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バーボングラス片手のロックな毎日

聖火ランナー辞退者続出

2021-02-28 21:22:31 | Talk is Cheap

著名人の聖火リレー辞退者が続出している。

福島県を走る予定だった斎藤工が辞退した。

福島から始まる予定の聖火リレーだが、昨年の予定では、なでしこジャパン〜斎藤工〜香川照之〜ラストはTOKIOというメンバーだったが、長瀬智也はどうするんだろう。

これからますます辞退者は増えるだろう。

福井県を走る予定だった五木ひろしが辞退した。

沖縄県を走る予定だった玉城ティナが辞退した。

大分県を走る予定だった阿部真央が辞退した。

それぞれ理由は「仕事の都合がつかなくなった」とか「スケジュールの都合が」だが、本音は「走る必要がない」だろう。

だって余程のことがない限りスケジュールは先に押さえられてるだろうからさ。

五輪スポンサーになってる企業とCM契約してるとか、番組や映画に出演してるとかのしがらみがある場合を除いて、多分「走ればイメージダウン、誹謗中傷の的になる。それなら辞退しておこう」だろう。ノーギャラだし。違うか?

 

石川県を走る予定だった常盤貴子も辞退した。彼女は昨年のうちに辞退を申し入れていたそうだが、なぜか今頃発表された。

富山県を走る予定だった柔道のリオ金メダリスト・田知本遥さんも昨年のうちに辞退を申し入れていたそうだが、なぜかこのタイミングで公表された。

岡山県は、「走る予定の有森裕子や森末慎二など53人のうち52人は変更なし」と発表したが、残る一人は高橋大輔だ。沿道の密を避けるなど十分な感染対策ができるまで保留と、もっともらしいことを言っているが、多分違うだろう。橋本聖子が大会組織委員長に選出されたせいで蒸し返された、過去のハグからのキス事件。この騒動のせいだろ?

胡散臭いなぁ。

 

各地の聖火リレーの走者は 各自治体が選定を任されてる。だけど、話題になるのは芸能人やタレントばかりで、アスリートはあまり報道されない。おかしいなぁアスリートファーストとか言ってるのに。

知名度はよほどのメダリストか有名アスリートじゃない限り、タレントや芸能人などテレビに出てる人の方がある。でも一応スポーツの祭典なわけだから、報道も少しはそのあたり考えたら?って昨年から入っているのだが、改善される気配はない。

聖火リレーのマスコットでもある石原さとみが、コロナに感染したのだって週刊誌にすっぱ抜かれるまでは発表していなかったくらいだもんな。

沿道にファンが殺到するのを避けるために、著名人ランナーは入場を制限できる競技場や公園を走らせようかという声も出てる。森元組織委員長の「著名人は田んぼのあぜ道でも走らせておけ」という『翔んで埼玉!!』の「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせとけ」に匹敵する暴言をもはや笑えない状況だ。

人を集めて盛り上げようとするから、著名人に聖火リレー走らせようとするんだろ?で、有名人が走ると人が集まるかどうしようって、本末転倒だね。

人混みは避けよう、不要不急の外出は自粛してね、三密は避けてね、4名以上の会食はやめてねって相変わらず言ってるのに、それでも聖火リレーは何があってもしたいみたいだね。

 

だいたい花見はやめてね、送別会や歓迎会はしないでね、謝恩会も卒業旅行も自粛してねって言ってるのに、なぜ人がようさん集まる聖火リレーをする必要があるのか、俺にはさっぱり理解できん。

沿道での現地での観覧は、適切な距離をとり、マスクをつけ、拍手で応援、居住地以外での観覧は控えるようにだそうだ。

しかし、「沿道での応援は避けて」「来るなよ」と言っても正月早々1万人ものバカが箱根駅伝の沿道にいたんだぞ。「天下の公道だ」ってね。ルールを守る人は守り、守らん奴は守らんぞ。

 

山形県のスポーツ振興・地域活性化推進課も「密集が出来たとしても沿道から観衆を離す強制力はない。現場での対応は難しい」と不安を隠せない。

秋田県のスポーツ振興課は「どんな状況になったら密と言えるのか」と懸念する。

福岡県や三重県なども「感染症防止対策の業務量が見込めないと不安視してる。

青森県企画調整課は「応援か、自粛か、相反することをどう県民に伝えたらいいのやら・・・」と嘆く。

富山県や山口県は「運営に必要なボランティアを集められるか」と懸念してる。

島根県知事の聖火リレー中止意向発言が話題になったが、宮城県の五輪パラ大会推進課は「中断する場合の判断を組織委員会・県のどちらが行うかも決まっていない」と言う。

このままでは東京五輪・パラリンピックの開催自体も怪しいのに、聖火だけ走らせて五輪は中止になったらどうするんだろう。

 

聖火リレーくらいは地元出身のオリンピアンやメダリストをはじめ、現役や元アスリートと住民有志でやってもいいとは思うけどさ。

 

遡ること2月2日、まだ大会組織委員長だった森さんは挨拶で、「一番大きな問題は世論とコロナ」「東京大会をやるとかやらないという議論ではなく、どうやるか」「新しい五輪を考えよう」「この困難な時期に日本が五輪をやり遂げたということが世界に向けて大きなメッセージになる」といった。

さすが老害な挨拶だ。

第二次世界大戦前の「欲しがりません勝つまでは」や「ススメ1億!総火の玉」のようだ。

怖いのはメディアも報道もなぜか最近は「やる」という前提で話をしている。番組でも今までは懸念してたコメンテーターも「やった方がいいでしょう」って方向転換。

そりゃ、読売・朝日・毎日(産経はちょっと別)など大手放送局・新聞社は全てスポンサーだから、やる方向で世論誘導したいのはわかるけどさ。それこそ大本営発表を都合悪い所は端折って、切り取り、捻じ曲げ放送してた時代と何も変わらんぞ。

 

「東京オリンピック・パラリンピックは人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として開催したい」

ということは開催できなかった場合は「人類が新型コロナウイルスに打ち負かされた証」なわけだね。

無観客で開催したり、ワクチン優先接種させたり、入国検査や移動の制限などを曖昧にしたままで開催するのが、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証」になるのかね。

もう復興支援とかガンバレ東北とか言う気もないのだろう。申し訳程度に「東日本大震災からの復興を世界に発信する機会としたい」と付け加えてはいるけれどな。

 

 

「もう勝手にやってくれよ」って気にさせようとしてるのかな。

洗脳?誘導?刷り込み?

 

聖火リレー辞退者はまだまだ出てくるだろう。

まぁそれでも、「何県を走る予定だったタレントの何々さんが聖火リレーを辞退しました。代わりに俳優の何々さんが走る予定だそうです」ってシレッと報道されるんだろうな。

何が何でも聖火リレーしたがるのは何故だ?

誰か教えてくれ。

 


竹下亘が嫌いだ

2021-02-26 19:18:19 | Talk is Cheap

竹下亘が嫌いだ。

今度は「知事が決めるこっちゃねぇ」とぬかしやがった。

 

3月から始まる五輪聖火リレーについて、2月17日に中止を表明した丸山達也島根県知事に対し、「注意しようと思ってる」と、上から目線な発言して炎上した竹下亘自民党元政務会長。

丸山達也知事は5月15,16日に予定されてる島根県内の聖火リレーを「政府や東京都の新型コロナウイルスへの対応が不十分だから」という理由で見送りを検討してると表明した。

それに対して、「知事の発言は不用意だ、注意しようと思ってる」と、国会議員の竹下亘が言う。

丸山達也さんは島根県民に選ばれて知事になった人だ。いうなれば彼の意見=島根県の声だ。それを衆議院島根2区選出とはいえたかが国会議員の竹下亘が、知事に上から目線で「注意する」と言うのは明らかに間違っている。

何様のつもりだ?

フリーザ様か?聖帝サウザー様か?

 

竹下の方が丸山より年上だからとか(竹下74.丸山50)、昔世話したとかこの二人の関係はよく知らんが、プライベートならともかく記者の前で言っていい言葉ではない。

東日本大震災の復興の際に、「そんなことだと予算は出せないねぇ」と上から目線で宮城知事に言った復興大臣がいたが、世論の袋叩きにあって更迭されたことを思い出したよ。

 

それでも丸山島根県知事は19日の定例会見で「聖火リレーの実施が(新型コロナウイルス)感染拡大を招くと思って中止を検討しているわけではない」「大元の五輪の開催に問題があるという理由だ」「聖火リレー自体を問題視してるわけではない」とはっきり言い切った。

これは至極正論である。

島根県は全国の都道府県で唯一新型コロナウイルスによる死者を出していない県だ。感染者数も鳥取県の208人、秋田県266人に次いで三番目に低い284人(2月25日現在)。幅広いPCR検査を実施し、感染者は無症状でも原則入院させてる。

それなのに緊急事態宣言もまだ解けてない東京。何の感染対策も議論も進んでない大会組織委員会。そんな奴らに能天気に聖火リレー開催とか言われても???って感じだろう。島根県民はちゃんと感染対策して感染を抑えてくれてるのにお前らは・・・って。

 

聖火リレーでは各自治体(都道府県)は1億円くらいかかるそうだ。

たかが火を運ぶだけで、何でそんなに金がかかるのかわからんが、そんなお金をかけるのなら、新型コロナと戦ってくれてる医療施設や、感染防止に協力してくれてるお店や会社などに使った方がマシだもんな。

 

さらに25日、上京した丸山知事と会談した竹下元総務会長は「知事がやるとかやらないとか決めることではない」と言いやがった。

最近の報道は1部分だけを切り取って煽ったりうするから、念のため調べてみたのだが、趣旨はやっぱり「知事が決めるこっちゃねぇ」のようだ。

竹下曰く「コロナ対応はものすごく大事だが、それと聖火リレーは別次元の話だ」「聖火リレーを実施する判断については組織委員会なり、国民全部なり、あるいは世界が決めることであって、知事が決めるこっちゃねぇだろう」。

 

呆れて物が言えないというか、とんでもなくズレてる。ずれるのはカツラだけにしてほしい。

こいつの言うことが正しいとしたら、

五輪は国民総意での開催が決まったことで、開催や中止などの決断は国民全部が決めないとダメになったらしい。

五輪の大会組織委員会とやらは県議会の決定より強いらしい。

聖火リレーは世界が決めることだから、一介の地方自治体の長が決めることではないという、なんともスケールの大きな話なんだそうだ。

 

さすがは時代錯誤の老害。

橋本聖子さんが、森さんの辞任後に大会組織委員長に決まった際、蒸し返された過去のセクハラ報道をめぐり擁護した際もズレてると思ったが、やっぱりずれまくりである。

「彼女にセクハラという意識はない」とか「セクハラは受けた方がどう受け止めるかの問題」と言い切ったことはかなりの問題発言である。

これはいじめに置き換えたらよくわかる。いじめ問題が告発されても「いじめてたとされた生徒にいじめという気はなかった」「ただ戯れていただけで、それをいじめというのはどうかねぇ」「いじめと受け止めるか遊んでると受け止めるかは個人の感覚」などと言うアホな先生や教育関係者と一緒だ。

俺は何でもかんでも「セクハラだ」「パワハラだ」って言うやつも嫌いだが、職場の理不尽なセクハラ受けてる被害者の女性に「コミュニケーションがいきすぎたかもしれないけど」「君の服装が挑発出来だったのも問題」「気のあるそぶりを見せてなかったか?」とか言う奴はもっと大嫌い。

パワハラ告発に対して「叱咤激励のつもりだ」とかはもっと嫌いで、ましてや「受けた方がどう受け止めるかの問題」などと、当人の解釈の問題としてしまう奴はもっと嫌いだ。

竹下亘はそうれを平気で言える奴だ。

この人の後輩や事務所のスタッフ、関係者が過去にどれくらいハラスメントで去っていったんだろうか。

 

森さんが女性蔑視発言で辞職に追い込まれたのに、それに追い打ちをかけるかのように「(橋本聖子は)スケート界では男みたいな性格で、ハグなんて当たり前の世界だ」などと平気で言う無神経さ。ましてや竹下は元スケート選手でもない。それなのに「スケート界はハグなんて当たり前の世界だ」って。問題はハグではなくキスの方なんだが・・・。

 

そりゃさ、外国に行けば俺だってハグするし、平気でキスされるしするよ。

でも、ここは日本だぜ。

「こんにちは」とか「久しぶり」とか挨拶しないで「Oh!」とか「Hi」ってリアクションするのはTPO次第だ。橋本聖子が高橋大輔にキスしたのは全然違うシチュエーションだ。

いうなれば、NHKの紅白歌合戦でユーミンが桑田佳祐にキスした時に似ている。

ユーミンも桑田もサザンも好きだ。LPを始めCDもかなり持ってる。松任谷由実の楽曲、特に作詞のセンスは秀逸で比類なきと思ってるし、桑田の作るメロディセンスやアレンジはどの曲も素晴らしい。

でも、紅白歌合戦で盛り上がってるとはいえ、演出でもなんでもないのにキスをするのはちょっとなぁって思ったよ。だって桑田はあの日サザンオールスターズとして出てるんだから、同じステージに原由子もいたはずだしね。

ただユーミンと桑田は同格と言っていい。二人とも日本を代表するレジェントだからな。でも橋本聖子と高橋大輔は違うだろ。音楽で例えたら和田アキ子と星野源みたいなもんだ。

それで後にレコード会社の妖怪みたいな重鎮が出てきて「音楽界ではキスとかハグとか当たり前だ」とか言ったり「和田アキ子は男勝りだからねぇ」とか言ったら許されるのか?

※和田アキ子さんや星野源さん、双方のファンの方、変な例えに使ってごめんなさい。

 

 

丸山知事が懸念するのはよくわかる。

海外からの選手団の受け入れを、どういう流れでどう感染対策をするのか、どう移動制限や規制をするのか、検査は、会場は、観客は・・・。議論することはいっぱいあるのに、なぜか最近とにかく開催にこぎつけようと必死な感じだ。

そもそも肝心のCOCOAは機能してなかって問題もうやむやのままじゃないか。

 

それなの聖火リレーとか言ってる場合ではないはずなのに、大会組織委員会は「聖火リレーはオールジャパンで」とか言い出してる。

「日本全国をつなぐ聖火リレーは新型コロナの感染対策を万全に、安全最優先に進めることが重要」って。

だからどうやったら感染対策は万全なの?インターネットでライブとか、有名人ランナーは密集対策が可能な場所を走行とか、観覧時はマスク着用で拍手で応援とか、なんかなぁ。こういうのを絵に描いたモチっていうの?

今年初めの箱根駅伝で、あんだけ「沿道での応援はするな」って言っても1万人以上の暇人が沿道に出てくるんだぞ。マスクして声出さなきゃいいだろうって、有名人のファンが守るか?

安全最優先で中止を検討したらダメなの?

そもそも聖火ランナーの辞退が少ないのが気持ち悪い。こんな状態でも、トーチ持ってたかが200mをゆっくり時間かけて走ることに意欲を燃やしてる人が多いんだな。

森元大会組織委員長の失言〜辞任騒動から、ボランティアや聖火リレーランナー辞退が出てきた。危機感を感じたのか、なぜか報道は最近、オリンピックやるよって方向の報道が多い。

富山県の新田知事は「(聖火リレーは)楽しいイベントだからワクワクしながら準備したい」と言った。

村井宮城県知事は「『見事な大会だった』と言われるためにも、国を挙げてみんなが不平不満を言わず協力すべきだ」と言った。

もはや第二次世界大戦前の「欲しがりません勝つまでは」「ススメ!一億総火の玉!」みたいで気持ち悪い。

 

国民のほとんどが延期や中止を願ってるのに、こんな時は国民の総意って反映されないのね。

それどころか国民みんなで協力して、五輪をやりましょう、どう盛り上げましょうって必死になってる。

根本の感染対策や海外からの訪日観光客や選手についての対策がどうだという議論がされてるようには思えない。そもそもその肝心のアスリートたちがトレーニングや試合、選考会、国をまたいでの交流ができていない状態だ。

それでもあくまでも「何が何でも開催」ありきで話が進んでる。

テレビ局も新聞社も大手の五輪スポンサーだからな。

「協力してよ」、「開催したいだろ」、「開催しないと大損だよ」って圧力かけられたのか、忖度してるのかは知らないが、ここ数日は開催ありきで報道してるように思えて気持ちが悪い。

大坂なおみがテニス豪州オープンで優勝しても、オリンピックに関連づけようとし、タイガーウッズが事故しても、五輪出場がどうたらこうたらと結びつける。

 

竹下亘は島根県知事に対し「水さすな」「興ざめするようなこと言うな」って発言したのは、旧大日本帝国の「逆らうな」「国民総意でぶつかれ」ってのと変わらんし、今の報道機関も「全国民に告ぐ」「全国民一丸となって当たれ」って大本営放送と何も変わらん。

竹下亘に負けるなよ、丸山島根県知事。

頑張れ〜。

 


嫁という字を嫌悪する茂木健一郎

2021-02-24 18:47:49 | Talk is Cheap

最近言葉狩りがひどすぎる。

五輪組織委員会元会長の女性蔑視失言からやたらと騒ぐ。言葉尻を捉えて女性蔑視だとか男女平等とか騒ぐ。

橋本聖子新会長の過去のセクハラ問題を擁護したら炎上。「男勝り」と言いたかったと訂正したら不適切だと炎上。朝日新聞なんて、女性議員はオブザーバーで参加ってのを、決定権がないことを発言権が無くただ参加するだけと捻じ曲げ報道し炎上を煽ってた。

もうコロナ禍でストレスたまりまくってるせいか、なんでもいいから噛みついて発散したいだけの状態である。野良犬よりタチが悪い。

 

そして極めつけ、またもや出てきたぞ、茂木健一郎。

日本のコメディアンはダメだとか、テレビは終わってるとかの批判を蒸し返ししたりするのは、個人の見解だから別に好きにすればいい。

なぜ彼がそこまで海外のスタンダップコメディを絶賛し、ジェンダーやエスニシティについての偏見や固定観念がどうちゃらこうちゃらと、理屈をこねて日本のお笑いを執拗に批判するのかはわからんが、もうダウンタウン松本さんをはじめ誰も相手にしないと思うから好きにしてくれ。石田純一の謝罪みたいなもんで、「あぁまたか」くらいなもんだ。

 

だからなのか、今度は「嫁」という言葉がネットで炎上してるのに便乗してきやがった。

相変わらず何でも飛びつき、わけのわからん見解とひどすぎるというか呆れるほどの稚拙な理論。

 

この「嫁」騒動、事の起こりはテレビの某番組で、松山ケンイチくんが「髪が伸びた時、自分で切ったり嫁に切ってもらってる」と発言したことが発端らしい。

この発言に美容師理容師が「自分で切らずぜひ店に来てくれよ」とか「呼んでくれたら家まで切りに行くよ」とかSNSで呟いたってのなら何の問題も無い。

しかしネットは、自分で切るとか小雪さんに切ってもらってるってとこではなく、「嫁」という言葉(字)に対して「けしからん」「不快だ」と炎上したそうだ。

「嫁という漢字は女が家に入ることをあらわす字だ」「この字は女性蔑視だ」「女は家の所有物じゃない」「今の時代にそぐわない」

なんだとさ。

 

ドラマ『相棒』で、杉下右京(水谷豊)の特命係にコーヒーを飲みにくる角田課長(山西淳)なら間違いなくこう言うだろう。「暇か?」と。

 

漢字にいちいち文句をつけてたらキリが無いだろう。

「嫁」とい漢字が女性蔑視だというなら「家内」もダメだろう。

「奥方」も「奥様」もダメだろう。

「妻」なんて女が毒を持ってるって意味だしな。

じゃぁなんて呼べばいいの?刑事コロンボのように「うちのかみさんがね」って言えばいいのかね。

 

これに便乗した茂木健一郎。

一応安全のために「言葉狩りをする気はないけれど」と前置きし、「正直苦手で嫌いな表現です」と。

別にこいつが「嫁」という字を嫌いだろうが構わないのだが、こいつは以前に「メタルスライムは俺の嫁」と、二次元オタの使う言葉をパクってツイートしてたことがある。

慣れないメールソフトを使うことに対し「遠い土地にお見合い結婚で嫁入りしていくナンチャラカンチャラ」って呟いてたこともある。

それでいて今さら「正直苦手で嫌いな表現です」って言える厚顔無恥さ。じゃぁ今までの「嫁」はなんだったんだ。健忘症かアルツハイマーの兆候か?脳学者なんだから自分で判断できるだろう。

 

しかもお得意の見当違いの見解もご披露。

「『嫁』という言葉は東京近郊ではあまり使われなかったけど、おそらく一部の関西の芸人の影響で、最近は東京の若者とかも使ってる」

こいつの言う「嫁」という言葉を使う関西の芸人が誰なのかはさておき、東京近郊では使われてなかったと言い切る根拠は何だ。お前は民俗学者か?脳学者だろ?

 

新沼謙治さんの「嫁に来ないか」(1976年)や、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」(1981年)は東京では流れてなかったのか?

はしだのりひこさんの「花嫁」(1971年)での「花嫁は夜汽車に乗って〜」や、小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」での「瀬戸は日暮れて夕波小波〜」を、駆け落ちの歌だと勘違いして聞かなかったのか?

女偏に昏と書いて「婚」。昔は夕方に輿入れしてたのだよ。字や言葉にはそれぞれ由来や意味があるのだよ。

それでも最近は昼間に式を挙げるのだから「婚」という字はふさわしくないとか言うか?

文金高島田の「角かくし」は怒りを象徴する角を隠すという意味だぞ。嫉妬に狂ったら女は鬼になると言われることからきてるのだが、それも全否定するか?

だいたい「嫁」って字は女が家に入るって意味だとか言うのなら「婿」はどうなる。

 

女三人寄ればかしましいの「姦しい」なんかどうだ。「嬲る(なぶる)」とかなんか男女男だぞ。これらは女性を性の対象と見てる卑しい字ですとかクレームつけるか。それなら「婢」という漢字があるぞ。

女が子を抱いてるのを字にした「好」にもケチつけるか?女の人全てが子供を産むわけでもないし好きなわけでもないって。「奴」にもケチつけてくれ。

「息子の嫁に『姑』と呼ばれるが、古いってひどい!」と言い出す人が出てきそうだな。「姥」ならもっとやばいぞ。

良い子じゃないのに「娘」とか苦痛だとか、末っ子じゃないのに「妹」って変だとか言い出す人が出てきそうだ。

 

「娼婦のお姉さんが妊娠して、妖しいお嬢さんに媚び始めたから、嫉妬して嫌いになった」

全ての女偏の字に文句言ってくれ。

茂木健一郎よ、全否定してみろ。

 

 

家に入ると書こうが、姓が変わろうが、嫁ぎ先で女の人の方が強い家はいくらでもある。

女が鼻で笑うと書いて「嬶(かかあ)」って書くだろう?

亭主関白よりもかかあ天下の方がうまくいくっていうじゃないか。

 

最近、男女平等とかジェンダーなんとかとかに結びつけて言葉狩りしすぎだね。

それで女の人が喜ぶのかな?嬉しいのかな。

 


また謎マナーが出てきた 今度はマスクマナー

2021-02-23 15:50:04 | Talk is Cheap

またわけのわからん謎マナーを言い出す奴が出てきた。

今度はマスクマナー。

 

『羽鳥慎一モーニングショー』において、ビジネスシーンにおけるマスクマナーとやらが紹介された。

これがまた笑ってしまう程アホな内容なのだ。

●薄いピンクのマスクは好印象でOK/濃いピンクのマスクは威圧感を与えるからNG

●黒マスクは白いYシャツには調和しないからNG/黒マスクに黒スーツがOK

●イラストや柄入りのマスクは相手に気を使わせるからNG/会社のロゴ入りマスクはOK

どこの誰が決めたルールかマナーかわからんが、大きなお世話である。

どうせどこかの怪しげな専門家とか、ビジネスマナー講師とかが言い出した持論だろう。※1 それかSNSで誰かがつぶやいてたのを拾ってきたとかだろう。そしてそいつは絶対現役の商社マンでもOLでもない奴だろう。そんな奴が勝手に作った謎マナーを、さもこれが“正解なのです”と堂々と公共電波で流すあたり、さすがテレビ朝日である。

今までも、ただの解説員でしかない玉川ってやつが医療機関の疲弊無視して執拗に「PCR検査がぁ」と言ってたり、青木教授を引っ張り出してきて頓珍漢なことをさも正しいように言わせたりして、日本国民を不安にさせてきた番組ならではだ。

 

さらには

●上司や取引先が変わったマスクをつけてる場合は、触れて欲しい(いじって欲しい)可能性があるので、話題にすると仕事が円滑に進む

なのだそうだ。

もうどこからどうツッコんでいいのかわからん。

 

マスクというものは「人にうつさない」「人からうつらない」為にするものである。

コロナ禍の今、外国人に比べ抵抗なくマスクをつけれる日本人。ほぼ今や全国民マスクと言っても過言でないくらい浸透してる。

それでも「俺はつけないぞ!」と抵抗したりする奴はいる。飛行機や新幹線でつけなかって注意されてキレて降ろされたり、餃子屋で入店時に注意されたのをキレて入店拒否され腹いせにネットでつぶやいたり、試験中に鼻がハミ出てるのを注意されても直さず警察呼ばれてトイレに閉じこもったりする奴はいる。

こいつらは根拠の無い「人にうつさない」自信があり、「人からうつらない」無敵の防御力と免疫力を兼ね備えてるんだろう。でもこんな奴は稀で、ほとんどの人がちゃんとマスクしてる。

 

マスクをしてればそれで問題無いじゃ無いかって思うのだが、それでも飽き足りないのか、つい最近には【マスク警察】や【ウレタンマスク狩り】が行われた。アホである。

マスクは「人にうつさない」為につけるものだから、ウレタンだろうが不織布だろうが布マスクだろうが、「喋らないよ」「咳をしないよ」ならどれでも問題は無い。「喋るよ」「咳出るよ」なら布やウレタンのマスクよりは不織布のマスクをして欲しいが、こちらがマスクをつけてればそれほど気にもならない。

「人からうつらない」為につけるものとして考えるなら防御率は不織布が圧倒的に高い。でもウレタンとか布マスクをつけてる人にわざわざ「不織布マスク着けろよ」などと言う気も無い。それこそいらんお節介である。

 

ましてやビジネスシーンにおけるマスクマナーなど全く大きなお世話である。

ピンクのマスクの濃淡で好印象になったり威圧感を与えたりってのを気にするくらいなら、シャツやブラウス、スーツや靴などの色に気を使ったほうがましだと思うのだがね。

黒マスクのコーディネートをあれこれ言う前に、Yシャツとネクタイのコーディネートを気にしたほうがいい。

 

俺は学生時代からマスクをしてて(当時は布マスクしかなかった。たまにバンダナとかで代用)、今は気管や肺を悪くしたから外出時はマスク絶対着用してる。

黒ずくめの格好でマスクにサングラス。だから新型コロナが流行するまでは、ツレから「どこの有名人のつもりやねん」ってツッコまれたり、コンビニとかには入って行くと店員にビクっとされてたし、職質もしょっちゅう受けてたが、日本全国民マスクの今は目立たなくなってちょっと嬉しい。

だが、黒ずくめの格好に黒マスクをするとかなり怪しさが増してしまうと自覚してる。だから白の不織布マスクにしてるのだ。

テレビでは「黒マスクには黒スーツがOK」と言ってたが、それ言う奴の気が知れん。裏社会の人間か、ライダース革ジャンのロックンローラーで音楽業界ってのならOKだが、多分普通の会社の普通のビジネスマンでそんなコーディネートしてると、ふざけてるん?とかそれはちょっとどうなの?って思われること間違いなしだ。飛び込みの営業には全く向かんと思うぞ。

 

もちろん迷彩柄や市松模様であろうが、鬼滅の刃のイラスト入りであろうが、好きなマスクをつければいいのだよ。それが入社試験やバイトの面接でなければ、あとは自己責任でどうぞ。

TPOに合わせてりゃ何でもOKだ。相手に気を使わせるからNGとか以前に、マスクをしてないほうがよっぽど相手は嫌がるし、気を使うんだからな。

 

最近はビジネスシーンにおける謎マナーや謎ルールがはびこってる。

「面接時のドアノックは3回がルール、2回はトイレノック時です」とか「ハンコは上司の方に傾けるように押印する」とか、挙句には上司に酒を注ぐ徳利の口がどうとか誰が言い出したのか出所不明の謎ルールやマナーもどきが出回ってる。

そのくせ正式なルールやマナーを上っ面で広めちゃうから、中途半端になっているものも多い。

最近ようやく「ジャケットの一番下のボタンは留めない」が浸透したが、これも形だけ真似するから「座った時には全部のボタンをはずす」とか「3ピーススーツの場合、ジャケットのボタンは留めない」とかのルールは知らない人が多い。

これは政界でも知らない人が多い(麻生さんはさすがだ)。海外の要人やセレブはほぼ知ってるからね。結構笑いモンにされているぞ。謎ルールに振り回されてる場合か。

 

作法とマナーとを勘違いしてはいけない。

作法はしきたりであり、その場におけるルールである。マナーというのは「相手に不快な思いをさせない」から生まれたものである。

茶室でお茶をよばれる時とか結婚式や葬式、式典でのドレスコードや振る舞いなどは作法である。作法を知らないと「育ちが悪いなぁ」とか「教養がないなぁ」と思われるだけだ。

ビジネスシーンにおいての名刺の受け渡しや挨拶の仕方、電話の取り次ぎなどはルール(作法)である。それをしなければ(知らなければ)恥をかくとか、「あそこは教育がなってないないなぁ」って思われることだ。

 

一方、マナーは「こういった時は、こうした方がいいと思うよ」くらいなものである。

「歩きながらとか子供がいる横ではタバコを吸わない」「歩道で横に広がって歩かない」「電車の中では大声でしゃべらない」とかだ。強制ではないが、人を不快にさせないように、人に迷惑かけんように、こうしようねってもんだ。

 

ルールや作法の中には【しきたり】という古来から伝承されてきたものが変化したものもある。

神社の参拝時の「二礼二拍手一礼」ってのは、今や作法のように思われているが、これは本来は神職が行う玉串奉奠(ほうてん)に伴う作法である(本当)。従って参拝客がするものではないのだが、今では初詣をはじめ参拝時に二礼二拍手一礼は作法のように思われされてる。

「鳥居を跨ぐとき」や「参道は神様の通り道」とかも、別に伊勢神宮をはじめとした神社が「これがルールです」と言ってるわけではない。別にそれで誰かが迷惑こうむる訳でもご利益が減る訳でもないので、好きにすればいいのだよ。手水の仕方や賽銭の金額や入れ方、拝み方なんてことよりも、お詣りするという思いの方が大事なのだよ。信じるものは救われるであるだ(宗教違いだが)。

こういった、知らない間に「こういうものだ」「だからこうしてはいけない」と律するルールになってしまったものも結構ある。

 

時代によってルールとかマナーが新しくできることはあるだろう。

昔は電子メールの返信は「RQ」(レスポンスクイックリー)が末尾についてない限り、気がついた時に読んで、気の向いた時に返信するものだった。それが今じゃLINEで「既読スルーけしからん」って時代だ。

新しくルールやマナーを作りことによって、秩序が保てるのならそれでいい。

でも、法律や政令など強制や罰則があるものではない。古来からの作法やしきたりはともかく、新しいルールやマナーなんてのは、不特定多数が納得しなければ浸透はしないもんだ。

 

5人以上での会食がダメとかルールにしようとするからいけないのだ。何人で行こうが「店に入って着席するまではマスクしてろ」「食うとき以外はマスクをしてろ」「料理が出たなら黙って食え」「食い終わったらマスクしてさっさと帰れ」と、どうしてもコロナ患者数を増やしたくなければすればいいのだ。

できるだけ「一人で食いに行け」でいいやん。孤独のグルメの井之頭五郎のように一人飯を楽しめるように店も工夫したり、行政もなんとかクーポン発行とかすりゃいいのに、それを推奨しないで、複数での飲食の変なルールを作ろうとするから浸透しないし守らないのだ。

ましてや食べる時にマスクの片耳の紐を掴んで外し、一口食べたらまた着けなおせという、マスクの内側がどうなるかお構いなしの、変な「食事時のマスクルール」を作ろうとするから浸透しないのだ。

 

「夜何時以降の接客を伴う酒類提供店の営業はダメ」という緊急事態宣言時の要請はともかく、大型チェーンから個人店まで何でもかんでも一律のルール決めをするから、店側からは「補償しろ」と不満が出て、客からは「ストレス発散ができない」とか言われるのだ。

飲み屋なら「店に入って着席するまではマスクしてろ」「飲むとき以外はマスクをしてろ」「主人や隣の客と喋らず黙って飲め」「飲み終わったらマスクしてさっさと帰れ」にすればいいのだ。

そもそもこんな時に飲みに行きたいのか?ってことだが、先日も大阪の新梅田食堂街の串カツ屋や立ち飲み屋の前を通ったが大盛況だった。店の前には複数のサラリーマングループが列をなして待機。このご時世に連れ立って飲みに行くこんな奴らに、マスクルールなど守れるわけがない。

そしてもう一つ肝心なこと、「酔っ払って乱心するな」である。ただでさえ酒が入ると大声で喋るしマスクなんの役にも立ってない状態になりやがる。酒を飲んでるのだから酔うのは当たり前だが、酔っ払いほど面倒くさいものはない。それこそ家で一人で飲んでてくれだ。

 

それでも「複数で行ってわいわい言いいながら飲んだり食べたりするのが楽しいんじゃないか」とか、此の期に及んでも危機感ゼロの奴は必ず出てくる。

それが会食マスクルールを推奨する側である国会議員や、行政の人間だったりするからお笑いだ。自分たちで守れないルールを作ってどうする。

とりあえず複数での飲食は、蟹以外の鍋は認めんにしてはどうだ。カニならさすがに黙って食うだろう。最後に雑炊にするかうどんにするかとかで揉めるかもしれないが。

 

謎のビジネスマスクマナー。

まぁ浸透しないだろう。

っていうか、炎上もんじゃないか?フザケンナって。

えっ?そういうことを軽々しく言わないのがルールだって?

知るか(怒)。

 

※1 このマスクマナーはビジネスインストラクターの鈴木真理子という人が考案したもので、あくまでも独自理論だそうだ。

今まで散々怪しげなマナー講師という人に出会ったが、その中でも「ラーメンの麺はレンゲに一度入れてから一口で食うのがマナー」とか「汁は全部飲み干さないのがマナー」とか平気で言う人に出会ったことがある。(なんと本まで出してた)

今時「パスタはスプーンを使いそこでくるくる丸めて一口で食うのがマナー」とイタリアでは子供しかしないことを本場のルールのように言う講師もいたなぁ。

国家試験資格じゃないもんなマナー講師とか、インストラクターとかって。

鈴木真理子という人はどういう人か知らないが、かなりやばい感覚の持ち主かもしれん。違ったらごめん。

 


NHK大河ドラマの見所は

2021-02-21 13:58:02 | MUSIC/TV/MOVIE

NHK大河ドラマ。

長谷川博己主演の『麒麟がくる』が終了して、先週から吉沢亮主演の『晴天を衝け』が始まった。

いきなり北大路欣也さんが出てきて「徳川家康です」って挨拶されてビックリ。これは『麒麟がくる』のラストで明智光秀が生き延びて天海説を暗示しているのか、それとも『麒麟がくる』で風間俊介が演じてた若き家康の続きなのか、それとも次の次(2023年)の第63作目大河『どうする家康』で松本潤が家康を演じるという番宣なのか。どれにしてもよくわからん。

 

大河ドラマといえば、歴史上の人物に焦点を当てその生涯を描くってのがパターンだ。

したがって賛否両論がある。あまり有名じゃない人だと「誰それ?」って興味がわかないし、有名な人だ「このシーンを何故省く!」とかクレームが入る。「この部分が史実と違ってる」ってのはどっちの場合でもある。それは仕方がない。

 

前者の「誰それ?」は『いだてん』とか『おんな城主 直虎』『花燃ゆ』あたりではないか。大河の前から金栗なんとかや田畑なんとかって人を知ってる人はかなりの高齢者か五輪関係者だけだっただろう。そんな人の一代記を誰が観たいとNHKは思ったのだろう?

「井伊直虎、あぁ知ってるよ」って人はよほどの戦国マニアだろうし、杉文と聞いて「吉田松陰の妹で久坂玄瑞と結婚した後のかとり実和子ね」などという人は山口県歴史保存会の会員かなんかだろう。そんな通な人は大河ドラマ見ないか、見ても「この部分が史実と違ってる」ってげんなりするんだろうな。

 

『麒麟がくる』は明智光秀が主役だ。

明智光秀はよほどの勉強嫌いや過去に興味は無いぜって人以外は知ってるだろう。『信長協奏曲』の主人公サブローは知らなかったが、光秀が信長の天下取りのサポートをし、出世し、本能寺で裏切り、山崎で秀吉に討たれ三日天下で終わるってことは衆知だろう。

 

明智光秀は戦国史にいきなりに登場してくる。それ以前は不明だ。したがってそんなところを想像であれこれ描かれてもなぁって。ましてや堺正章や岡村隆史とか門脇麦って・・・。

それよりは斎藤道三(本木雅弘)や帰蝶(川口春奈)との出会い、織田信長(染谷将太)と出会い足利義昭(滝藤賢一)の上洛をサポートするってところからを十分描いてくれた方が視聴者は嬉しいのではないかね。

三好三人衆が急襲してきた本圀寺での戦いで、信長の援軍が来るまで義昭を守りきった話とか、浅井長政の裏切りによる金ヶ崎の戦いで、秀吉とともに少人数で撤退戦をしのぎきった話とかはちゃんと描かれてたのかな?

 

明智光秀は作法も教養もあるのにベジータ並みに高い戦闘能力を持ち、銃の扱いもかなり長けてたみたいだ。

 

明智光秀は決して善人ではない。そんなお人好しなら戦国時代を生き抜けないし、ましてや出世なんか絶対無理だ。

フロイス曰く「才知、深慮、狡猾さにより信長の寵愛を受ける」「裏切りや密会を好む」「己を偽装する抜け目のなさ」「謀略を得意とし計略と策謀の達人」。

だから比叡山焼き討ちも冷静にこなし、柴田勝家や滝川一益など織田家譜代家臣を追い抜き最初の城持ち大名に出世してライバル秀吉をも一歩リードするのだ。

なのに何故かNHK大河ドラマは明智光秀をいい人として描きたかった節がある天下泰平を願う。そのために戦っている。まるで北斗の拳のラオウが、乱世を収められるのは暴力による支配のみだと覇王を目指したようだ。

 

その光秀は本願寺との天王寺での戦いで死にかけるけど、信長自身が救援に来てくれたくらい愛されてた。その信長を、何故光秀は本能寺で討ったのか。陰謀説、怨恨説、野望説、朝廷関与説、イエズス会関与説、秀吉謀略説・・・。歴史マニア最大の謎だが、これをたった2話で描くという無茶はいかんよ。

 

さらに秀吉の中国大返し、その間の光秀の動き、そして最後の山崎の戦い。

これだけで少なくとも4ー5話は必要だと思うのだがなのにたった1話だったみたいだ。

すごいなぁ。赤穂浪士の討ち入りで「吉良は大石内蔵助率いる赤穂浪士に明け方屋敷に攻め込まれ首を取られた」ってナレ死で終わられたようなもんだ。

 

大河ドラマの見所は合戦シーンではないのか?

そりゃ、今までに何度も描かれてるからって省きたくなるのもわからんでもないが、それでもやっぱり両軍入り乱れての戦闘シーンは見たいのよ。

 

桶狭間で今川義元を信長が奇襲して討ちとるのは誰もが知ってる。でも見たいのよ。その今川義元は本当は輿になんか乗ってなかったとか、実は剣術にも長けてたとか、どう描いてもいい。でも雨の中、鬨を上げて少数精鋭の信長軍が攻めていくシーンはやっぱり描いて欲しいのよ。

同じように金ヶ崎の退き口でちゃんと逃げおおせたことも誰もが知ってる。浅井長政の裏切りを、お市が両端を結んだ小豆で知らせてくれた説も使おうが使わまいがいい。

比叡山焼き討ちの正当性をどう描こうがいい。

長篠の戦いで三段銃攻撃があったとかなかったとか、そもそも武田騎馬軍団は戦闘時に馬に乗って戦っていないとか、武田勝頼は風林火山の旗印の使用が認められてなかったから指物があるのはおかしいとか、そんなのどうでもいいのよ。合戦シーンさえあればね。

 

大河ドラマファンは、史実上有名な戦国武将が主役の場合はそこらへんを期待してると思うんだけどな。

 

戦国時代や幕末というのは主役級クラス、メジャーキャラクターがかなり多い。それこそ誰を主役にしてもドラマが作れるくらいだ。誰に焦点を当てて何をどう描くかで変わってくる。

あまり有名じゃない人だと「誰それ?」って興味がわかないから、どれだけ視聴者を引き込めるかが勝負になってくる。

『篤姫』で宮崎あおいが演じた天璋院篤姫や、『功名が辻』で仲間由紀恵が演じた千代も、どちらかといえばマイナーだが、ドラマの描き方がかなり良かった。

 

『功名が辻』はお家断絶状態の山内一豊が、織田信長〜秀吉〜家康と仕えて土佐一国の大名となるまでのサクセスストーリーとそれを支えた嫁・千代の話だ。

一般的に知られてるのは、旦那のためにへそくり全額ぶっ込んで名馬を買う「内助の功」や、あとは千代紙という綺麗な小さい折り紙の語源ってくらいだ。

しかし時は群雄割拠の戦国時代。したがって有名な戦いがいっぱいある。そこでどんな功名を上げるかってのもタイトル通り肝心なのをちゃんと作り手は心得てたみたいで、戦闘シーンも迫力あり描かれてた。

 

『篤姫』も九州薩摩の島津家〜島津斉彬の養女となり徳川家定に嫁ぐ姫さまの物語。

徳川の嫁なんて歴史上は表に出てこない人だ。多分大河ドラマがなければ篤姫という名前を知ってる人は全国民1%位だっただろう。

しかし宮尾登美子さんの原作を田渕久美子さん脚本によって、幕末最大のホームドラマとして描かれてた。家定と斉彬が死んだ後も、幕末の騒動から徳川という家を大奥から支えた女。家茂や慶喜を影で支えた女。

もちろん幕末の有名な事件や戦いもちゃんと描かれ、戦闘シーンもふんだんに盛り込まれてた。当然有名な幕末志士もあちこちに出てくるから、見てる方もわかりやすいし感情移入がしやすい。

 

大河ドラマと朝ドラは、役者なら誰もが一度は出てみたいと思うそうだ。

なんてったって国営放送、全国津々浦々どこでも見られるもんな。

民放では準主役級の俳優が、大河ドラマにチョイ役で出たら故郷の親族に「ようやく役者として一人前になったんだね」と言われたって話があるくらいだ。故郷に錦を飾るとか、認めてもらえるのは、歌手なら紅白、役者なら大河か朝ドラなんだろう。

 

今やドラマに欠かせない脇役・バイプレイヤーたちが、実名で本人役を演じるテレ東の人気ドラマ『バイプレイヤーズ』。season3になる今回の『〜名脇役の森の100日間〜』は、コロナ禍によって、森に囲まれた辺鄙なスタジオ・バイプレウッドに各局の連ドラや映画の制作チームが一気に集まった騒動を描く。

この第7話でついにあの国営報道までバイプレウッドに登場。

『アウトローの森』という映画撮影中(出演中)の役者(バイプレイヤー)たち、チンピラ役ならこの人・波岡一喜、元暴走族総長・宇梶剛士、任侠モノの重鎮・菅田俊、役者界喧嘩最強と言われる本宮泰風など、ガチで任侠・ヤクザ映画やVシネマの似合うこのメンツでさえ、口では「国営放送は撮影スケジュールをガッチリ抑えられてしまうからその間は他の民放の番組に出れなくなる・・・」と言ってるが、本音は「出たい」ってことをうまく描いてた。

 

そのNHK大河ドラマ。

先週から吉沢亮主演の『晴天を衝け』が始まった。

幕末の志士でも明治維新の礎を作った人でもない。経済界から日本を動かした男。新一万円札になる男。

よほどうまく作らんと、視聴率は右肩下がりになっちゃうぞ。

ただせさえ明治は「まだ昔じゃない」って感覚だからな。「大河にはふさわしくない」って思ってる人も多いのではないかね。

さぁどうなるんだろう。

 

 

ここまで書いといてなんだが、『麒麟がくる』は一度も観たことがなく、人(お客様)から聞いた話と想像だけで書きましたので、違ったらごめん。

ちなみに『晴天を衝け』も観る気はない。


揺れる東北 報道のあり方

2021-02-14 18:17:21 | Talk is Cheap

13日の23時頃に震度6強の地震があった。

震源地は福島県沖。マグニチュード7.1。

宮城県南部や福島県の中通りや浜通りで震度6強。そう、あの10年前の宮城県沖で起きた東日本大震災の被災地だ。でも今回は津波の心配はないらしい。一安心だ。

 

怪我人や負傷者は数名出てるみたいだが、死者はいないみたい。

家屋やビルの倒壊もないみたいだね。東日本震災後、無事だったとこは補強されてたり、新たに建てられた建造物は耐震設計されてたりするのだろう。

そのせいか、ニュースや報道のアラが目立つ。

速報で流したいとか、現場の被災状況を伝えたいのはわかるのだが、ちょっと強引。

 

例えばコンビニエンスストアで商品が散乱してるって映像があるのだが、カップラーメンが数個床に落ちてるのを撮影してる。こんな映像を流してどうしたいんだ?

もっと棚が倒れたりしてくれた方が・・・なんて現地入りした報道は思ったかもしれないが、被災したところでそない簡単に棚が倒れたりせんやろ。揺れ対策してるだろう。

ちっと揺れたら商品が落ちて割れるような陳列をしてたら、それこそバカやで。そんな被災地の人いないと思うんやけどなぁ。

 

震度6強って実際その場所にいたら、かなり揺れたはずだが、それを伝える必要はないと思うのよ。

阪神淡路大震災をはじめ、新潟、熊本、北海道・・・、もちろん東北の方々もね。地震で被災した人は思い出したくもないよ。

それとも何か?「忘れちゃいけない」ってか。大きなお世話だ。

 

深夜だったからか、コンビニエンスストアに食料を買いに来る人はいたらしいが、そんなに多くはいなかったのではないかね。もしものためにと普段からストックはしてるだろう。

学習能力のない人はさておき、危機感や警戒心のない福島県民宮城県民はそれほどいないんじゃないかな。

 

しかもこのコロナ時だ。不要不急の外出を控え、まとめ買いしたりしてたご家庭も多いのではないかね。

福島県は14日に新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急対策期間が終了する予定だったのだからね。

これで飲食店や飲み屋が営業してて今回の揺れで酒瓶が割れようが、そこに飲みに行ってた人が転んで怪我しようが、それこそ「映さんでくれ!」って言うだろう。

 

まぁ、そんなこんなで映像も取材も、ろくなものが取れないからか、どうでもいいような内容のことばかり報道してる。

【福島市の繁華街、居酒屋の女将(77)は午後8時に店を閉め自宅にいたところ地震にあった。10年前より揺れた。猫がびっくりして隠れて出てこない】

なんじゃこりゃ?

わざわざ午後8時に店を閉めたと書いてるのは上記の緊急対策期間だからか?それならこの人にどうやって取材したんだ?ピンポン鳴らして起こしたんか?家(店兼用?)の前に立ってはったんか?猫がどうした。それはわざわざ電波で流すことか?

 

【埼玉県の会社員(18)は岩手県滝沢市の実家に帰省中に地震にあった。「月曜から仕事なので新幹線で帰るつもりだったのだが・・・」と困惑気味に語る】

東北新幹線が那須塩原ー盛岡間の運行を上下線とも見合わせてる。その盛岡駅で取材したみたいだが、新型コロナ禍では「関東地域から帰省はするな」「今は来るな」って言われてる状況じゃないのか?

それを「他県ナンバー狩り」とか「なんとか警察」とか、コロナ差別や偏見誹謗中傷がどうのこうのって言ってるマスコミが、平気でこんな報道してどうする。下手すりゃ「こんなときに帰省してる奴が悪い」とか「自業自得だ」とかネットで誹謗中傷の二次災害を生むぞ。

 

上記の東北新幹線の運休や、福島県二本松市のエビスサーキットで土砂崩れ、常磐自動車道相馬インターチェンジ付近の土砂崩れなどを報道しろよ。東北中央自動車道や党言自動車道も通行止になってるんだろ?

停電の復旧状況はどうだ?

そんな情報の方がしょうもない街の声拾うよりよっぽど役に立つぞ。どうせ「怖かった」とか「不安です」とか言わせたいだけだろ。いい加減学習しろよ。

 

一番嫌なのは福島Jビレッジの被災を報道しないこと。壁にひびが入ったとどこかの報道だけがしてたが、その他は皆無。

3月末から聖火リレーが始まるが、Jビレッジはそのスタート地点。

国内はもとより、これが海外にまで報道されたら「やっぱり日本は危険だ」「新型コロナも怖いが、地震も原発も怖い」とかになって、東京オリンピック開催がさらに暗礁にってなるのを恐れてるのか?

心配しなくても、もうできっこないんだから。

まだ開催できるとか言ってる方が不思議だ。

どう分析したってムリだろう。

 

各国、新型コロナ感染者数や死者数もまだ横ばい。ワクチンの数も期間も足りない。ましてや副作用やドーピングなどのことも曖昧。代表選手の選考会はおろか、練習試合、調整、トレーニングだってままならない状況。

国またいでの移動だって困難だ。

日本での入国検査や移動手段、選手村での交流や外出も怪しい。ましてやCOCOAが9月から作動してなかった件でさえまともに報道してなかったんだからな。

 

東京オリンピック・パラリンピック2020はもともと「東日本大震災からの復興」がテーマのはずだったのだが、知らんうちに「新型コロナウイルスに人類が打ち勝った証」に変わってた。

今回の福島県沖を震源とする地震は、そんな状況に喝を入れてるのかも知れないぞ。

 


うっせぇわにハマってる

2021-02-13 19:27:57 | MUSIC/TV/MOVIE

「うっせぇわ」という楽曲にハマってる。

ってなことを書くと「今頃ですか〜」などとマウントを取ってくる人がいるが、それこそ「うっせぇわ」だ。SNSやネット全盛の今、情報はあっという間に駆け巡り、トレンドやなんとかランキングで急上昇とかなるそうなのだが、俺が知ったのはつい最近だからしょうがない。

「アメリカ大陸を見つけたんだ」とか「織田信長が本能寺で殺されたみたいだよ」とか言ってるわけではない。それなら「今頃ですか〜、すでにコロンブスが見つけてますよ(笑)」とか「もう秀吉が光秀を山崎の合戦で打ち取ってますよw」とか言われてもいいが、たかが楽曲のトレンドで時代遅れ呼ばわりされるってのもね。

 

そんなことよりこの「うっせぇわ」、かなり面白い曲だ。

最初に出だしのフレーズを聞いた時はチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」のパロディソングかと思った。しかしどうやら違うようだ。リスペクトかオマージュかはされてるのだろうが、チェッカーズが触るものみな傷つけてたのに対し、こちらは内面的にムカツいてるのだ。

思春期に「あなたのためを思って」とか「将来のために」とかで押し付けられるありがた迷惑(別名:大きなお世話)なお節介に対し、ムカつくのは当然であるが、それをここまで見事に楽曲にしたのはすごい。

普通ならそのイライラを、盗んだバイクで走り出したり、真夜中に校舎の窓ガラス叩き割って解消するのだが、この歌の主人公はあくまでも心の中で「うっせぇわ」と思うだけなのだ。その鬱憤が溜まりに溜まって爆発しないことを願うだけだ。

 

これはボカロなのかな。歌い方や声色はかなり椎名林檎っぽいが、これはこれでよし。椎名林檎だって出てきた時は戸川純っぽいと言われてたもんな。がなり声も結構いいぞ。

GO!GO!7188やチャットモンチーに通じるスピード感と、やくしまるえつこ(相対性理論)やPSY-sのような世界観がかなりいい感じ。

 

特にサビの部分の「うっせぇ!うっせぇ!うっせぇわ」。

山口百恵の「これっきりこれっきりこれっきり」から沢田研二の「ダーリングダーリングダーリング」を経由し、AKB48の「会いたかった会いたかった会いたかった」まで続く同じ言葉の3連発攻撃。これはかなりヤバい。今風に言えば「エモい」か。

もちろん上には円弘志の「とんでとんでとんで・・・」攻撃ってのもあるのだが(この曲はさらに「まわってまわってまわって・・・」と続くからね)、この「うっせぇ!うっせぇ!うっせぇわ」はかなり耳に残ります。テツandトモの「何でだろう〜」と同じくらいのリフレインパワー。

 

そして曲のラストのリズムもいい。

プッチモニ。の「ちょこっとLOVE」のエンディングと同じように、このリズムパターンはかなり耳に残ります。

 

YouTubeでの再生回数がすごいと、マスコミ・メディアがこの楽曲を取り上げ始めてるのだが、その扱い方がちょっと嫌。

歌っているのはAdoって人なのだが、何なのかな?【18歳女子高生シンガー】って。

大手メディア・マスコミは紹介する際、わざわざ【18歳】とか【女子高生】とかつけて紹介してるのだが、今更【18歳】とか【女子高生】とかに何の価値があるというのだろうか?

「18歳が作った曲とは思えない出来だ」とか「18歳でこんな曲を作るなんてすごい」と言いたいのか?モーツァルトのように5歳で作曲したってのならちょっと驚きだが、18歳なら別に驚くことでもない。

石川さゆりが「津軽海峡・冬景色」を歌ってたのも18歳の時だし、宇多田ヒカルは15歳で1stアルバム「First Love」を700万枚売ってるよ。

「歌ってるのは女子高生だ」とかも別に驚くことでもない。

山口百恵は中学生の頃から歌ってたけど?

一昔のアイドルはほぼ女子高生だったし、今でもAKB48や櫻坂46とかにはJKいっぱい在籍してるぞ。新型コロナウイルスの特効薬のを高校の科学研究クラブに所属する生徒が作ったとかいうのなら世界的なニュースだがね。

 

別に「なんとかジェンダーだ」「何とか差別だ」とか騒ぎ立てる気はないが、ちょっと気になった。

素直にこの楽曲はいいorダメだでいいやん。

「体にいいから(食べなさい)」「健康のために(運動しなさい)」など、「何々のために」と押し付けられる価値観に、心の中で反抗するしかできないすべての人が、この楽曲を待ち望んでた(ような気がする)。

大きなお世話に心の中で叫ぶ。

「うっせぇわ」

 


老害のバトン 森の代わりに川淵

2021-02-11 20:43:41 | Talk is Cheap

森喜朗が辞任するそうだ。

「関係者の話によると」って報道は、普段なら信憑性は薄いが今回はたぶん本当だろう。

森さんの代わりはいないとか、功績がとか言ってた人もいたけどさ。舛添とか高須とかこぞって褒めてたのが気持ち悪い。

 

森善朗の代わりは川淵三郎がなるとのことだそうだ。

83歳の暴言老人の代わりに84歳の老人を持ってくるってどれだけ人材育っていないねん。本来女性登用についての失言で一気に炎上した今回の騒動。幕引きして再スタートするなら、女性の委員長ってのもアリだったのだが、橋本聖子も小池知事も野田聖子も貧乏クジ引きたくないからダチョウ倶楽部状態だったのかもしれない。どうぞどうぞってね。

 

もはや東京オリンピック・パラリンピックの2021年開催を諦めたからかもしれないが、なぜ川淵三郎。

「老害はあんまり好きじゃない言葉だ。まがりなりにもこの国を支え、作ってきた人たちに対してちょっと失礼だよね。」と依然書いたことがある(2020年の2月15日だからもう1年前だ。早いなぁ)が、その時にこの三人は老害と呼びたいと書いた。

老害三人衆 森善朗 川淵三郎 テドロス

森善朗、川淵三郎、テドロス・アダノムの三人。トリオ・ザ・ロウガイだ。

 

1年前の2月中旬といえば、新型コロナウイルスが全世界で猛威を擦り始めた頃。それでも平気で「(新型コロナウイルスの影響で)大会の中止や延期は検討されてないことをあらためてハッキリ申し上げたい」と言ったのが森。

ついちょっと前にも同じようなことを言ってたが、各国の選手が代表選考予選もできない状態だったり、移動もできないから練習試合も調整もできてない状態。無観客にも難色を示してたが、この人は本気で5ヶ月後に開催できると信じてたのか?

 

川淵三郎。

Jリーグ初代チェアマン、日本バスケ協会長を経て現在は東京五輪・パラ選手村村長。経歴や知名度としては森さんの代わりに大会組織委員長を引き受けるにふさわしい人とも言える。

しかしこの人は「いろんな情報を聞く限り、インフルエンザより強いウイルスじゃないと聞いてる」とコロナ流行当初に言っていた人だ。

さらに「ウイルスは湿気や暑さに弱い」「日本には『梅雨』というウイルスをやっつける最高の季節がある」などと、科学的や医学的な根拠全く無しに平気で語る、旧石器時代の頭の持ち主である。「日本の知識と経験があれば必ず克服できる」と公言したくらいだ、兎跳びは体を鍛えれると信じ、練習や試合中は水を飲むと体力が落ちるとまだ思ってるかもしれない。

 

2月21日のtwitterで「いろいろ考えたんだけど...感染を防ぐために人との接触を出来るだけ避ける。そのためにイベントの開催は中止する...という考え方はもっともだけど安易すぎない?」

とつぶやいたのに、4月10日のtwitterでは「

30年来の親しい友人がコロナウイルスで亡くなった。余りにも身近で同年代だけに悲しみよりも怒りのやり場がない」とつぶやいた。

 

周りが何と言おうが聞く耳持たないのは老人特有の頑固さと扁壺さだが、平気で前言を撤回できるのも老人特有の処世術だ。

最近では健康のために歩いてる、それが何万歩になった〜とかつぶやいてたみたいだが、どんだけ感染者が増えても、がら空き状態の選手村を医療施設や宿泊所として開放しなかった人。こんな人に五輪大会組織委員長のバトンを渡して大丈夫か?

 

テドロス・アダノムは世界保健機構(WHO)の事務局長。

最近はさすがに中国びいきの発言は少なくなったが、当初はひどかった。60か国がWHOを無視して中国からの訪問客制限措置をしたのだが、「WHOは移動制限を勧告していない」と反対してたくらいだ。

 

最近は落ち着いた(ように見える)テドロス・アダノムに変わって、トリオ・ザ・ロウガイに新加入したのが、二階俊博・自民党幹事長だ。

「謝罪したからこの話はもう終わり」と森擁護し、ボランティア辞退者が出てることについては「瞬間的」とまるで一時の感情で突発的に言ってるんだ。だから冷静になったら考え直すだろうと言わんばかり。さらに「どうしても辞めるってんなら新たに募集する」と、代わりはいくらでもいるんだぞと、日に油ではなくニトログリセリンを放り込むくらいの、空気全く読めない(読まない)老害である。

 

この二階氏、知っての通り中国大好き人間である。テドロス・アダノム以上かもしれない。

1998年の来日の際に、宮中晩餐会に人民服で出席し、天皇陛下に「日本軍国主義は中国および近隣アジア諸国の人民に大きな災難をもたらした」と言ってのけた江沢民の記念碑を和歌山県をはじめ日本数カ所に建立しようとした人間である。

2006年経産省大臣在任中は、中国の違法東シナのガス油田開発を擁護し、新型コロナウイルス発生地である中国からの訪問客制限措置を各国が取る中、日本が措置するのを最後まで反対してた。さらに6月〜7月中旬には早々と暖和させ、PCR検査も移動制限も免除という大盤振る舞い。

一応名目は「ビジネス上必要な人材などの出入国について例外的な枠を設置」だが、これによりなんちゃってビジネスマンが大量に日本にまたやってきた。中国からの訪日数は、なんと83万6千人。台湾64万7千人だから合わせるとかなりの数だ。(ちなみに韓国は43万3千人)

さらに11月ベトナムから、技能実習とか留学とかの名目でやってくる出稼ぎ(将来の不法滞在者)も快く引き受けてる黒幕も二階氏だ。

 

俺は新型コロナの第三波、緊急事態宣言まで出たのはこの入国暖和のせいだと思ってる。

それなのに今年1月5日の会見で、「(オリンピックを今年)開催しないということのお考えを聞いてみたいくらいだ」とまで平気で言う人間だ。

「スポーツ振興は国民の健康にもつながる。開催できるように努力するのは当然だ」と、昭和の「健全な肉体には健全な精神が宿る」ばりの時代錯誤なことを平気で言う人だ。

 

2月9日の会見では「我々は男女平等でずっと子供の頃から一貫して教育を受けてきた。女性だから、男性だからってありません」と言っていた。

嘘をつけ。

二階氏は現在81歳(誕生日が2月17日らしいからもう82歳)生まれたのは1937年、昭和12年だ。そんな頃の教育が男女平等のわけがない。どこの国だ?アメリカ生まれか?

当時の日本は男尊女卑が当たり前。「男子厨房に入らず」が美徳で、男子たるものという価値観、「女の腐ったようなやつ」と平気で罵ってたりする時代だ。

それを「我々は男女平等でずっと子供の頃から一貫して教育を受けてきた。」と言い切る二階。健忘症か認知症でないとしたら平気で嘘がつけるか記憶を書き換えることができるんだろう。

 

さぁ、長々と書いてしまったが、こんな老人が仕切ってる東京五輪2021。養老院かケアハウスにおられてもおかしくない高齢の委員長が、誰になろうが変わろうがもはや一緒のような気がする。

だって「やってほしい」とか「やろうよ」よりも「やれんの?」「やるの?」「それよりも」って声がこんだけ多いのだよ。ここらでいっちょ、潔く開催辞退とか断念宣言とかしませんか?

ね、川淵・新大会組織委員長。

 


妄想トレインでの秋吉久美子の老害ぶり

2021-02-08 20:59:10 | MUSIC/TV/MOVIE

妄想トレインという番組がある。

番組の正式タイトルは『友近・礼二の妄想トレイン』。鉄道好きで知られる中川家の礼二と友近が司会する鉄道番組だ。女子鉄アナの久野知美とともに、毎回ゲストを2人くらい呼んで、理想の鉄道旅を妄想で楽しむ番組だ。

 

東京近郊から北陸や東北、山陰、九州まで、時刻表を駆使し、列車を乗り継ぎ目的地まで旅する。ただしゲストを連れて一緒に旅をするのではなく、スタジオで妄想してるだけ。

乗車する列車の外観や内装・設備・サービス、走行風景、車窓など、鉄道好きにはたまらない映像盛りだくさん。列車は当然のごとく、路線の歴史や駅などの薀蓄もある。乗り換え駅でのグルメやちょっとした観光も紹介、見ごたえある風景など、鉄男や鉄子さんでなくても楽しめる「鉄道で旅行に行った気になれる」番組である。

 

ゲストのうちの一人は鉄道オタクだったりする。

石原良純や徳永ゆうき、飲み鉄の六角精児さん、俳優やタレント、歌手など、まぁ鉄道好きというのは世にいっぱいいるんだなぁと、毎回どの人も感心させられるほどの知識を持ってはる。

もう一人のゲストは、あまり鉄道には詳しくないが旅は好きとかおいしいものが好きって人が呼ばれてる。アイドルだったり俳優だったりね。だいたいゲストは男女1人ずつってパターンが多い。

 

今回のゲストは土屋礼央と秋吉久美子。

土屋礼央はアカペラグループRAG FAIRなどで活躍するミュージシャン。大の鉄道愛好家でタモリ倶楽部の鉄道企画シリーズなんかにも出たくらいだ。妄想トレインにも放送2回目にゲストで出演している。

秋吉久美子。元祖不思議アンニュイ女優だ。

若手アイドルや女優はニッコリ笑ってスマイルって70年代に、日産自動車(確かルーチェだったか)のCMでは微笑んでたおさげの子。

しかし、秋吉久美子は笑わない女だった。良く言えばクール、アンニュイ。悪く言えば何を考えてるかわからない、場を読めない、しらけさせる、ワガママ・・・。

だが、その冷めた表情や言動と裏腹に映画では平気でヌードにもなれる役者魂。『八甲田山』や『異人たちとの夏』など名演も多い。

 

その秋吉久美子を、この『妄想トレイン』で久々に見た。いや、他にも出てはるんだろうけど、俺は久々に見ただったのよ。

女でも老害の人っているんだな。

そう思わされた。

 

土屋礼央が鉄道旅の楽しみを語っている時、つい「渓谷や川が」と言ってしまったことに秋吉久美子がツッコミを入れた。それがボケに対してツッコムというよりは、呆れてる、バカにしてるような言い方だったのがすごく気になった。

ただの言葉かぶりじゃないか。「温かいお湯が欲しい」とかと一緒で、それほど気にすることじゃない。世間では、チゲ鍋とかフラダンスとか、かぶってる言葉だって氾濫してるんだからさ。

土屋礼央は多分、車窓から見える谷間の岩がゴロゴロある渓流いいよね、陸橋を越えながら眺める雄大な河川の景色もたまらないよねって感じで言いたかっただけなのにさ。

それを呆れたように、無知かのように、蔑むかのように。お前は言語教師か!って突っ込みたくなったよ。

 

そりゃ女優だから台詞一つの意味、言葉とかも大事にしてるんだろう。それはわかる。

だが、たかがと言っては悪いがバラエティ番組だ。NHKとかの教育番組でもないし、ましてや土屋礼央はミュージシャンだ。作詞で突っ込まれるならまだわかるが、妄想鉄道旅のバラエティで?って感じ。

 

そのあとの秋吉久美子はもっとダメだ。

やる気がないのか、あまり興味がないのか、それともこれが世間が求めてる秋吉久美子像ですよねと勘違いしてるのか、終始ダルそう。

今回は会津福島へお座敷展望列車(お座トロ)で鬼怒川経由で楽しむ旅なのだが、出だしの出発駅と時間を決める際から文句をつける。「品川から(新宿だったっけ?)ではダメなのか」。妄想なのにさ、朝が早いとか、もっと近場から出てないのかって。

この人はドラマや映画のロケとかに行くのでも多分こうなんだろう。マネージャーさんはかなり苦労してるだろうな。

 

礼二や友近が熱く、「この列車はここがすごいよね」とか「ここまで来たらここにも寄りましょう」なんて言ってるのに全然反応せず。いったい何しにこの番組に出てきたんだ。

ここへは何駅から歩いて何分、タクシーで数分ってのに即答で「じゃぁタクシーで」を始め、乗り鉄も撮り鉄も食べ鉄もがっかりのコメント満載だ。

唯一まともに喋ったのは会津名物の1本のねぎを使って蕎麦を食うところだけ。もちろん全然美味しそうではなかったけど。

 

番宣か何かのタイアップとかでねじ込んだのかわからないが、プロデューサーもなぜこの人をゲストに呼んだんだ?って感じ。事務所のゴリ押しか?何かの忖度か?

 

こういった番組の醍醐味は、普段は縁のない路線や列車の旅で「あぁ行ってみたいなぁ」とか「乗ってみたいなぁ」「それ食べてみたいなぁ」なんて見てる側が妄想できることだ。

だから視聴者が楽しめるようにゲストを含め語らなくてはいけない。それができなければ番組として成り立たないのだから。

しかし、秋吉久美子は絶望的にダメだ。行きたいと思うどころか会津福島には行くなよ、行っても大して面白くないぞとでも言いたいのかって穿ってしまうほどだ。

彼女は何か福島に恨みでもあるのか。

俺の両親は山口県生まれで、ことあるごとに会津は敵だなどと口にする時代錯誤な親だったが、秋吉久美子もそうなのか。蛤門で薩摩・会津に手痛い打撃を受けたのを未だにひきづってるのか?新撰組も嫌いか?

 

秋吉久美子以降、大原麗子、藤谷美和子、戸川純、小林麻美、石原真理子、広末涼子・・・アンニュイとかプッツン女優とか不思議ちゃんとか色々呼ばれる人が出てきたが、このSNS全盛の今、ちょっとした失言で一気に叩かれる。

俺は俳優のように演技を生業にしてるような人は、普段の私生活がだらしなかろうが変であろうが構わないと思ってる。いろんな役を演じ分けなきゃいけないんだからね。普段は抜け殻のようでもいいのよ。

普段SNSで「私はこんな生活してまーす」なんてやってる人は自殺行為だと思ってる。そんな私生活リア充が猟奇的な役を演じったってギャップしかないもの。普段は朝サプリメントとヨガしてるんだろ?って。

 

それなら普段の言動はなんか変、って言われるくらいでいいのかもしれないが、最近世間は冷たい。女優だからとかミュージシャンだからとか贔屓目に見てくれない。なんてったって芸人に対してもモラルや常識を求めるくらいだからな。

広末涼子が記者会見中突然泣き出したりしたくらいから、業界はこのぷっつん女優とかをどう扱っていいかわからないようになってきた。世間も面倒臭いなぁと持て余し始めた。

だから沢尻えりかが「別に」と言った途端に誹謗中傷責める責める。あれが高倉健や桃井かおり、樹木希林とかだったら多分誰も何も言わなかっただろうに。吉永小百合さんみたいにいつも模範解答みたいなこと求めてるのかな。

 

そう思うんなら、秋吉久美子がバラエティ番組でそぐわない発言や行動をしてても許してやれよ、って言われそうだが、誤解しないでほしい。俺は別に「許せん」とか「謝罪しろ」なんて思ってないよ。

ただ、あぁこういったアンニュイさを代表するような女優さんは、バラエティには全く向かないなぁ。

アンニュイや気だるさが売りでも、今は求められてないんだなと。時代に取り残されてしまったんだなと。もはやただの老害みたいになってしまうんだなぁと。

 

片桐はいり、江口のりこ、安藤サクラ・・・個性派女優と呼ばれる女優さんは現在も多数おられるけど、そのうち淘汰されていくのかなぁ。

女優は演技だけしてりゃいいんだなんて暴言を吐く気はさらさらないが、バラエティ番組などに無理に出る必要もないぞ。

少なくとも秋吉久美子。もうバラエティには出ないほうがいい。

 


どさくさ紛れに発表された石原さとみのコロナ感染

2021-02-04 20:22:04 | Talk is Cheap

前回森喜朗の自爆発言について書いた。

案の定マスコミ・メディアは一斉に森叩き。予想通りすぎてちょっと驚くが、まぁ待ってましたって感じか。

しつこく「オリンピックは何がなんでも開催するぞ〜」と言い張って譲らなかった森喜朗。世界的にまだ新型コロナの感染が全く落ち着く気配さえないのに、さらには日本の大都市に緊急事態宣言が出され延長が決まってる状況で、平気でまだやるって言う森喜朗にオフィシャルスポンサーに名をつらねるマスコミは困惑してただろう。

インフルエンザや風疹で学級閉鎖になってるクラスがいっぱいある学校で「それでも体育祭は絶対やるぞ〜」って一人気を吐いてる古参の理事って感じ。学生(国民)もPTA(世論)も「そこまで強引にやる必要あるの?」「なんで止めようと言わないの?」と言ってるのに聞く耳なんて持っちゃいない。周りの大人は「だって地元の有力者だし・・・睨まれたら怖いし・・・」ってな感じか。

 

さらに謝罪会見が渡部の不倫謝罪会見よりひどい。

渡部の時はマスコミの質問がしつこくねちっこく、まるでイジメのようにしか見えなかったが今回の森の謝罪は違う。

まったく誤っていない。

撤回しただけだもの。「言ったことが気に障った人がいたんなら撤回するよ」って言ってるだけだもの。事の重大さがまったくわかっていない。

セクハラしといて「コミュニケーションのつもりで体に触ったのが不快に感じたんなら撤回するよ」とか、パワハラしといて「叱咤激励のつもりで行った事が威圧と感じたんあら撤回するよ」って言ってるのと同じだ。

本人はまったく罪の意識がない。多分本人は真実を言っただけやんって感じで、まったく悪気なく言ったんだろう。

 

以前も書いたがこの悪気のないっていうのが一番タチが悪い。幼児のいたずらと一緒だからな。「なんでこんなことしたの!」と怒っても、本人は何が悪いことなのか、何をそんなに怒っているのさえわからない。悪意なんてコレッポチもないんだからな。

本人も言っていたが、もはや老害というしかないレベル。逆ギレしたり7年も頑張ってきたんだとかアピールしてないで、自ら勇退した方が晩節汚さないと思うけど。もう汚れまくってるか。

 

まぁ、これで一気に風向きが変わればいいのだけど、それを見越してかというか、このどさくさに紛れてというか、二つのニュースがこそっと発表された。

一つは石原さとみが新型コロナウイルスに感染してた発表。

一つはCOCOAが昨年9月から不具合だったことの発表。

 

石原さとみといえば東京五輪のユニフォーム着て各地を走る聖火ランナーを応援する役目をしてた人。

東京五輪が今年にできるかできないかをすっ飛ばし、聖火リレーは実行する気でいた大会組織委員会からしてみれば、石原さとみが新型コロナに感染したのは伏せておいてほしかったのだろうか、なんて懸念すのは俺だけか。

実際、2月3日にNEWSポストセブンが「石原さとみが新型コロナに感染したことを非公表としてる」と報道したから慌ててホリプロが2月4日に発表したって感じだもの。

一応「本人に症状がなかったし、むやみに芸能人が公表することは社会不安を煽ることになりえる」なんて言ってるがどうだか。それなら今後ホリプロタレントがコロナに感染しても公表するなよって。

 

 

聖火リレーは3月25日に福島県からスタートして、121日間で47都道府県を回る。

緊急事態宣言が出てたり外出制限が出てる地域はランナーによるリレーは取りやめ、聖火の到着を祝う特典にするみたいだ。

スタートの福島県は感染対策を第一に掲げ、待機場所や祝賀会場(なんでこんなのが用意されてるんだ?)の消毒、マスク着用の徹底、そして沿道での観覧自粛要請を念頭に県職員が密集警戒にあたる予定だそうだが、県職員の警戒なんて屁のツッパリにもならんだろう。

 

箱根駅伝で「コロナ対策のため沿道で応援すんな」って言っても 1万人以上のバカが集まったんだぞ。現地でもTV中継中でも、何度も「沿道で応援しないで」と言っていたが、守らんやつは守らん。自分くらいはいいだろうって思考回路人はどこにでもいる。

その余波を受けて大阪マラソンは仕方がなく長居スタジアム周回コース完全目隠しで行なった。(それでも隙間から覗こうとするバカが散見された)

こんな状態だから、おらが町の知り合いが聖火ランナーで走るとなりゃ沿道には、親戚友人知人ただの嬉しがりがスマホ片手にわんさか集まるだろう。有名人が走るとなりゃなおさらだ。

 

 

だから森喜朗の今回の失言の一つ、「有名人は田んぼ(の遠藤)を走ったらいいんじゃないか」は、密を避けるため、人が集まらないようにするためっていう例えで言ったのかもしれない。

でも『翔んで埼玉!」の「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせとけ」なら自虐ネタとして笑えるが、「タレントや有名人は田んぼのあぜ道でも走らせとけ」はダメだろう。

人を集める必要がないのなら有名人をわざわざ呼んで(選んで)走らす意味あるのか?

もし俺がその聖火ランナーで、トーチ持って誰もいない田んぼのあぜ道を走らされるのなら絶対ゴメンだ。秒で断る。

現に愛知県犬山市の聖火ランナーを務める予定だったロンドンブーツの淳は辞退すると言っている。(山口県下関出身だが城がらみで「犬山観光大使」)

メディアでは田村淳は、森さんの女性蔑視発言や「何が何でも五輪をやる」という発言に疑問を感じたから辞退したってことで辞退と報道されてるが、本音は「田んぼのあぜ道走れだと!フザケンナ!侮辱しやがって!誰が走ってやるか」だろう。

 

他の聖火ランナーに選ばれてる有名人が、今のところ誰も同調してないのが不思議。仕事に影響あるのかな?結構ヘタレだな。

一応参考までに羅列しておく。(2019年12月18日現在)

岩手:のん

東京:KAT-TUN・亀梨和也、志村けん、中川翔子、石川さゆり

神奈川:つるの剛士、ももクロ・佐々木/高城/玉井、出川哲朗、谷原章介、加山雄三、草笛光子

茨城:研ナオコ、白石美帆、渡辺徹

栃木:勝俣州和、U字工事の福田&益子

山梨:藤巻亮太、宮沢和史、

愛知県:松井玲奈、キャイ〜ン・天野ひろゆき、佐野勇斗

岐阜:竹下景子、伊藤英明、みやぞん

大阪:ハイヒール・リンゴ 、森脇健児、片岡愛之助

兵庫:笑福亭鶴瓶、陣内智則、さかなくん

広島:アンガールズ・田中

山口:西村知美

長崎:仲里依紗

大分:指原莉乃、石丸謙二郎、芹洋子

沖縄:具志堅用高、ガレッジセール・ゴリ、HY

 

森喜朗大会組織委員長が失言で、マスコミから集中砲火浴びてるどさくさに紛れて発表された石原さとみの新型コロナウイルス感染。

2月4日に慌ててホリプロが発表したのは、2月3日のNEWSポストセブンで「石原さとみが新型コロナに感染したことを非公表としてる」と報道されたから「いえいえ隠してたわけではないんですよ」と発表したんだろう。

一応大義名分としては「本人に症状がなかった」「むやみに芸能人が公表することは社会不安を煽ることになりえる」なんて言ってるが、どうだか。それなら今後ホリプロタレントがコロナに感染しても公表するなよ。

各地での聖火ランナーイベントに水を差すから非公表にしてただけだろう?

COCOA不具合の公表と同じく、タイミングになんか胡散臭さ感じる。

長くなったのでCOCOA不具合公表についてはまた後日書く。

 

 

まさか石原さとみが医療ドラマで薬剤師や法医演じてたことは、関係ないだろう・・・。


ついに自爆か森喜朗

2021-02-03 21:46:43 | Talk is Cheap

もう何度目だろうか、この人の暴言は。

普段政治家が失言しようがあまり気にしない。1部分だけを切り取って報道されてる場合が多いから。それで「差別だ」とか「侮辱だ」とか周りがキーキー騒いでるってパターンが結構多いから。

質疑応答やコメントの全文読んだら、うーん、ちょっと問題だけど本当はこういうこと言いたかったんだろうなとか、言いたいことはわからなくはないなってのも少なからずあるもん。

しかし、この森喜朗の今回の発言はダメだ。

 

2月2日の「(新型)コロナ(ウイルス)がどういう形であろうが必ずやる」「やるかやらないかではなく、どうやってやるのか、新しい五輪を考えよう」と自民党本部で開かれたスポーツ立国調査会の会合で述べた。

同日東京大会実施本部合同会議では3月25から始まる聖火リレーについて「有名人は田んぼ(の沿道)を走ったらいいんじゃないか」と述べた。

2月3日のJOC(日本オリンピック委員会)の臨時評議員会で「女性がたくさん入ってる理事会は時間がかかる」「誰かが手を挙げるとみんな発言したがる」と述べた。

 

この3つの発言、特に3つ目がダメだ。

完全に女性蔑視である。五輪憲章の「いかなる差別をも〜」をわざわざ引用するまでもなく、明らかにオリンピック組織委員会の会長として不適切な発言である。

 

「女性理事を選ぶのは文科省がうるさく言うんです」=文科省/スポーツ庁がうるさく言うから女性理事を登用してるのか?

「だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」=男性だと早いのか。地位や利権で忖度させたりゴリ押しや黙らせたりできるからなのか?

そしてかなり問題なのがここ

「ラグビー協会は今までの倍かかる。女性は今、5人か。女性というのは競争意識が強い。誰か一人が手を上げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される」

=男ならそうじゃないのか?誰かが言ってくれたら自分は言わなくていいやって男は思うのか?何基準?誰基準?

そして

「女性の数を増やしていく場合はこの発言の時間もある程度規制しておかないとなかなか終わらないので困る、と誰かが言ってた。」

なんか末尾は『遺留捜査』で上川隆也が甲本雅裕に分析を依頼するときに毎度言うセリフのようになってるが・・・。時間を短縮するために発言の時間制限や発言回数の制限する会議ってどうなのよ。

 

「私どもの組織委員会にも女性は7人くらいおられる。みんなわきまえておられて、みんな協議団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりですから、お話も的を射たご発信をされて非常に我々も役立ってる」

なんだこりゃ。五輪組織委員会にも7人ほど女性がいるが、元アスリートで国際大会や会議などの経験ある人ばかりだから、話も要点のみで無駄な話がない。だから会議もスムーズで早いってか?文化人とか、役所の女性はダメってことか。短絡思考で申し訳ないが俺にはそう取れる。

 

全文読んでも庇うところなし。

 

要約すると森は

「文科省が女性の登用ってうるさいからいろんな委員会に入れてるが、人選をしないと会議が長くなって困るんだよ。」

「元選手とかで国際大会や会議経験者は要点の的を射てるからいいけどさ。女性って競争意識が強いのか、誰か一人が手を上げて発言すると自分も言わなきゃと思うみたいだ。」

女性はみんな発言しようとするから女性の数を増やす場合は発言の時間もある程度規制しておかないと会議が長くなるよ。って誰かが言ってた」

 

誰が言ってたんかしらへんけど、森の本音やろ。

これで世間はさらに呆れ、マスコミやメディアなど報道も風向きが変わっていくだろう。

特に海外のメディアはこういう発言には目ざといし、批判的だからな。

 

バッハと森喜朗(橋本聖子も同調)がしつこく「オリンピックは何が何んでも開催するぞ〜」と言っても、世間は踊らされてへんし、海外では「本当にまだする気なのか?クレイジーだ」って報道だった。

でも日本は新聞社や報道各社は五輪スポンサー企業に名を連ねてるなかなか「いやいやもう無理でしょ」「世論はもう止めようって風向きですよ」とは言えなかった。

ちなみに朝日、読売、毎日、日本経済各新聞社がオフィシャルパートナーで、産経と北海道新聞社がオフィシャルスポンサー。

 

それがここにきて森が自爆してくれた。願ったり叶ったりだろう。

 

世界的にまだ新型コロナの感染が全く落ち着く気配さえない。日本の大都市では緊急事態宣言の延長が決まってる。

インフルエンザで学級閉鎖になってるクラスがいっぱいある学校で、古参の重鎮が「体育祭は絶対やるぞ〜」って言ってるようなもんだ。

各国で予選や試合ができてなかったり、いやそれ以前にアスリートたちが調整がロクにできないこんな状況で「まだやる」って息巻いてても、マスコミはまだ否定的には報道しなかった。できなかた。

 

それどころかバッハが「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証」、「世界中に希望と勇気を届ける」ためにするんだと言い出しても「あれ?東日本震災復興五輪のはずじゃぁ???いつコロナ復興に変わったの?」と報道したところは皆無だった。

挙句にはバッハが1月27日に「日本国民にどうか辛抱して待ってほしい」とまで言い出したのをそのまま報道してた。

こうなると「たかが世界規模運動会に戦時下のような我慢をさせようってか?」と反発の声もあちこちで聞こえた。でもマスコミ・メディアはそんな声は一切報道しなかった。相変わらず夜の街で時短や自粛を強いられてる飲食店を取材して「大変ですわ」って。

あぁ太平洋戦争の前や戦時中に、新聞やマスコミが大本営寄りの提灯記事書いて、国民を欺き煽ってたのはこういうことなんだなって。

マスコミは「どうやってやるんだ?やれるんだ?間に合うわけがない」どころか、「国民一丸となって開催に向けて我慢しましょう」って平気で報道してるんだもん。

「戦争反対」といえば非国民扱いされたように「もう東京オリンピック止めようよ」とかの声は絶対報道されない。これで普段「報道の自由がぁ〜」って言ってるから怖い。

 

東京オリンピック開催には「安心安全」が大前提だが、森は「安心安全の基準はあるかといえばない」とはぐらかしにさえなってない迷回答した男だ。さらに「事故があるとわかって電車や飛行機に乗る人はいない」と飛躍した持論を述べてた。

それでも「もう森は辞めてくれ」なんて町の声を報道するのはタブーだった。

 

でも本音は誰かが言いだすのを待ってるって状態。さながら我慢比べのチキンレース。

そこへ森の失言だ。チャンスだ、一気に世論を煽れ、得意技だろ。

 

いくら森が「アスリートのために開催するんだ」と今更言ったところで「嘘つけ、そんなこと1mmも思ってないやろ」って突っ込め。

出番だぞバラエティ報道番組のコメンテーター。

どこの誰かわからん人権弁護士とか男女均等雇用法に詳しいなんとかとかを引っ張り出して森叩きに勤しめ。

 

海外のマスコミに同調しろ。

乗り遅れるな。

 

どうでもいいがこの人のことを書くときいつも困る。というか面倒臭い。

森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長が正しい名称であるが、元総理なので森元総理と書きたい。その方が打つの楽だもん。

でも、森元総理って書くと森元って名前の総理大臣がいるかと勘違いされたり、「あのー、今は菅総理ですが変わったのでしょうか」などとわかってるくせにアホなコメント入れてくる人がいたりするからな。面倒臭い。

 

参考までに昨年2-3月の延期決定までの流れを添付しておきます

 


見たいのはコレじゃない 監察医朝顔2

2021-02-02 21:36:02 | MUSIC/TV/MOVIE

上野樹里が主演を務めるドラマ・監察医 朝顔。

2019年の7月クールの月9で前回放送され、大好評だったのかseason2が制作されることになった。2020年の夏秋2クール連続放送の予定だったが、新型コロナのせいで各ドラマが軒並み遅延や中止。その影響で2020年末クールから2021年1月クールに変更された。

今、そのseason2の12話目なんだが、どうも今回イマイチ入り込めない。なんか毎回コレジャナイ感が・・・。

あっこの先かなりネタバレになると思うから、まだ撮り溜めして見ていない人はこの先は読まないでね。

 

この監察医・朝顔は漫画原作で、ドラマ化にあたって一部変更されてるが、上野樹里演じる法医学者が事件や事故の被害者・遺体を検視し、隠れた真実を見つけ出すって内容は変わりない。

警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが東日本大震災(原作では阪神淡路大震災)で被災し行方不明になった妻(上野樹里の母)・石田ひかりの遺体を捜すために、所轄・野毛山署に移動願いを出した父・時任三郎。

所轄の刑事・風間俊介と上野樹里は結婚し同居、二人の間には娘・ツグミ(加藤柚凪)が生まれ、神奈川県警捜査一課に移動した。

刑事の父・時任三郎と夫・風間俊介は捜査によって、上野樹里は法医学・解剖によって、それぞれご遺体の隠された真実を見つけていくっていうのがこのドラマの大幹。特に上野樹里は震災直前まで一緒にいた母のことがトラウマとして残ってて、それが検視の際にご遺体の「生きた証」を見つけ出そうとする原動力となっている。

その仕事・現場での緊張感を、朝顔(上野樹里)の家で繰り広げられる何気ない日常が丁寧に描枯れることで緩和されてたのが、このドラマの魅力だ。

season1はそれがうまく描かれてた。

 

ところがseason2はなんかちょっとおかしい。

脚本家が変わったのか、演出家やプロデューサーが変わったのかわからないが、なんかずれてるぞ。随所で「このシーンいる?」とか「何が描きたいんだろう???」ってのが満載なのだ。

 

まず事件が起こってもその事件自体はあっけなく解決する。下手すりゃナレ死ならぬナレ逮捕だ。

肝心のご遺体の死因もなんかなぁってのばっかり。

第1話の歩道橋事故でパニックの最中痴漢してたとされたご遺体は突然死。第2話のご遺体は結局感電死の後の不幸な事故、第6話〜7話で風間俊介に誤射の嫌疑がかけられた事件も、死んでた遺体が歩いたんだって・・・。

あんまり捜査と法医学が結びついていない。

 

第1話で「恋人はあいつのせいで死んだ〜!殺されたんだ〜」と喚き回ってた若い男(ジャニーズJr.?名前知らん)は煩いだけで超下手くそでウンザリ。

第2話の双子の兄弟の弟が、死んだ優秀な兄になりすまし入れ替わってるということを、現場に何度も足を運んだり、昔二人が描いた絵によって見抜いたりするのだが、それは警察の仕事で監察医・上野樹里の仕事ではない。

 

season1で上野樹里の勤務先にアルバイトできてた田川君が、歯科医師(実家が歯科)になるため辞め、代わりにやってきた望月歩は、勝手に検視解剖されたご遺体の画像を自分のスマホで撮影し、それを友人にネットに上げられ大炎上。一旦は呆れるみんなだが、結局許す。ありえんやろ・・・。

このせいで法医学主任教授・山口智子は退職するのだが、資料を残す部屋を作るために教授室を改装して使いましょうとか提案してたのや、大谷亮平がチョロチョロとうろついてたのは全てこれの前振りだったのか?

 

season1の最初の方では高時給目当てで法医学などには興味なく、空気の読めないキャラだった志田未来もseason2では立派な即戦力。だが狂犬病の疑いのある患者に使ったメスで自分の指を傷つけてしまう。

これ、『コードブルー』で戸田恵梨香がすでにやってない?(あれはエボラ出血熱だったが)

『バイプレーヤーズ season3』の第1話で「芝居のためなら魂以外は平気で捨てる」と紹介された志田未来だけに感染に怯えた迫真の演技を見せたが、これは今のコロナ禍、逼迫してる医療現場を比喩して描いているのか?

「上野樹里が山口智子がいないのを補おうと働くことによって周りにしわ寄せがきてる」を描くことによって今のコロナ患者受け入れ医療施設の現状をメッセージしてるのか?

「過労から注意力散漫になり油断してしまう現場スタッフ」を描くことによって、医療現場の大変さを伝えたいのか?

感染症の怖さを描きたかったのか?

 

それなら板尾釧路のハムスターとか、中尾明慶の移動パン屋店員・矢作穂花への恋心とか、要るの?

後でこれもなんか事件と絡んでくるのかなぁ。

 

時任三郎は遺体探し専念のために刑事を辞め舅(上野樹里の祖父)の元へ行くのだが、その義父・柄本明は、入れ替わりのように入院してしまう。

第1seasonでは未だに娘・石田ひかりの遺体を探す時任三郎を疎ましく思ってたのだが徐々に理解、最終話で家族全員揃って訪ねて来た際に、上野樹里と娘をシンクロさせた幻を見て慟哭する演技は見事だった。

時任三郎は車のキーを忘れたり、道を間違えたり覚えられないから書き留めたり、認知症の症状が出てる。「俺の家の話」でも西田敏行が認知症になってるが、見てて辛いだけだぞ。

 

風間俊介は誤射を疑われ監察官に執拗に取り調べで責められ、事件解決後は発砲の後始末で刑事部長の田中要次に依願退職を迫られる(憎たらしい監察官がここでは味方になる)。

こんなこと描くから警官が舐められるんだ。どうせ撃てないんだろうってね。撃ったら始末書書いて出世コースから外れるぞってね。

しかも長野の交番勤務に異動になるという、もはやなんのこっちゃよくわからん展開。

神奈川県警から長野県警に移動なんてのはまずありえんと思うがそこはドラマだ大目に見よう。

旅館の跡を継ぐために退職した検視官・三宅弘城がseason2では山梨県系の検視官として復職し、さらに神奈川県警の検視官として戻ってきてるのだから。そのとばっちりでseason1で上野樹里らのやり方に不服だったが徐々に打ち解けてきた検視官・杉本哲太がいなくなった。

 

朝顔・上野樹里の家は時任三郎も風間俊介もいなくなり、娘・加藤柚凪と二人暮らし。

season1で描かれてた家族団欒の和気藹々シーンはもうない。

 

それを補うかのように登場させたのか?風間俊介の姉・ともさかりえ。

信用金庫に勤めてたのを辞めてから警察学校行って警官になって、署長推薦受けても3人に一人しかなれない刑事になり、退職した時任三郎に変わり野毛山署強行犯係に配属される。旦那と子供を茨城に残し単身赴任というドラマとはいえこれでもかってくらい強引すぎるほどゴリ押しな設定。

そのともさかりえは風間俊介の代わりにしょっちゅう上野樹里の家にやってくる。しかし、見たいのはそれじゃぁない。

捜査では全く役に立っていないし先走るしいらんこと言うともさかりえ。上野樹里宅に来たり風間俊介の引っ越し手伝ったり、なんかしょっちゅう休んでるし、一人早上がりしてるのか?ってくらいだ。これなら別に刑事って設定じゃなくて良くない?

 

野毛山署強行犯係係長の戸次重幸も謎。

なぜか上野樹里宅の食器や道具のありかを細かく知っている。おかしいなぁ、season2の最初の方で、まだ時任三郎も風間俊介もいる頃に風呂上がりの姿を見られて誤解された話からそんなに経ってないんだけどなぁ。「なんとかの皿は三番目の棚」とか「調味料はどこどこ」とか、いつそんなに詳しくなるくらいこの家に上がり込んだんだ?

しかも軽快に中華鍋を振るい「ミシュランがどうのとかの中華料理店で働いてた」とか裏設定までされてる。要るか?このシーン。

 

入院する前に柄本明が時任三郎を連れて行った定食屋(夜は居酒屋?)の女将・大竹しのぶは石田ひかりの同級生。テレフォンカードを大事そうに持っていて、つながらないのをわかっていなが店の緑の公衆電話で石田ひかりの携帯電話にかけてる。

 

しかしこの大竹しのぶ、なんか陰キャラで、時任三郎にコナをかけたり遠回しに口説いたりしてる。

父の認知症を疑う上野樹里からの「変わりはないですか?」って質問にも平気で「大丈夫よ」と嘘を言い、「もの忘れくらいあるわよ」と言い放つ。

車の鍵を忘れたり、柄本明が転院したのに前の病院に行ったり、明日の電車の時間を何度も聞いたり、流石に気づいた上野樹里に「わかってたでしょ、なんで嘘ついたんですか」と問い詰められても「都会で仕事して、子供もいて、おじいさんの介護しながら、父の面倒まであなた見れるの?」と言い放つ。

さらには「平さん(時任三郎)には私が付いているから」とマウント。もはや思い込みの激しいストーカー並み。怖いぞ。

 

season1でも産廃業者のせいで土砂崩れに巻き込まれた風間俊介は、season2でもトンネル崩壊事故に巻き込まれる。

長野県のトンネル崩壊事故なのだが、なぜか神奈川県警の検視官・三宅弘城が指揮をとり、さらに上野樹里の大学にも派遣要請が入り、以前も災害検視の経験がある志田未来や中尾明慶などとともに現地に入る上野樹里。

風間俊介の携帯を何度も鳴らすが連絡が取れない。どうも先日から幽霊が出るとか変な音がするという地域の声でトンネルに巡回しに行ったみたいだ。

間違いなく巻き込まれ、死亡フラグ立ちまくりの展開だったが、今回も無事。

だったが今度は留守番を頼んでいたともさかりえが目を離したすきに、ツグミ(加藤柚凪)がいなくなる。こちらもじいじ(柄本明)のとこへはどうやっていくの?」「新幹線に乗って行くんだよ」なんて会話とお絵描きが前振りされてたから、行こうとしたんだろうけど、なんかなぁ。

 

上野樹里が働きすぎで大変そうだからとか変に気を使ってる子供って。

今回season2の加藤柚凪はただのイヤイヤ期のガキにしか見えなくて、どうも苦手なんだが・・・。

 

結局トンネル崩壊事故では死人は0。これじゃぁ、風間俊介が事故に巻き込まれたのも、つぐみ(加藤柚凪)が行方不明になるための前振りでしかない。

見たいのは上野樹里のしかめっ面や辛い顔ではない。

見たいのは子供が気を使ってる姿ではない。

無理をして頑張ってる姿ではない。

 

ご遺体から法医学の力によって、真実の声を聞く姿。

捜査によって事件の解明や追及をする姿。

そして仕事の顔とは違う子供を交えたリラックスした家族との顔。

これが見たいんだけどなぁ。

 

監察医 朝顔 season2はどうやら違う方向のようだ。

来週からはもういいか。

 


ちょっと残念 ミヤコが京都にやってきた!

2021-02-01 21:34:08 | MUSIC/TV/MOVIE

京都を舞台にしたドラマ『ミヤコが京都にやってきた!』。

佐々木蔵之助演じる京都の町医者の元へ、離婚以来会ってなかった娘(藤野涼子)が12年ぶりに現れるって話。

 

佐々木蔵之介といえば京都の作り酒屋の息子。しかも洛中に唯一残る佐々木酒造の三代目、生粋の京都人である。その彼が京都の往診専門の町医者を演じてる。したがって京言葉は全く問題がない。

ただし、どんなに方言をうまく使おうともネットなどでは「あの言葉は地元人は使わない」とか「あのイントネーションは変」だとかいう奴がいる。自分が使わないからって基準なのか、それとも明らかに間違ってるのかは他の地区の人には全くわからないはずなのにね。所詮TVドラマなんだけどな。

 

でもドラマなんかではいくらクレームが入ろうとも、地元人はまず使わないであろう「いかにも」って感じの方言を使った方が、全国の視聴者にはキャラクターがわかりやすくていいかもしれない。

『MIU404』での菅田将暉や、『半沢直樹』での南野陽子の大阪弁がいい例だ。二人とも大阪出身なのに、いかにも「わてらなにわでっさかいなぁ」って感じの、「それは河内弁か泉州弁か摂津弁かどこでつこてる言葉やねん」ってイントネーションの明らかにおかしい「大げさいかにも大阪弁」を使っていた。

 

さて、そんな佐々木蔵之助はいいとして、友人役の市川猿之助はちょっといただけない。

4代目市川猿之助のスーパー歌舞伎に佐々木蔵之助が俳優として異例の出演したりしてるから、交流あっての出演なんだろうけどさ。俳優に歌舞伎の舞台が無理なように、テレビの世界に歌舞伎俳優は合わない。アクやオシが強すぎてさ。最近、尾上右近とかもドラマやバラエティに出てるけど、もう飽きたよ。

香川照之はどうやねんって言う人がいるかもしれないが、彼が9代目市川中車を襲名したのは、二代目猿扇が亡くなってからだしね。役者としてのキャリアを積んでからの話だ。(名を残すために彼の息子を歌舞伎の世界に引き入れるために襲名させられただけだし)

猿之助が友情出演かどうかはわからないが、歌舞伎俳優に京都舞台のドラマは絶望的に無理。京言葉以前に仕草や立ち振る舞いが東人すぎて。『半沢直樹』で「はんざ〜わ〜詫びろ〜」ってやるのとは違うからなぁ。まぁ松本幸四郎さんをはじめ、昔のTV時代劇には歌舞伎役者が主演してたのいっぱいあるんだけどさ。現代劇はちょっとね。

なぜ同じ京都人である西村和彦さんとか使わなかったのか不思議。

 

そして、12年ぶりに現れた娘・ミヤコを演じるのが藤野涼子。

この子がなぜ抜擢されたのかわからない。過去にどんなドラマや映画に出てたのか全く知らないに等しいが全然ダメ。

なんで突然現れたのかって謎を演出したいからか、それとも久々の対面だからどう振る舞えばいいのかわからない娘ってのを出したいのかわからんが、とにかく終始仏頂面。

これが清原果那のように演技がうまけりゃまだ仏頂面でも観れるのだが、嫌悪感しか生まないくらい下手。この子は演技経験ほとんどないのではないか?どこかの劇団に所属してる女優か?浜辺美波と同じくらいダメだ、ファンの人ごめんって感じ。

 

もう一昨年の話になってしまうのだが、2019年の年末に同じように京都を舞台にした単発ドラマが放送された。

『ちょこっと京都に住んでみた』というタイトルからわかるように、東京で暮らす木村文乃が京都の大叔父の家でしばらく生活するって話。

仕事(デザイナー)を辞め現在無職の木村文乃は「人生に失敗した」と悲観してる。そこへ母から「京都に住む大叔父さんが怪我したそうだから様子を見に行ってくれ」と言われ、渋々京都にやってきて大叔父の家でしばらく生活するって話だが、これはかなりいいドラマだった。

京都に住む大叔父役は近藤正臣。彼も生粋の京都人(山科)だから言葉や仕草・立ち振る舞いに全く違和感がない。

このドラマは誰かが殺されたりなんか大きな事件が起こったりはしない。東京の便利な暮らしに慣れた木村文乃は昔ながらのしきたりや風習が残る京都の暮らしに戸惑う。近藤正臣におばんざいやお菓子のお使いを頼まれても「スーパーに行けばいっぺんに済むのでは?」と最初は合理的に考えるが、町の人と会話し触れ合うたびに便利さが逆に無くしたものを見つけていくって話。

 

このドラマでは実存する京都の老舗がそのまま登場する。豆腐の「とようけ屋山本」を始め鰻、七味唐辛子、麩、サバ寿司、和菓子・・・最後は角打ちの酒屋まで登場する。

今回の『ミヤコが京都にやってきた!』も番宣で佐々木蔵之助が「地元出身の僕も知らない古い名所や進化を続ける新名所がいっぱい登場!」と言ってたのだが、ちょっと期待はずれ。鴨川デルタの飛び石や南禅寺の水路閣など、どのガイドブックにも載ってるもう飽きそうな観光名所ばっかり。

ミヤコが海外の友人に名所案内を送ってたりSNSで発信するためだって設定なのはわかるけどさ、サバ寿司の店やパン屋さんなんかも出てきたが、ちょっと京都観光案内しすぎじゃない?脚本が大阪出身〜京都大学卒の今井雅子さんとは思えないくらい京都が陳腐に描かれてるのは、大人の事情ってやつか?

 

『ちょこっと京都に住んでみた』のように、てっきりハートフルなドラマになるのかと思ったのだが、ただ単にロナンス詐欺に騙されてるとも気付かず、金をせびりに来た娘とそれに戸惑う父の話でしか今の所ない。

『ちょこっと京都に住んでみた』では、「美味しい和菓子屋教えて」と聞く木村文乃に近藤正臣はきっぱり断る。「いいもん、いいよネットで探すから」と言う木村文乃に近藤正臣は『やめとき、自分の好きなもんは自分で探さなあかん、スマホなんかに頼らんと自分の嗅覚だけで探したらええんや、あんたには自分の好きなもん探す自由があるんや』と諭す。

自分の嗅覚よりもネットの評価で店を選ぶ現代人。ぐるなびとか食べロゴがダメとは言わないが、所詮他人の評価でついてる星。ミシュランがどうしたこうしたってのと同じだ。自分の直感で店探し、行ってみて自分で感じてみて決めればいい。

女お一人様酒呑み漫画の『ワカコ酒』作者の名言に「店はググるな、暖簾をくぐれ」ってのがあるが、全くその通りだと思う。

 

おっといけない話がそれちまったが、この『ミヤコが京都にやってきた!』は、東京で居場所を無くした娘が12年ぶりに父のところにやってきて、京都の町でいろんな人や店に出会い自分を取り戻す話かと思ったが、どうやらそんな展開にはなりそうにもない。

現在第4話だが今の所、家捜しして婆さんの着物を勝手に質に入れたり、父の口座から勝手に金を引き出したり、飯の支度も洗濯もせず居候してる、仏頂面で愛想のない娘。ロマンス詐欺に騙されてるのを匂わせてる脚本も嫌だが、全くその通りだったというなんのひねりもない展開はもっと嫌。

 

それでも結構いいシーンはあったりする。

「彼に会うなら着物はどないや、確か婆さんのがあったなぁ、どこにしもたっけ」という佐々木蔵之助に「あれ質屋に売った」「もっと金になるかと思ったけど1万円にしかならんかった」と正直(?)に打ち明ける娘。

普通なら「なんてことしてくれんねん」とか「盗人か」と怒るところだが、佐々木蔵之助は「1万円にもなったんかぁ、そりゃよかった」。

そのカネも相手の外人に送ったんか?と聞く蔵之助に「自分のもの買うのに使った」と答える娘。「そりゃ婆ちゃん喜ぶなぁ」という蔵之助。

本音と建前、遠回しな言い回しが常の京都人を見事にここで演出してる。

昨年11月の放送された『作家刑事 毒島真理』での佐々木蔵之助と真逆。元警視庁捜査一課の敏腕刑事で現在は人気ミステリー作家役を演じた佐々木蔵之助は、中山七里の原作を忠実、いやそれ以上に演じていて、辛口・毒舌・無神経・人の神経を逆なでする言動のオンパレードだった。

 

「京都で先の戦争って言うたら応仁の乱のことですわ」とか「ぶぶ漬けでもどないですか」などはすでにネタ化されて、大阪での「もうかりまっか〜ぼちぼちでんなぁ」と同じく普段に使われることは皆無だが、京都の言い回しってやつは現在も存在する。

秘密のケンミンショーでたびたび取り上げられるが、あれは相手を気遣って遠回しに言ってるんだと。角が立たないようにしてるからだと。

俺は以前あるお店で「いい時計してはりまんなぁ」と褒められた。その途端同席してた友人(洛中生まれ)が「ほな、そろそろ行こか」って言い、おいとますることになった。店を出てからあれは嫌味なんやと、「ええ時計してるのにそれは飾りですか(動いてますか=時間わかってはりますか=はよ帰りよし」ってことやと。うーん難しい。でも、遠回しに言われたら角はたたんわね。

 

今のマスク注意されたくらいでキレたり、居座ったり、ごねたりする人には京都人が諭したらいいかもしれへんね。

「男前が台無しになるからマスクはされへんのですな」とか「マスクしてへんってことは喋りはらへんってことやねんなぁ、美声が聞けず残念ですわ」とかね。

あかん、生粋の京都人やないから思いつかへん。

でも、いい歳して航空機をはじめ公衆の面前で今時マスクを拒否してゴネるような奴には、どんなに粋に言おうともわからへんやろうね。無粋やから周りに迷惑かけようが不快にさせようが平気なんやから。

 

ミヤコが京都にやってきた!

ちょっと残念でもったいないドラマである。