バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

空き缶はゴミ箱へ…

2017年02月26日 21時27分27秒 | バス運転士
今日は日曜日なので営業所の食堂はお休み… そこでコンビニ弁当を食べながら、ある運転士さんから聞いた話… ある晩、我々の担当路線最南端から営業所前ターミナルまでの路線を走っていた時に、「パキッ」と缶飲料を開封する音が聞こえたらしい。

車内ミラーで確認したところ、その音の発信源は“一番後ろの席に座っている男”で… 運転士さんは「あいつかぁ~ いつも一番後ろの席に空き缶を捨てて行く奴はぁ~!」と思ったそうだ。そして、終点・営業所前ターミナルで確認したところ、案の定“白いカフェオレの空き缶”が…

運転士さんは「自分で出したゴミは自分で捨てて下さいよぉ~」と優しく注意した後、バスを待機場所に止めてから営業所内のトイレへ行ったらしいのだが… 出てきてビックリ! なんと、カフェオレ男が事務所にいて、「空き缶を捨てて行くなと怒鳴られた」と、上司に苦情を言っているところだったそうだ。

事実と違うことを言われた運転士さんは、つい「おまえなぁ~! いつも空き缶を捨てていってぇ~」と怒ってしまい… カフェオレ男は「おまえとは何だ! 謝れ! それに、俺は捨てたんじゃない。たまたま忘れただけだ!」と、ああ言えばこう言う人間の典型的な攻撃パターンにハマってしまったそうだ。

結局、上司から「おまえの言っていることは正しい。だけど、ここ(半弊社=委託元の監視下)では通用しないんだよ」となだめられた運転士さんは、“「おまえ」と言ったことについて”謝ったとか… ちなみに、その直後の運転士さんの行き先が某駅で、カフェオレ男も某駅行きに乗り継ぐと知った上司は、「そりゃマズイな」と言って運転を代わってくれたらしい。

終点・営業所前ターミナルの降車停の“目の前”に、缶飲料の自動販売機&ゴミ箱があるんだから… まぁ、今回はホントに“たまたま忘れただけ”かも… ん? 待てよ。運転士さんの話では、カフェオレ男は「こんなことは初めてだ!」と言っていたとか… それはつまり… 「いつも空き缶を置いたまま降りているのに、自分で捨てろと言われたことは初めてだ!」ということなのか!? よし、今後は私も注意して… 楽しみが一つ増えたなぁ~ ハハハ…