ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

H19年度口頭試験の反省

2008年03月05日 | 技術士(二次)
・二次試験(建設)の合否判明 → あと2日
・試験受付開始 → あと27日
・筆記試験 → あと151日

二次試験(建設)の合否判明が、あと2日に迫ってきた。

ここで宣言!
というか自分自身のマインドコントロール。

私は、どんな結果であろうとも、その結果を素直に受け入れる。
そして、2月11日に投稿した『今日からスタート』で記したとおり、結果に応じた次のアクションに進む。
(勿論、それは簡単なことではないだろう。)

さて、本投稿が合否判明までの最後になると思うが、昨年受けた口頭試験を振り返っておく。

試験日は、昨年12月上旬のとある日曜日。
今から考えて見ると、かなり準備不足だった。
初受験だったこともあり、「特別なことはない。聞かれたことに答えるだけ。試験官に素の自分を見てもらえばいいんだ。」と軽く考えていた部分があったためだ。

技術的体験論文は、実質上は筆記合格判明以降に週末の一部を使って作成し、最終日に生煮えのまま駆け込み提出してしまった。
加えて、業務の守秘義務があるため、口頭試験対策の研修等も一切受講しなかった。

12月になって、「技術士受験を応援するページ」の掲示板を通して多くの方が大変な努力をされていることを知った。
わずか45分の口頭試験に信じられないくらい多くのものを掛けている。
会場が東京のみであり、遠方から移動してこられる方の移動中のリスクマネジメントが恒例のネタにもなっている。
こういった中で、準備ゼロで挑むと、試験官からみると違いが歴然としてしまうだろうし、何しろ失礼にあたるのではないかと反省した。

口頭試験本番の約1週間前になって、気持ちを切り替えた。
APECさんが監修した「ズバリ!口頭試験合格法」を読破し、想定問答の検討を開始した。
今更、どこまでキャッチアップが可能なのかはわからないが、できる限りの努力をすることを決めた。

掲示板で口頭試験の概況報告が始まり、APECさんの想定どおり、業務経歴と技術的体験業務の説明(プレゼン)を求められる事例が増えてきた。

業務をこなしつつ、深夜・早朝での準備となった。
業務経歴それぞれに対応した体験業務を工夫や失敗例とともに整理していると、思いのほか手間取った。

そのため、プレゼンの準備は、口頭試験の前日の朝からの開始となってしまった。
評価項目のポイントを押さえつつ、簡潔にまとめるのは容易ではなかった。
結局、試験当日は徹夜での準備となってしまった。

実は、徹夜すると思考能力が低下し、試験官からの質問に臨機応変な対応ができなくなる恐れがあるので徹夜は避けたかった。
しかし、布団で横になっても頭が活性化していたためか、体が眠ろうとしてくれない。
そのため、途中で寝るのをあきらめたと言ったほうが正しい。

プレゼンの素案ができたのが口頭試験当日の朝。
読み返しながら、初めて聞く人にわかりづらい部分、伝わりづらい部分に修正を入れ続けた。

自宅から試験会場へ向かう直前に、プレゼンの所要時間を計ったところ、15分を超えている。
技術的体験論文だけで10分を軽く超えている。
業務経歴と技術的体験論文をセットにして10分程度で説明するよう求められた事例があるようなので、マズイと思いつつ出発進行。

試験会場には約50分前に無事到着。
受付を済ませ、待合室に移動。
待合室のドアを開けると、20名を超える同志の視線がきたので、軽く会釈。

重い雰囲気を感じながら、空席に座り、一息をついて、準備を再開。
私以外に、この期に及んで慌てている方は見当たらない。
かっこ悪いが、仕方ない。

約15分前に、多くの方が早々と試験部屋へ移動を開始。
私は約5分前まで粘って、プレゼンの内容を短縮しながら記憶することに努めた。
試験部屋の前についたら、前の方の試験が続いている様子。
一つ前の方が退出後、開始時刻ピッタリになったところで、試験官に促されて入室。

プレゼンの概況は、「技術士受験を応援するページ」の掲示板に記した。

以下、掲示板からの引用。
・投稿時の私のHNは「初受験者(ごんぎつね)」。
・ある方が、「業務経歴と体験業務について10分程度で説明しなさい」の「10分程度」の程度の質問をされていたので、それに答える形で投稿したもの。
・○分=10分。


[引用開始]
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No.12134 RE:10分程度の程度とは? 投稿者:初受験者(ごんぎつね) 投稿日:2007/12/29(Sat) 04:19

二次(建設)でのケースを、

詳細な記録は試験中なので公開を控えさせていただきますが、
私の場合、準備不足のままぶっつけ本番で望むことになってしまったのですが、
「○分程度で説明してください」とのお題をいただき、内心「セットで○分ときたか~。でも、本掲示板では短くても指摘されなかった事例が書いてあったので、若干オーバーしてしまっても大丈夫かな。」と思いつつ、わざわざ確認をするのも躊躇われ、プレゼンを開始しました。

すると、「○分ですよ。説明を急いで、まとめてください。」的なことを言われ、ちょっと冷や汗。
やや尻切れトンボ的なプレゼンになってしまいました。

試験官は、ひとつ前の受験者を含め、試験時間を制限時間いっぱいまで使われていました。
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[引用終了]

部屋の時計は、振り返らないと確認できない。
また、掲示板では2~3分程度ならば、短くても長くても特段の指摘はなかったようだ。

早口にならないよう気を付けたこと、また、詳述した体験の略記についても説明を求められたこともあり、
詳述の最後、「(4)技術的成果」と「(5)現時点での技術的評価及び今後の展望」は1分程度で説明を終えた。

私のように、ここまで厳格に時間制約を適用されケースは珍しいようである。
進行役の方が、もう一人の試験官を気にした様子で催促された。
朝からの口頭試問の中で、何らかのいきさつがあったのかも知れない。
また、あえてなのかも知れない。
二人の試験官の雰囲気からはそんな印象を受けた。

徹夜勉強は生まれて初めての経験だった。
気力で何とか対応したが、いつもの自分とは違う部分もあったように思う。
ただ、それを含めてそれ全部が自分だ。

今は、人事を尽くしきれずに天命を待つような気持ちだ。

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