いいな。接客業に休み無しだから、人が旅行やレジャー、イベントに楽しんでるとき、こちらは働いてる。
TVでは高速道路の渋滞情報や列車や空港の混雑を流してる。混んでる時にわざわざ行かなくてもなんて毒づきながら、羨ましく思ってる。
各地であった事故やトラブルの放送の合間に、憲法記念日にちなんだ集会の事も流れてた。
横浜市の臨港パークで行われた「5・3憲法集会」では、ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏らが参加。
この人は相変わらずダメだな。偏ってる。言ってる事はわからなくはないが、批判する際に一国の首相を呼び捨てにするのはどうか?物書きなのに?って疑うしか無い。まぁ齢80歳だから耄碌しててもしょうがないか。物心ついた時からあった憲法で何の不自由もしてないと勘違いしてるから変えられると不安しか無いんだろう。今の日本を作ったのはお前らが努力を怠ったからだという事さえわかってないんだから仕方ない。
憲法改正って最近あちこちで耳にする。
日本国憲法。このGHQが8日間で草案を出してきた憲法を、70年近く守ってきた。
でも、最近の情勢で合わない事が多々出てきた。
特に憲法9条。共産党は目くじらを立てて「これを替えるのは許さない」って喚く。
共産党の議員に「じゃぁ中国や韓国が尖閣諸島や竹島に上陸してきたらどうするの?」って聞くと、「こちらが武器を持ってない限りそんな事は無い」なんて阿呆な返答される。集団的自衛権とかも同じようなノリ。なんかに洗脳されて「この日本国憲法を維持しなきゃダメだ」って意固地になってる。本気でそう思ってるなら脳みそにウジがわいてるのか、現実逃避の中二病と変らない。
日本の憲法って読んだらわかるけど、結構曖昧に書かれてるのよね。色んな本が出てるけど、現代語訳で日本国憲法を書いた伊藤真さんの「現代語訳-日本国憲法」(ちくま新書)やAKB48の内山奈月(なんと日本国憲法を暗唱できる)と九州大学准教授の南野森さんの「憲法主義-条文には書かれていない本質」って本でも読んでくれたらわかるんだけど、まぁ見事に解釈次第ではどちらにでも取れるように作ってある。
憲法だけじゃ曖昧だから法律。法律でも曖昧だから法令や政令、条例ってどんどん増やしていった。
そのおかげで色々規制だけが増えた。曖昧だったから個人の判断で出来た事が抑制される。
煙草をポイ捨てする人が増えたから路上禁煙地区って条例で縛る。法律では個人の嗜好を抑制できないからね。
労働法と労働者派遣法もそう。一見シンクロしてるみたいだが、労働者派遣法は後からつくったもんだからその他の法律とは全然シンクロできてない。いい例が自転車と自動車免許だろう。自転車は法律上は車だから飲酒運転禁止。無灯火とかでも捕まる。でも自転車は乗るのに、免許制いらないから行政罰則や減点なんか無い。
聖徳太子が制定した頃は17条しかなかった。そう考えると元々日本には法律とかって必要なかったのかも。
人に迷惑をかけない。助け合う。先代を尊敬する。物を慈しむ。物を大切にする。感謝する。風習や習慣を守ればそれがルール。
それで判断できない時にだけお代官様や奉行所や地主や庄屋が協議したんじゃないのか。
家庭のルール、社会のルール、学校のルール、組織のルール・・・色々なルールが存在する。
でも、今は家庭で教えられないから、学校で教えようとするとモンスターペアレンツに攻撃されるから、社会のルールを教えようとするとキレられるから、組織のルールを教えると法律や労働組合がウルサいから。
文面で明記されてこれが規律ですって決められないと守れない時代。でも決められた事にも平気で反発する。法律の曖昧な部分の個人の自由を盾に。
こんな時代。もう一度はっきり日本国憲法からじっくり作りなおしては如何?
白州次郎の気持ちがわかるよ。