GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

キヨシロー7回忌

2015-05-03 03:07:38 | MUSIC/TV/MOVIE
早いもんだ。もう七回忌。
忌野清志郎が亡くなってもうそんなに経つんだ。
先日ベン・E・キングが亡くなられて、「あぁStand By Meは清志郎も唄ってたなぁ」って思ってたとこだ。

七回忌の5月2日、渋谷公会堂で毎年恒例の追悼ライブ「忌野清志郎 ロックンロール・ショー」が開催されたらしい。奥田民生やトータス松本等のメンバーと共に、今年は井上陽水も参加したそうだ。

二人の合作の「帰れない二人」は名曲だ。(RCバージョンは「指輪をはめたい」ってタイトル)でも今考えると不思議。この曲が収められてる井上陽水の「氷の世界」ってアルバム。確か日本で最初のミリオンセラーLPだけど、なんでこんなに売れたんだろう?この「氷の世界」ってアルバムは結構アニアックな曲ばかり収録されてるんだけどね。表題曲からして「窓の外では林檎売り 声をからして林檎売り きっと誰かがふざけて林檎売りのマネをしてるだけなんだろう」って歌詞だよ。もうこの当時から大麻をやってたの丸わかりの歌詞。意味不明。

それだけ当時の陽水は人気があったって事か。でも、吉田拓郎に比べて陽水は「暗い」ってイメージもあった。この「氷の世界」の前のアルバム、ライブ「もどり道」では帯に「熱狂の厚生年金会館“小ホール”」って書いてある。それほどライブでも集客出来てなかったフォークシンガーのアルバムが、何故そんなに売れたんだろう?ビーチボーイズの「ペットサウンズ」とかビートルズの「サージェントペパーズ~」みたいにマリワナきめて聴くとエラい事になる仕掛けだったのか。今、あらためて聴いても不思議だ。