ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

建設 筆記試験と口頭試験 (6)

2009年06月19日 | 技術士(二次)
 
建設 筆記試験と口頭試験 (1)
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建設 筆記試験と口頭試験 (14)

国土交通白書の活用とアウトプットの留意点について、過去の主なエントリーをダイジェストで振り返っておきたい。

技術士資格を取得するには二次試験に合格する必要がある。
そして、二次試験に合格するためには、定められた合格基準を満たす必要がある。
そして、合格基準を満たすためには、試験官が採点する際に加点しやすいように書くことが重要だと考えている。

2008年2月11日にブログを初め 、その5日後の 2回目のエントリーで 『筆記試験の評価項目』 を投稿した。

● 筆記試験の評価項目 (2008年2月16日)
評価項目を意識して勉強を進めることが得策だと考えている。
要はベクトルを合わせるということだ。
技術士二次試験の評価項目を記しておく。

Ⅰ.選択科目
 1 選択した技術部門に対応する「選択科目」に関する専門知識と応用能力
 2 選択した「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力

 → 有資格の同一科目を総合技術監理部門で受験する場合は免除される

Ⅱ.必須科目

 選択した技術部門に関する課題解決能力及び応用能力
 ・択一式
 ・記述式

 → 択一式は総合技術監理部門のみが該当する

試験センターから公表されている内容はここまである。
総合技術監理部門の択一式の評価項目が課題解決能力及び応用能力?
専門知識のように思えるのだが、そうなっていない。
今のところ、よく分らない。

なお、評価項目それぞれについての「能力の概念」や「その確認方法」は以下のとおり認識している。

◆課題解決能力

能力の概念:
新たに直面した、または直面する可能性のある課題等に対し、多様な視点から検討し、論理的かつ合理的に適切な対応を行える能力

その確認方法:
・「技術部門」に関係するテーマに対する問題点や課題の抽出・分析、それに基づく実現可能な対応策の指示等を問う
・問題点等の抽出・分析が適切に行われ、対処すべき要因が明確化されているか、対応方針や対応策は適切かつ実現性があるか、多様な観点からその効果まで検討されているか

◆応用能力

能力の概念:
習得した知識、経験等に基づき、正しく問題を認識し、必要な分析を行い、判断し、対応策の企画立案を適切に実施できる能力

その確認方法:
・「選択科目」に関係する事項に関し、技術的裏付けに基づいた新たな知見の構築や、技術者が今後新たに遭遇する可能性ある状況等に対し、具体的な対応策の指示等を問う
・課題に対する判断や分析が、これまでに蓄積した知識や経験に裏打ちされており、状況に応じた実現可能な考え方となっているか等の観点から評価

◆論理的考察力

能力の概念:
課題の問題点の抽出から課題解決までのプロセスにおいて、検討に必要な要素の過不足、論理の矛盾や飛躍がなく、筋道を立て、明確な論拠を持って判断し、考察する能力

その確認方法:
・「技術部門」に関係するテーマに対する対処のプロセスやその考え方等を問う
・テーマの技術的な内容について論拠を持った分析・検討がなされ、その内容が、論理の飛躍や要素の過不足がなく明確に記述されているか


優秀な技術者が持っている能力を上手くまとめてある。
これらの能力は、業務遂行において共通的に、そして普遍的に求められるものだと思う。

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