんとも羨ましい限りの悩みなのだが、技術的体験論文の作成において苦心したり、口頭試験に向けて漠然と考えていたものと被った。

● 口頭試験に向けて (2) (2008年11月23日)
・口頭試験の対策は、なかなか進まない。
・あまり時間がとれないという制約条件のなかで、どうやって効率的に口頭試験対策を進めるかが課題。
・この一週間で実施した対策は、専門論文の再現(論理展開レベル)とブログの閲覧程度。

● 口頭試験に向けて (3) (2008年11月24日)
・昨年は口頭試験の1週間前のスタートだったので、それよりはずいぶんマシなのだが、周りをを見渡すと、かなりのスロー・スターターになってしまったことを理解。
 初めて受験した昨年とは違って、周りの状況を見渡す余裕ができたと、自分を慰める。
・基本スタンスは、普段力・自然体。ありのままの自分をどうぞ見てください。
・しかし、口頭試験では "プラスα" が必要。それは、保守本流ではないことに対しての対策。
・異質なので、ギリギリのところで、どうにか滑り込まさせていただく感じ。
 残念ながら、運にも左右されやすい。
・悔いを残さないようにするためには、
 45分の時間制約があるなかで、試験官に私自身をより正しくご理解いただけるよう努めることが重要。
 何故、合格枠が限られている技術士の資格を、保守本流ではない私に与えていただくことが必要なのか。
 技術士になりたいという意欲、そして、技術士になった場合の具体的な貢献。
 試験官にわかりやすくご説明して、ご納得いただく必要がある。
・「技術士受験を応援するページ」に 二次試験体験記・事例 が掲載されているのだが、
 その中の「anbenさん(建設、建設環境 )」の体験記(Word文書)が いたく身にしみた。
 立場・環境は違うものの、その時点においては少数派という点では同じ。
 変革の際には少数派の力も必要ではないかと思うが、所詮、ごまめの歯軋り。
 考え抜いたうえ、目には見えないハードルを突破されたのだろう。
・冷静で客観的な自分がいる。
・超えるべきハードルとして、ここ半年間以上、認識してきたこと。
・戦況は厳しいが、迷うことなく進んでいきたい。
※「anbenさん(建設、建設環境 )」の体験記を読んで、口頭試験に向けての自分自身の腹が決まった。

● 口頭試験の「合否決定基準」 (2008年11月26日)
・口頭試験(総監を除く)の「合否決定基準」とその配点を常に意識できるように、転載。
※配点の意味が公表されていないが、「試験の重み・時間配分」と勝手に理解。

● 口頭試験を受験 (2008年12月14日)
・口頭試験(建設部門)を受けてきた。
・プレゼンはぶっつけ本番。
 まぁ、いつものことなので、細かいことはどうでもいいと自分自身に言い聞かせる。
・試験官は昨年とは違う方々。
 結果も違うものとなるといいのだが、そういうことでもないのだろう。
・後は、天命を待つのみ。
 しばらくの間は、私にとっての優先順位1位の「家族・自分の健康や人生の充実」にもう少し時間をあてていく。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。