朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

瀬田の唐橋

2009-10-16 | 京都の文化(秋)
石山寺の月見亭から、瀬田川と琵琶湖が見えました。

 この川には、「唐橋」が架かっています。
 現代では、その上流下流に隣接して、国道橋、新幹線、東海道線、名神高速、京滋バイパスなどが走っているので、情緒はありません。

 JR石山駅から京阪電車で石山寺駅まで来る途中に「瀬田の唐橋」駅がありました。



「瀬田の唐橋」は近江八景の一つで、歌川広重の「瀬田夕照」はこの橋の風景を描いたものです。

近世までは、東国から京都を防衛するための重要地点でした。
瀬田川と琵琶湖をめぐる攻防の歴史には興味深いエピソードも多々あります。


石山寺の境内、無憂園で見かけたピラカンサの赤黄色い実が、先の台風で散り敷いた様子です。
 


お寺から、京阪電車駅まで歩いていると、瀬田川の上空にきれいな半円の虹が現れました。
 なにか、良いことが起こりそうな気持ちになりました。




~~~
追伸:
瀬田川沿いの道端に咲いていた酔芙蓉。




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