朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

貴船の蛍

2008-07-06 | 京都の文化(夏)
あまりの暑さ、「そうだ 貴船の川床に行こう」
 (33.1度、7月6日15時)
 で、夕刻から叡電に乗って貴船口駅に。日曜日にもかかわらず、午後4時30分で京都バスの連絡は終わり。
 で、約2kmの緩いのぼり道を歩きました。狭い道(それはそれでよいが)車道と歩道の区別がなく、大いに不満でした。スイスのツェルマットのように、公共の電気自動車のみ許可して、自家用車は禁止としませんか。少なくともハイシーズンは。
 神社に参拝。七夕の笹と神殿ライトアップを鑑賞。川床での美味しい料理堪能。...
 で、帰りも、歩きました。
 すると、貴船川の暗闇に...ほたる。
 とても美しい。川に沿って、すーと現れたり消えたり、多いときは数匹がクルクルと舞っていました。
 「物思へば沢の蛍も我身より あくがれ出ずる魂かとぞみる」
 和泉式部(平安時代)は夫の心変わりに悩んで貴船神社に詣でた時、途中の蛍岩のあたりで飛び交うほたるを見て彼女の切ない思いをこの歌に託したそうです。

  
コメント
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