ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

建設 筆記試験と口頭試験 (2)

2009年05月13日 | 技術士(二次)
 
建設 筆記試験と口頭試験 (1)
建設 筆記試験と口頭試験 (2)
建設 筆記試験と口頭試験 (3)
建設 筆記試験と口頭試験 (4)
建設 筆記試験と口頭試験 (5)
建設 筆記試験と口頭試験 (6)
建設 筆記試験と口頭試験 (7)
建設 筆記試験と口頭試験 (8)
建設 筆記試験と口頭試験 (9)
建設 筆記試験と口頭試験 (10)
建設 筆記試験と口頭試験 (11)
建設 筆記試験と口頭試験 (12)
建設 筆記試験と口頭試験 (13)
建設 筆記試験と口頭試験 (14)
建設 筆記試験と口頭試験 (15)

技術士二次試験の採点者である試験委員について記しておきたい。

試験委員は、「作問委員」、「採点委員」」、「審査委員」から構成されており、試験委員の任期は 1年以内である。
再任も可能であり、原則として連続4回を超えないものと定められている。

各々の委員の役割は、以下のとおりである。
・作問委員: 問題案の作成及び答案の採点を担当する。
・採点委員: 答案の採点を担当する。
・審査委員: 択一式の出題問題の正確性及び妥当性のチェックを行う。

そして、ここが重要なのだが、
口頭試験の試験官は「作問委員」及び「採点委員」が行うことになっている。

受験者の多い科目の場合は、一人あたりの採点量が過重にならぬように「採点委員」の人数を多くする必要がある。
多くの委員が採点することになると、基準を合わせる必要がある。
そのため、「作問委員」は「採点委員」が当該問題の答案採点を的確かつ効率的に行えるよう、
出題の目的、採点基準等を採点マニュアルに明確に示すことになっている。

「採点委員」はそれらに則って、筆記試験を採点することになる。
状況に応じて臨機応変・柔軟にというより、マニュアルに則って、忠実に採点することに重きを置くことになるだろう。

そして、「採点委員」は筆記試験で合格とした受験生の口頭試験の試験官を担当すると言われている。
自分自身がおかれた立場における行動パターンは変わりづらいものであり、
状況に応じて臨機応変・柔軟にというより、マニュアルに則って、忠実に採点することに重きを置くことになるだろう。

続く、、、

最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (らがー)
2009-05-16 19:43:12
ごんぎつねさん,お久しぶりです.

>状況に応じて臨機応変・柔軟にというより、マニュアルに則って、忠実に採点することに重きを置く

そこが厄介なところです……(^^ゞ.マニュアル的な解答ばかりでA評価にしてしまう採点委員もいれば,それだけではB評価扱いする採点委員もいるんですよね.

現行試験では,マニュアル的な解答(基礎的な知識)と自分の考え,これらの記述バランスが問われているんだと思っています.
返信する
ご無沙汰しております。 (ごんぎつね)
2009-05-16 22:06:17
らがーさん、
ご無沙汰しております。

>現行試験では,マニュアル的な解答(基礎的な知識)と自分の考え,これらの記述バランスが問われているんだと思っています.

全く、そうですね。
運に翻弄される部分はなくなることはないと思いますが、極小化できますよね。

お題に則した構成力に加えて、何かキラリとしたものを見せられるとよさそうですね。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。